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いとしのエリー

今回はサザンの名曲について…
ではなく
私が小4から大学2年生まで実家で飼っていた
愛犬の話しを書きます。

はい、お察しのとおり
名前は「エリー」です。

名前の由来

サザンのファンの兄が付けました。
わが家随一の変わり者で
我が道を行く兄。

初めて犬がわが家に来た時に
兄の「エリーでいいじゃん」の一言で決定。

心の中で「え~!」と思いましたが、
私は末っ子なので、長兄には言い返せませんでした。

わたしの気持ちを察するエリー


エリーは雑種だけど、とても賢かった。
普段は学校から帰ると尻尾を振ってダイブで迎えてくれるけど
学校で嫌なことがあった日は、
私の気持ちを感じ取って
尻尾を下げて優しく寄ってきてくれました。

私の多感な青春時代は
エリーの優しいぬくもりに
支えられていたところが大きいです。

脱走犯エリー

エリーは庭で飼っていたのですが
良く脱走してました😓

トータル10回以上。

臆病な性格のため、
私が見える範囲でしか逃げなかった。
私が捕まえられないで家に戻ると、
エリーは自分で家の庭に戻ってきました。

でも、一度、怖いおばちゃんの家の植木を壊してしまい
私がすごく叱られたことがあります💦

毎晩田んぼで猛ダッシュ

そんな感じで逃げ出すこともあったけど
本当に走るのが好きな犬でした。

昔は今のような条例がなく、
夜の散歩時に稲刈りが終わった田んぼで
自由に走らせて遊んでいました。

猛ダッシュでターンして
私の股下を抜けて行くのが
エリーのお気に入りの遊びでしたね😊

そんな感じで長年エリーとの絆を深めてました。

待ってくれていた

大学生になったら、私は上京して
エリーとは遠く離れてしまいました。

エリーはもう老犬になっていたので、
その頃はほとんどの時間を寝て過ごしていました。

私が大学1年生の冬に、エリーが癌をわずらって
いつ死んでもおかしくない状況になりました。

その頃、バイトに忙しくてなかなか帰れなかったんです。

大学2年の夏にようやく実家に帰ったんですが、
帰省したその日にエリーが亡くなりました。

私を待ってくれていたんでしょうか?
偶然かもしれませんが
そう思わずにはいられませんでした😢

ペットではなく家族

言葉は話せないけど
気持ちを察して
いつも優しく寄りそってくれていたエリー。

父や母、兄達はエリーのことをペット的に思っていたみたいだけど
私にとっては家族そのもの。妹みたいな存在だった。

その影響なのか、ほんとうに動物が大好きで
小動物も含めて家族と思うピヨたろうです😅

最後までお読みいただきありがとうございました!

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