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315な本(補足)

今年もアイドルマスターSideM×日販コラボいわゆる書店コラボが開催されるとのことで、副業司書兼本好きPとしては嬉しさ再来!ありがとうございます。栞があるうちに本屋さん行きます!!写真は昨年頂いた栞、ハイジョでした。

1人1人に本を選んでみたよーというのを昨年いくつか見かけて、私もアイドル達に選書してみたいなあ…と思っていたので、この機会に挑戦してみました。49人に読んで欲しい又は彼等のイメージに近いものを選書してみた理由等云々…の補足記事です。(独り言気味で長いです)

・印象やイメージ、単に読んでみてほしい等個人の感覚で選んでいます。
・基本的に読んだことがあるもの&できるだけ著者被りを避けました。
・読書好きなのですが、苦手なジャンルも多いため(ホラーやグロ、あまりに救いのないものなど)大分偏りがあります。また、かなり前に読んだものも多いので記憶が曖昧な部分&現在流通していない可能性もあります。
以上ご了承下さい。
・単行本/文庫本/絵本の目印として(単)(文)(絵)をつけています。

冬馬→ W12 世界のカレー図鑑 101の国と地域のカレー&スパイス料理を食の雑学とともに解説/地球の歩き方編集室(編)
 旅行ガイドとして大手の地球の歩き方、コロナ禍を逆手になんでもござれで新シリーズ展開始まったのがすごいと思います。このタイトル見た時は驚いてありそうでなかったカレー図鑑…?と世界は多彩なカレーであふれている!のキャッチコピー、お腹が空きます。二度見しました。冬馬=カレーは安直すぎるかもしれませんが、インド担当もスパイスパラダイスも果たしたのだからまずははいと、手渡したいです。既読かもしれない。

翔太→チア男子‼︎/朝井リョウ/(単)(文)
分厚いー重い〜って言われそう。翔太くんのチアが見たいので、これ読んで技見せてよ~!と読んでもらいます。絶対に合うし、身体軽いから技色々出来そう。

北斗→高慢と偏見/ジェイン・オーステイン(文)
「プライドと偏見」のタイトルでも有名な作品。私は高慢と偏見を少女漫画だと思っているので、エンジェルマスターの北斗に感想聞きたいです。ダーシーのことどう捉えるのか気になります。いろいろな出版社から訳が出ていて、手に取りやすいかと思います。老舗は岩波文庫、読みやすいのは光文社古典新訳文庫でしょうか。きゅんきゅんしますオースティンは天才と思う。

輝→サブマリン/伊坂幸太郎(文)
同著者の「チルドレン」の続編的な立ち位置の小説です。輝さん迷うかなと思っていたのですが、陣内のノリが合いそうでこれだ、と結構すぐ思い浮かびました。軽い話ではないですが、そこはかとなく重々しいだけにはならない伊坂節が味わえる1冊でもあります。家裁調査官という職業にも理解を示してきちんと感想を聞かせてくれそうです。

薫→臨床の砦/夏川草介(単)(文)
ここ2-3年、元外科医として思うこともたくさんあったのではないかと思い、桜庭先生にはコロナ禍の病院を扱った医療小説を。作者は「神様のカルテ」で有名な現役医師でもある夏川草介さん。ここ数年のことを忘れないために本棚に残しておきたい1冊で、忘れずに読み継がれてほしい医療小説です。

翼→ 僕らのごはんは明日で待ってる/瀬尾まい子(単)(文)
柔らかめな恋愛小説ではあるものの、毎日一緒においしいご飯を食べて…のご飯の部分に共感してくれそうなのと、辛い部分を乗り越えた先の結末まで翼くんも感想をきちんと聞かせてくれそうです。

都築→海の上のピアニスト/アレッサンドロ・バリッコ
元はイタリアの独白劇で、映画化や舞台化もされているようですが、絶対にこちらの元というか、小説というか戯曲というか…文体でおすすめしたいです!(映画はロマンス寄りに改変されているようなので)スラスラ文字が音楽として脳に入ってくるような、ピアノの演奏シーンがそのまま浮かんでくるような、読書体験は珍しかったため、絶対都築さんに読んで欲しい、と思った1冊です。船の上で生まれて、1度も下船したことのない天才ピアニスト・・ほら彼の音、気になりませんか?

