アトピーで顔がボロボロだった時の通勤・勤務

SNSなんでも2日で飽きる病が発生しちゃったけど今回は続けるんだ・・。
さて、重症アトピーと線維筋痛症(※当時は診断名なかったので、らしき病気)の時に、
どうやってフルタイムで働いていたかちょっと書いておこうと思います。
ただの苦労話と愚痴なのであんまり面白くないと思います。

まず、顔がてか皮膚がボロボロな件:
女子なので、いや、まあなんであれ人間なので、顔の皮膚がボロボロだとちょっと悲しいですよね。
マジで、代謝がいいのか、厚く薬やら基礎化粧品やら一般的メイクしても服ほどは埃とか花粉をガードできないせいなのか、
顔は特に落屑の生成が盛んでして、ひび割れてるしもうボロボロでした。

まあ個人的には外見については、(外見なんて慣れだ。見た目の部分については、一緒に働く人はたぶん数日で見慣れてくれるだろう)という自信もありました。
なぜなら自分が、そのような症状の人がクラスメイトや職場にいた場合、最初は色々えげつない事を思っても実際に気になるのはせいぜい最初の数日〜一週間くらいだったからです。
人間には(なんでも慣れるとどっちかっていうと好意的に捉えるようになる)という偉大な善なる性質がある、という確信が経験上ありました。
心理学の人達もそのような事を言ってて「熟知性の原則」とかいうらしいです。いいっすね、「原則」って。性善説的なポジティブな響きだなあ…。悪い物でも慣れちゃいそうだけど。
まあ、容姿が目立つレベルで美しくない人間にとっては生きる上でマジ頼りになる原則ですね。人間は意外に大らかな生き物なんです。相手で意識してこちらの醜さを気にしでもしない限りは、だんだん好意的になってくんじゃないでしょうか?と勝手に思っています。
実際、容姿そのものが原因で困ったことは、運が良かったのかもしれないですが、特にはなかったかな…。
「職務上あまり気にしなさそうな職場」を選ぶようにはしていました。

でも皮の粉が落ちるのはもう、どんな場所であっても周囲の人間からしたら「実害」と捉えられても仕方ない可能性があり、そこは割と恐怖でした。
なるべくバレないように洋服の密閉性を気にすること、体力の許す限り素早く掃除することに努め、汚いものは許せない繊細な感性の人が身近にいないことを祈るしかありません。
ネット見てると、「同僚のアトピーのやつが粉を落としやがるので悩んでます」、みたいな書き込みは時々見ます。私も電車では稀にそういう方に遭遇しました。
まあそりゃ気になって当然でしょう。被害者になったような気持ちでも当然だと思います。
ただこちらもどうしようもないので、できる対策をしても限界がある部分については、(ごめんな。でもどうみても病気じゃけえ、金がないと困るんで必死で働いとるに、許せんお前の心の狭さが悪いんじゃ)っていう乱暴な気持ちもちょっと出てきちゃってましたねw
どんだけガッツリ保湿しても保湿剤ごと剥がれてきますからね。
今はパーカーかぶってても許される時代になったのは羨ましいなと思います。アレとマスクあれば見た目は怪しいけど大体パーフェクトじゃないかな〜と思うんですが、どうなんだろう。

会社では、湿らせないと拭い去れないんで常にウェットティッシュであちこち拭きまくってもいました。
逆にアトピーの粉が〜・・とか全く気にしない人から「潔癖症なんですね」ともよく言われました。
「いや〜違うんですよね、私の皮が落ちるから集めてるんですよねハハ」とは言えないので誤魔化してましたが。
会社では人から指摘されたことはなかったです。みんな優しいからかな。
そんな私も落屑さんとおさらばしてからもう何年も、この記事を書くまで存在自体を忘れてました。
どうやって働いていたかというと、とりあえずなんとかなる、周りの人次第、みたいな話になってしまったので、もし今落屑で困っていて読んだ方がいたら、参考にならなくて申し訳ないです。

テレワークほんと羨ましい。今の求人はともかく、当時(〜5年位前まで)は学歴も技能も無い人間が出来る真っ当な仕事ではほぼ無かったかと。
NFTで儲けちゃるか?、と思ったことはありましたが、超絶ビビりなので例え1万円でも貴重な貯金を投資する気になれず思っただけ終わりましたとさ。

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