②過去は変わる！？…。

再びセラピーの先生の元を訪ねた時　私はアロマを学ぶというよりも
自宅を離れてペンションで休みたい・・という気持ちの比重のほうが圧倒的に多く占めていて　アロマはちょっとしたオプションで含まれているという感覚でいました。（このような動機で参加していたので　ご一緒いただいた方や先生には本当にご迷惑をおかけしていたことと思います。）

そして不思議なことに　初回のレッスンに伺う前日に　
介護職の前にアルバイトをしていた喫茶店の
Yさんからの手紙が届いていました。

Yさんとは当時　シフトで重なることは少ないながらも　年齢的に近かったせいか　好意にしてくださり自宅に遊びに行かせていただくなど　
バイトを辞める際に住所の交換をしていたのでした。　

そのｙさんからの手紙は　在職中には聞かされていない
どこか思いつめているような心の内を綴られていました。
そして　その手紙の中で　過去は消せないから・・という
一文を目にしたとき　私自身も　過去の出来事を封印していたこともあり　過去は変えられない　そうだよね・・と　
過去の出来事に対する諦めのようなどうすることもできない　どんよりとしたエネルギーをまとうような感覚で
その言葉を何度も心に浮かべながら　初回のレッスンに向かいました。

最初に記したように　アロマを学びに行くというより
ペンションに体を休めにいく
という感覚でいたので　　送迎は普通に当たり前のように思っていました。(今　思い返しても、まだ、あのようなアロマを学ぶタイミングではなかったのでしょう・・・）

当然ながらエネルギーというものに敏感でいらした先生も　駅まで迎えに来ていただき　顔を見るなり
うわ～というようななんともいえないお顔をされていらしたことを覚えています。

このような状態から　始まったレッスン初回
もうおひとりの方は　先生とお知り合いだったのか
フランクにおしゃべりされていて　なんとなく疎外感を感じつつ
こんなにちゃんとした内容のことをするのか・・と戸惑い半分といった感じでした。

簡単な自己紹介から始まり　私の番になる前に
目の前に座られていた先生より　唐突にも　
直前まで頭の中をめぐっていた言葉

過去は変わらない・・という思いとは真逆に

過去は変わりますから

という言葉を真っ直ぐな視線と共に投げかけられました。

昨日届いたYさんからの手紙を読まれたのか・・・。
はたまた　読心術でも使えるのか⁉　と　椅子から転げ落ちそうになるくらいな衝撃を受けました。

あれから20年以上の歳月が経ち…
過去は本当に変わる・・と実感できるようになりました。

正確には　過去の出来事へのまなざしが肯定的に変化していくことを実感できるようになりました。

過去のすべての出来事を受けとめ　受け入れられるようになることで　(これはどんな自分も認めて受け入れてこれたこと・・　自己愛を深めていくことでもありました)
気持ちの変化を体感していきました。

地道な作業ですが　マイナスな感情を一つ一つ認め受け入れ
私は言葉と　好きな香りを嗅いでそのマイナスな思いを転換していきました。
恥ずかしながら　私は　とても大変な状況になり
このことを実践できるようになりました。

人は一日に６万から１０万もの想念を抱いているそうです
その想念（エネルギー　感情）を年齢で掛けていくと　卒倒しそうなほどの感情を潜在意識へと溜めてきています。

小林正観さんや斉藤一人さんなど著名な方々も１０００回　２万５０００回とありがとうと唱えていくと
奇跡や良いことが起きると伝えてくださっています。
潜在意識に溜まった負の感情を　波動の高い言葉　ありがとう　という言葉でリセットしていくことで　（コップに入った泥水を　きれいな水で注ぎ続けていくことでいつのまにか
綺麗な水に満たされていくことと同じように）
目の前に現れてくる現実にも変化は現れていきました。


２５年前に話を戻しますと　
当時は　過去の出来事や　霊的な現象について理解も及ばず　完全に記憶から削除させていました。

初回のレッスンでは　　
途中で体調も崩しあまりにもエネルギー的にギャップのありすぎた私は数か月の準備期間をいただいてまた再度　アロマの門をたたくことに
なりました。