はじめに 正規表現とは? 正規表現とは、文字列の一部分を取り出したり(抽出)、入れたり(置換)できる表現方法です。また、文字列が条件を満たしている(制約)かを調べることができます。 例:個人情報の登録に大文字の英数字や記号も含めないと登録できない場合、入力されたpasswordに大文字の英数字や記号が含まれているか判断しているもの。 目的 正規表現の目的としては、上記の例でも挙げたように決められた条件に従ってシンプルに文字を表現できるようにし、効率的に処理できるよう
initializeとnewメソッドについて理解が不十分だったところがあったので、その内容について記載します。 initiazeメソッドとは? initializeメソッドとは、インスタンスを生成するときに必ず実行したい処理をメソッドを呼び出すことなく実行することができるメソッドです。→初期化している 文章だけ読んでもよくわかりにくいので、以下に例を挙げて説明します。 この例は、ある本の著者とタイトルを表示させるようにしています。 1.Bookクラスの定義 初め
require関数の役割 ・外部ファイルの読み込み ・自分のコードの読み込み やり方 基本的に、外部のファイルを読み込む際は require "ライブラリ名" で大丈夫です。 また、自分で書いたコードを読み込む際は、親となるファイルに子ファイルの名前をrequire関数で呼び出します。 require "./子ファイル" このように記載します。※拡張子は書かなくていいです。 例: applicationファイル ・application.rb(こ
例外処理とは 例外とは、ある処理を実行したときに、望んでいた結果にならず、エラーが発生してしまうことです。エラーが起きると、その後の処理は中止してしまうため、実行されなくなります。 そのため、例外処理をコードに書くことによって、予め起こりそうなエラーを処理し、スムーズに処理されるようにします。 オブジェクト指向とは - オブジェクト指向は、プログラミングのパラダイムの一つであり、コードの再利用性や保守性を高める手法です。 - クラスとオブジェクトの概念を導入し、デ
今回は、Rubyでの既存クラスの引継ぎについて説明していきます。 1.クラスの継承とは Rubyではデータの元になる設計図(クラス)を作り、その設計図から実物(インスタンス)を作る必要があります。 この時、クラスには既存のクラスの情報を元に新しいクラスを作ることができます。 → これをクラスの継承といいます。 これだけではわかりにくいと思うので、例を挙げて詳しく説明していきます。 例えば、 2.継承の書き方 初めに、今置かれているクラスを継承して新しいク
今回は、Ruby の条件分岐の方法について学んで行きます。 基本的に知られている条件分岐の方法として、if文がありますが、それ以外の方法について説明します。 1. Rubyの条件分岐の種類 主に、if文とcase文があります。 今回は、case文について説明します。 2. 条件分岐の基本構文と違い どちらも基本的な使い方は変わりませんが、case文は並列する条件が多数(3以上)ある場合は、if文よりもコードとして読みやすくなります。 基本的な構文は以下の通りです