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虹の記憶② 父からのメッセージ

辿り着いた街の、ほぼ中心地にある 神社を訪れた時のことです
境内に足を踏み入れると とても崇高なエネルギーを感じました。

穏やかであたたかい波動で 初めて感じた感覚でした。
ふわふわと浮足立つような感覚もしながら どこからこのようなエネルギーがきているのか・・
 前知識もなく訪れたので 由緒など読みながら境内を歩いていると
その神社に祀られている御祭神である
戦国大名とその正室でいらしたお二人の想いを
このようなエネルギーとして感じていたのだとわかりました。

互いを思いやり信頼し敬意を持ちながら 同時に、そのお二人の合わされた思いの先には 常に人々の安寧を祈り続けているような とても崇高であたたかい大きな拡がりあるものが 絶えることなく流れているように感じました。

すごい・・・・と心の中でつぶやきながら歩いていると
たくさんの絵馬が掛けられている所で足が止まり その中の一つの絵馬に
書かれていた言葉が目に飛び込んできました。
*(写真は素材サイトからお借りしたもので ここに記載している神社境内のものとは関係ありません)

アイスやさんになれますように

と 子供のようなたどたどしい筆跡で書かれていたのですが 
見た瞬間 脳内で 

愛す屋さんになれますように(???)
と変換されました。

とても不思議なのですが 前回この部分を書きながら これは
父からのメッセージであったことを知るのでした。

というのも、北陸への旅行に行く数年前に 既に父は他界しているのですが
父が亡くなり ちょうど四十九日目になるころ とても印象的な夢を見ていいたのです。

ガラスのような透明な壁に遮られた先に父がいて
涙を堪えるような眼差しで 私を見つめていました。
想念のような・・テレパシーで

アイサレルヨリ アイスルヒトニナレ

と伝えてきたのでした。
私がその言葉を受け取ると理解すると、次の瞬間 ものすごい勢いで
上昇して行き 星の瞬く宇宙空間のようなところで
目覚めました。

朝方見た夢で 父が目の前にいたかのように感じ泣きながら目覚めたのでした。

そのころ 私本人は まだあることに気づいておらず
夫や義母 義妹夫婦との関係でとても大変になっていた時でした。

愛されるより 愛する人になれ と伝えてきた父の言葉と
アイス屋さんになれますように という絵馬に書かれたメッセージ
これは背後で動く、父からのはからいで見せられた と理解したのでした。

先ずは自分を愛すること
自分を大切にしなさい・・
と父から言われていたように感じ

だめな私でもいいんだ・・・というような
初めて 私はありのままの私に そのままでいいよ
と認めてあげられたように感じられました。


これまでの私自身を振り返ると 生き癖になっていた
自分のことは後回しにし(自分と向き合うことを避け続けていた)
無意識に他人を優先するような行動をしていたこと

自分には価値がない ダメな人間だといった劣等感を抱えている人が
他者を救うことで自らの劣等感を補おうとする心理
メサイアコンプレックスそのものであったと感じました。

とても根の深い魂の傷となっていたものに
光をあてて認め赦す・・という長い癒しの過程で
なにかわからないのですが ようやくひとつそれを終えたような
気持になりました。

携帯に収められていた写真を確認すると
私の記憶違いで 実家に戻るきっかけとなる、大変な出来事の起こる
一年ほど前に、夫と、この北陸へ旅行していたので

 父からのこのメッセージは かなり前から 
 あの大変な出来事を 避けさせるように 向こうの世界で働きかけ
ずっと見守り続けていてくれたことを知りました。

更に この北陸への旅行の前後だったのか・・父が夢の中で伝えてきた
映像があります。

誰かの棺の前で手を合わせ祈りを捧げている父の夢でした。
目覚めると ベットの上に 若返っている父がいて 
”じゃあ 俺は行くからな”と私に告げて 消えたのでした。









 






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