外食のこだわり

 軽度知的の長女が24歳になりました。お祝いにふたりでランチを食べることに。娘は悩みに悩んで、回転寿司を選びました。「誕生日だから、回らないお寿司でもいいよ」と言ってみたのですが「たくさん食べたいから、いつものお店でいい」と。

 娘が小さい頃からたまに行っていた地元チェーンの回転寿司。食べるものも決まっていて、ぶれません。

 決まった海鮮の他に、納豆巻きやいなり寿司を必ず頼みます。小さい頃は、納豆巻きやいなり寿司でお腹がいっぱいになってしまって、他のものが食べれなくなるので、シェアしていました。

 中学生ぐらいから納豆巻きやいなり寿司を入れて10皿以上平らげるようになったので、親の懐具合で言うと逆にこれで良かったと思ってます。

 サーモンのクリームチーズ軍艦という変わり種を見つけたので「食べてみる?」と聞いたら「食べてみる」というので、1皿頼んでみたら、想像以上に美味しく娘も気に入っていました。

 ファーストフードやチェーン店は頼むものがメインからサイドメニューまで、毎回必ず同じです。私は期間限定とか数量限定という言葉に弱く、つい注文してしまって「やっぱり定番の方がおいしかったな」と後悔することもしばしば。なので、確実においしいものを選ぶ娘が正解なのかもと思います。

 外食ではぶれない娘ですが、家のご飯は変わったものを作っても食べてくれるので助かります。私は毎日ご飯を作っていると、作るのに飽きてくるので、変わったレシピを見つけると作って気分転換するんです。

 気に入ると「また作って」と必ず言ってくるのが、かわいらしいです。

 寿司の話に戻りますが、今回久しぶりに回転寿司に行ったら、寿司自体が小さくなっていて衝撃を受けました。値段は高めだけど、ネタが大きくて美味しいと地元では評判だったのに。

 ふたりで20皿食べて、6270円。昔は家族4人でたらふく食べて10000円でした。物価高を痛感した外食でしたが、娘が喜んでいたのでよしとします。

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