バイアスと真面目さで会話を止めてしまった話
今日届いたヒーターの緩衝材で遊んでいる我が子を横目に、せどりとは全く関係ないnoteを書こうとしています。
新たな人間関係ができると、相手との会話は様子を見ながら恐る恐る進んでいくと思います。
最近でこそ、自分が相手にどう見えてるかなんて気にしなくなりましたが、若い頃はそうでもなかったです。
就職したての頃、ひとつ上の女性の先輩とお話する機会がありました。
「彼氏いるの?」
「あ、はい(^^)」
「へぇ、長いの?」
「………あ〜…長いですよ、一年くらい。」
「全然長くないやん!」
「……………!!😳」
こんな会話です。
この会話が忘れられません。
なんてことのないこの会話が私には衝撃でした。
何故かって?
自分のなかのバイアスに気づいた出来事だったからです。
この会話の何が衝撃だったか。
あとから考えてみると、
このとき、自分の中にはバイアス・相手に対する思い込みがあったようなのです。
(まだ付き合いが浅く、どんな人なのかわかってない状態。)
・見た目がギャルっぽい。
・ハツラツとしゃべる人。
・男性遍歴がありそう。
こんな風に感じていたんでしょう。
そこからこの会話の最中にこんなことを考えていました。
この短い会話の中でものすごい思考してたことを覚えています。
今思えば、変などうでもいい思考をしているなと思いますが、皆さん、会話する時っていろんなことが頭を駆け巡りますよね?そうでもない?
バイアスがかかってしまっているので、途中、ものすごい思い込みで話してますね。勝手に
・ギャルっぽい
・男性遍歴が多そう
という思い込みで「付き合いが長いか」という質問に対して「長い・短い」を決めようとしてしまっています。
こういったときはこちらで決めずに、相手に判断させる会話ができるのが良いですね。
単純にこれでいいですよね。
会話の流れが正しいかで言えば、「長いか」と聞かれているのだから「長い・短い」で答えるのが正しいのですが、そこはあえて答えず、相手に判断してもらう。
これがよい会話でしょう。
とっさの場では良い答え方がすぐに思いつかないもの。
過去の自分はある意味で”真面目すぎる”と思います。
どんな人かわからないから会話をするんだし、思い込みは持たず、フラットに会話できるように心がけないとなと感じた出来事でした。
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