見出し画像

男女の友情なんてないわけで・・・。

コマツ40歳。
かれこれ20年以上も前の話になるけれど、仲の良い男友達がいた。
よく二人で、買い物に行ったり、ご飯に行ったり・・・。
男女の友情という名のもとに、よく遊んでいた。
彼は、彼女がいることもあったし、私も、彼が男としてどうだとか
考えたこともなかった。彼は、サッカー部のモテ男だったし、私は、ソフト部のモテない女だったので、心底、それはないと鼻から諦めていた。

付き合っていると噂されることもなかった。笑
(この時点で私がどんな女子高生だったかお分かりだろう。)

高校を卒業しても、友情は続き、ある日、二人で私の車で買い物に行くことになった。家の前まで迎えに行き、車に乗り込んだ彼が「はい、これ。」と
紙コップに入った、温かい珈琲を手渡してくれた。
家でドリップしてきたのだと。こういう優しさすっすき・・・。
その時、キュン!と胸の高鳴りを感じたが、これは友情であるという心のストッパーをどうしても外すことが出来なかった。

それから、お互い結婚するまで、ほんとに仲が良かった。さすがに、嫁だ!子供だ!となってからは、連絡も自然ととらなくなった。

そして、先日、ふとそんな当時のことを思い出して、友人に尋ねてみたのだ。
彼は元気にしているのか・・・と。

答えはこうだった。

最近、毛生え薬を飲んで、髪の毛はフサフサになったけれど、あっちの方はサッパリらしいよ。

お姉ちゃんと遊ぶ気持ちにもならないってさ!とのこと。


そんな近況報告あるかい・・・。

まっ・・・元気そうで良かった。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?