麗→白い犬とワルツを/テリー・ケイ
(単)(文)(絵)
馬か犬…?でパッと思いついたもの。随分前に読んだので記憶が曖昧です。長年連れだった妻の死後、自身も病に侵されていく老人の前に寄り添うように現れた白い犬、ただしその姿は主人公サム以外の前には姿を現さない…といった真実の愛、みずみずしい大人の童話がテーマの小説とありますが、絵本版も出ています。
麗さんもきちんと本は読めそうなので、やや難解かもしれないですが、彼らに愛着も持ってふむ、と感傷に浸ってくれそう。ワルツというタイトルにも惹かれてくれるかな。
あとは「ゆうたくんちのいばり犬」とか読んでふふって笑ってほしいです。

恭二→ ロボット・イン・ザ・ガーデン/デボラ・インストール(文)
家電好きや面倒見の良いところを引っ張った結果がこちら。
ロボットのタングを愛着持って可愛がってくれそうだな、と思います。家族物でもあるので、自身についてもプラスに思える部分があったら良いし、Beitファミリー皆で続き読んで、タングがいたら…ってお話してほしいな!

ピエール→ある小さなスズメの記録/クレア・キップス(単)(文)
先日のPRSでピエール演じたエレーヌは動物と仲良し設定が名残りとして大きく…。15歳の留学生が読むには少し難しいかもしれませんが、心暖まる人とスズメの交流に和んでほしいです。第二次戦時下で野生の小雀を拾った老婦人のノンフィクション。梨木香歩さん訳酒井駒子さん装画という手元に残しておきたくなるような素敵な装丁も魅力的です。

みのり→木を植えた男/ジャン・ジオノ(単)(絵)
元お花屋さんからの植物繋がりです。タイトル通り、フランス山岳地帯の荒れ地に木を植え続け、緑の森を蘇らせる、というお話です。実話と勘違いしそうになるくらいですが、フィクションとのことで驚きます。静かな本で、地道だけれど真っ直ぐ芯のある強くて優しい気持ちや自然を大切にすること、生命力と大切なことを教えてくれる本です。挿し絵もじっくりと大切に眺めてくれそう。

悠介→一瞬の風になれ 
①イチニツイテ②ヨウイ③ドン/
佐藤多佳子(単)(文)
享介→明るい夜に出かけて/佐藤多佳子
(単)(文)
サッカー小説未履修で無念…。サッカーボーイズ読もう。蒼井兄弟は双子なので、同じ著者で選んでみました。
佐藤さんの文章感情に載せて読みやすいので高校生にもちょうど良さそうなイメージです。悠介はじっとしているの苦手そうですが、元スポーツ選手なら面白い!ってイチニツイテ→ヨウイ→ドン3分冊一気読みしてくれそうの理由で陸上小説の「一瞬の風になれ」を。主人公達と同年代なのも共感できたり、できなかったりあるんじゃないでしょうか。
「明るい夜に出かけて」は内容より、享介にラジオという組み合わせが合いそうだなと脳をかすめたのでおすすめしたいです。こちらは深夜ラジオのリスナー達の現代的なお話ですが、享介ラジオパーソナリティどの時間帯でも向いていそう。

英雄→空色の小鳥/大崎梢(単)(文)
英雄ー、悩みました。正直もう少し合う本があったのではないかなと思っています。大崎梢さん、ミステリー作家ですが、空色の小鳥は他著作と比べて異色です。その分読み応えがあります。
やや重さも抱える家族小説な分、元警察官ならではの正義感や子供を見放さないという優しい性格から、読後にしっかりした感想が聞けそうという理由で選びました。

龍→さくら/西加奈子(単)(文)
龍くんも悩んだ末、犬繋がりです。こちらも家族小説。主人公達あまり得意ではなかったけれど、サクラが健気で読み進めた記憶・・。龍くん涙脆いイメージもあるので、是非感想を聞かせてほしいです。

信玄→自衛隊防災BOOK/自衛隊・防衛省協力
パラパラと眺めるだけでもためになることが沢山。一家に一冊必須本なので信玄さんに宣伝隊長になってほしいです。


翔真→空に牡丹/大島真寿美(単)(文)
翔真さんには花火が似合いそうという単純な理由なのですが、静助さんのこと評価してくれそうです。花火馬鹿のご先祖様に思いを馳せる珍しいタイプの小説だと思います。

