五人衆月影31

封[過去に僕らは正義として善人悪人忍びである以上殺し続けるしかなかった
命令が起きれば関係なく殺し互いに敵同時争いを続けてきた五人組でした。秀としている面　月影
玄としている面　亀
香も事情があって抜け忍になりました。
そして僕は力が強大すぎることに恐怖を感じてしまい抜け忍になりました。
ただひとりを除いては。]
月影[俺が話す
おまえの親を殺したのは五人衆夢生だ]
瓦版[えっだって五人衆は民ために暗躍して助けようとしたんでしょ。
なんでなんで]
動揺が隠せない
月影[あいつは諜報部員で俺らの秘技が怖く嘘っぱちやろうの武器を使うから秘技をもらえなかった
ゆえに俺たちが抜け､戦国忍びとしていた俺たちは五人衆と崇められたが
殺すことより助けようと人間像ができちまった]
香[だから私たちは今までの反省のために悪人を倒すのでなくできるだけ善人に変えてきたの
悪人だって昔を考えると正義として善人もいる]
瓦版[頭がごちゃごちゃして]
夢生の業が記憶からよみがえってくる
封[僕は正義のために殺しているんだ
あなたの家族は刀鍛冶をしていて黒時刀を探していたんだと思います。]
瓦版[何ですかそれ]
月影[怨霊を司る剣恨みが
増大する剣ってとこだな
それを俺たちが隠し続けてきた
刀鍛冶は皆しんだ]
瓦版[あ～あ何ですか殺して下さいよ。
とっと殺してやれるんでしょ
なんでよ。どうしてよ。]
月影[俺たちに当たれ憎しみを
こんな血で何人も殺した俺たちが善人だと思うか？]
瓦版[それは。]
一夜すぎる中
夢生[ふふんあいつらだ]