キリオ→鈴の神さま/知野みさき(単)(文)
和風で優しくてかわいかった印象のある本。キリオは鈴の神様のこと信じてくれそうなイメージです。四国の山間舞台でほんわりします。

九郎→ 菓子屋横丁月光荘 歌う家/
ほしおさなえ(文)
落ち着いた雰囲気に合いそうだなと思いました。九郎くん川越が似合いそうなので、ロケとかどうですか?
彩は全体的に和風ふわふわみたいになりました。和は落ち着くということで….!

隼人→ 星空ロック/那須田淳(単)
青春!ロック!と考えて「階段途中のビックノイズ」と迷いましたが、隼人くんには児童書よりなこちらが良いなと自分の中で落ちついたため。高校生か中学生の課題図書になっていたことあったなと調べたら、中学生でしたごめんとっち…でも大人が読んでも良い本ですし、タイトルにキラキラしてくれたら嬉しいです。那須田さんの物語は安定感があって、読後感が良いです。

春名→なんたってドーナツ/早川茉莉(文)
男子高校3年生に「わかったさんのドーナツ」はな..だし、「ドーナツを穴だけ残して食べる方法」も読んでいないので、唯一の未読本紹介となりますが、紹介文も見る内にもろ春名にぴったり!!!!!となりました。タイトルだけでとびついてくれそう。

四季→くちびるに歌を/長田永一(単)(文)
歌、合唱、青春、爽やかで四季くんへ。歌が大好き、カラオケ得意!な四季くん、合唱や(授業の)音楽にどのくらい興味あるのか気になります。
読みやすいし、歌好き!が増しそうなイメージ。

夏来→夏への扉/ロバート・A・ハインライン(単)(文)
初めて読んだSF小説が夏への扉でした。SFはワケワカランナーと読まず嫌いな部分がありましたが、こうも過去から近未来を描くことができるのか、名作なわけだ..と驚いた本です。早川書房から出ている新訳が読みやすかった印象です。表紙も爽やかで、猫も出てくるし、どうでしょう?
どこか涼しさを秘めた木陰の夏みたいな夏来におすすめしてみたいです。

旬→羊と鋼の森/宮下奈都(単)(文)
多分既読だとは思います。音楽的な部分に色々と共感できそうかな、と。静かな雰囲気も合っている。ピアノ調律師がメインのお話ですが、働く社会人全ての人に当てはまる内容だなとも思います。姿勢を正して前向きな気持ちにさせてくれる大切な1冊でもあります。本屋大賞納得すぎる。

朱雀→ぼくらのサイテーな夏/笹生陽子(単)(文)
朱雀も活字得意そうではないのでかなり迷いました・・・。元児童書で男の子!って感じの話で友情ものなのがあった。これなら肩肘はらずに読めるかなと着地できました。軽快なテンポで進む小学生男子なのできっと読める。

玄武→舟を編む/三浦しをん(単)(文)
普段家庭の医学とか広辞苑愛読している17歳に玄おすすめ本とか畏れ多すぎる…。むしろ読んでいない本とかあるんですか・・?なので、どちらかと言えば相棒の朱雀に読んでほしいかな・・。辞典つくりの裏側を知るのがとても楽しいし、読み終えたらきっと辞書や辞典が大切になる本です。

神谷→ 東京會舘とわたし上・下/
辻村美月(単)(文)
建物の物語でもあるので、カフェパレードという場所を大切にする所がリーダーのまろやかさに合うかなと思い選びました。紹介文を語るよりも読んでみてほしい、とても素敵な小説です。

東雲→つばさものがたり/  雫井脩介(単)(文)
パティシエ繋がりです。洋菓子屋さんはキラキラしていて、働いている人も楽しいのだろうな、と思っていたのですが、決してそれだけではないと現実を見せてもらった本でもあります。主人公の病気が進行する中、家族で2度洋菓子店開業に奮闘したりと、お話は全体的にやや辛めなので、カフェ皆で感想共有してほしいです。

アスラン→ライオンと魔女/C.Sルイス
(単)(文)
「ナルニア物語」です!ナルニア通ってそうな九十九先生とか直央くんとか初めて顔を合わせた時にあのライオンと同じ名前⁇とか思いそうな気もします。そのまま名前にちなんでです。わくわく冒険してほしい。

巻緒→春季限定いちごタルト事件/米澤穂信(文)
タイトルで歓喜してくれそうなのでロールには小市民シリーズという安直な理由です。内容よりも物語中に出てくる小鳩くんと小山内さんの食べているスイーツをメモして東雲さんに再現をねだっていそうなイメージです。夏期秋期巴里マカロンも読破していそう。

咲→プリティが多すぎる/大崎梢(単)(文)
若い男性出版社社員がティーンの女子向け雑誌の編集部に配属になって、奮闘するお仕事小説。楽しくて好きです。色々な部分で共感してくれそうかなと。かわいくて好きって言ってくれたら嬉しい。

直央→オリバーツイスト/チャールズ・ディケンズ(単)(文)
直央くん合う本いっぱいありそうなので悩むところなのですが、ふとオリバー演じられそうだな…とよぎりました。格好が似合いそう。2019年に偕成社から児童向けの新訳が出ていたかと思います。ハッピーエンドなので好きです。

志狼→ワンダーWonder/ R・J・パラシオ(単)
小中学生の知り合いがいたら読んで欲しい上位なので志狼くんに投げます。良い話なんだ~!!分厚い重い分かんね〜って嘆きそうなのが目に見えているので、隣に続編の「もうひとつのワンダー」良かったです、と読み終えた直央くんをセットしておきます。最初はまけねーしで読み始めるけど、素直に内容入ってくれそう。

かのん→ラビットホッピング うさぎがぼくのパートナー! ?/マーリン・エリクソン(単)
ラビットホッピングというかわいい競技がこの世に存在することをこの本で知りました。(うさぎと飼い主がチームとなっておこなう障害物ジャンプ競技)こちらの本は去年の315の本タグで「うさことば辞典」を紹介されているのを見て、森山評子さんを知り、押絵を描かれていることを知ったという経緯があります。うさぎ、押絵もかわいい、主人公はお兄ちゃんとなんともぴったりな本。かのんくんにラビットホッピングの大会でてほしいです。

硲→タイムマシン/ウェルズ(文)
SEMの先生達には近未来やSFを託して議論を聞きたいです、で硲先生にはタイムマシンをよろしくお願いします。古典新訳文庫が読みやすかったです。感想とても聞きたい。

舞田→フランケンシュタイン/メアリー・シェリー(文)
PRSでまいたるは狂気な役も楽しい!!!と演じるのを再確認したので、オペラ座の怪人とか、ジキル博士とハイド氏とか、こういうどうしようもできなくなってしまった狂人達の名作シリーズ読んで、彼らをどう思うのか聞いてみたいです。マイナスなことあまり言わないイメージなので、気になります。

次郎→華氏451度/レイ・ブラッドベリ(文)
紙が自然発火する温度が華氏451度、化学繋がりで次郎先生です。理系でもブラッドベリ読むかなあ・・?現代にもかなり通用する内容だと思っています。読後に九十九先生とお話してくれたら良いです。


タケル→陸王/池井戸潤(単)(文)
勝利を信じろ、のキャッチがついた陸王。足袋つくりの老舗がランニングシューズ開発に挑むお仕事&スポーツ小説の部類かと思っています。スポーツ選手魂の気持ちに通う物があるのではの理由でタケルくんへ。活字得意ではなさそうですが、池井戸作品難解そうに見えて丁寧に素早く進むイメージなので面白かった、って一気読みできそうです。

漣→おはなしばんざい/アーノルド・ローベル(絵)
絵本渡したら、ちょっと機嫌損ねられそうかなと簡単に読めて楽しいものを、と本棚眺めていたらちょうど良い本が!いやこれも絵本なのですが、、ローベル作品は良いぞ〜。その調子でかえるくんシリーズとか読み進めて下さい。絵本で文句言われたらさりげなく「マジックツリーハウス」とかで知識つけてもらうとか..?ジャックとアニーが気に食わねえとか言いそうな気もしますが。牙崎さんを読書の道へ誘う方法意外とありそうです。

円城寺→リリアンと燃える双子の終わらない夏/ケビィン・ウィルソン(単)
すみません、円城寺さん全然関係ないです…。ただ最近炎の魔術師として?立ち位置を確立し、熱バトル繰り広げているアイドルユニット最年長に炎系の本読んでほしいのが理由です。自己肯定感の低い28歳の女性が、友人の興奮すると人体発火してしまうという体質を持つ双子姉弟の世話を一夏やくことになる・・というお話。個人的には今年度ベストリードに入る1冊です。興奮すると人体発火してしまう双子姉弟のことをどう思うだろうか。

涼→タイムボックス/アンドリ・S.マグナソン(単)
タイムボックスという魔法の箱に入ると中に入ったまま時間が止まる。王は愛する姫を箱にいれ、いつまでも美しいままでいられるようにするが・・・というアイスランド発のファンタジー作品。今と未来、どちらが大事なのか、涼なら真剣に考えてくれそうです。実は・・となる語り口が面白い。あとファンタジー作品に合いそうだなのイメージ。

大吾→都会のトム&ソーヤ/はやみねかおる
まちとむの2人同年代だし、なんだかぴったりでは、と思いました。大吾にはいっぱいわくわく冒険してほしい!!

九十九→エンデュミオン・スプリング/マシュー・スケルトン(単)
文庫だと「エンデュミオンと叡智の書」のタイトルのようです。
世界観がライサムに近い気がしました。装丁もかっこいいずっしりした本です。「『最後の書』を手にした者は全世界を支配できる。もし悪人の手に渡ったら、世界は破滅への道をたどるのだ。ただし、その本のページは空白で、選ばれし者しか読むことができない・・」なんて本好きにはたまらないわくわくした内容です。かつては映画化の話があったようなのですが…。
最初は「書記バートルビー」にしていました。バートルビーのことどう思いますか九十九先生、古今東西読破していそうなのでとりあえず全部感想を聞きたい。

雨彦→夜市/常川恒太朗(単)(文)
雨彦さんの雰囲気に合いそうなお話…意外と難しかったので、夜市にしました。ホラーとミステリーの中間に位置していて、なんとか読める範囲です。何とも怪しく、もの哀しくもあるようなイメージ、気に入ってくれるでしょうか。

想楽→ 追想五断章/米澤穂信(単)(文)
想楽くんミステリは読むっけ?やや尖ったもので後味悪すぎないのがいいな、で米澤さんです。あえてややマイナーな追想五断章にしました。リドル・ストーリーが楽しめます。

クリス→ドキュメント深海の超巨大イカを追え!/NHKスペシャル深海プロジェクト取材班・ 坂元志歩 (新書)
既読と思います。ダイオウイカが発見された当時のクリスさんの様子が知りたくなりました。新書ですが読みやすかった記憶があります。

天峰→僕は勉強ができない/山田詠美(単)(文)
タイトル選抜なところがあります。あえて天才天峰秀にこのタイトル読んでもらってどうだった?と聞いてみたくなりました。「まあ俺は勉強できるけど」と前置きされるんでしょうか。

百々人→世界でたった1人の子/アレックス・シアラー(単)(文)
百々人の存在に違和感というかどこか不思議に思っていた点があったのですがHundred Colorを聴いた時に、なるほど、この子は海外YAの子だ、と私の中で納得したところがあります。(何それ感)なのでYAもの選びたくて。医療技術が発達し、いつまでも若いままでいられるようになった世界では本物の子どもがほどんといなくなってしまった中、数すくない子どもである主人公が永遠の子どもである手術を受けるよう期待され..というやや辛い内容かもしれないですが、オンリーワンに気がつくために視野を広げてほしいで選びました。あえて悪役のディートを演じたりするのもどうだろうかなんて思います。

眉見→ 明治・妖モダン/畠中恵(単)(文)
巡査の制服が似合いそうという安直な理由です。派出所で真面目に働いていそうですが、妖側と関わりそうな雰囲気もありそうかなと。エンタメファンタジー寄りなこういう小説読んでくれますかね……。


以上補足でした!長くなりました。
49冊選ぶの悩ましく、難しかったですがとても楽しかったです。
どなたかの読書の参考等になったら幸いです…!

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