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プロマネって何だろう

今回はプロマネ
プロジェクトマネージャーについて
私の体験をもとに書きたいと思います。

特になんらかのオチがあるとかそういうものじゃなくて
プロジェクトマネージャーって
何をやっている人なんだろうということでお読みください。

プロジェクトマネージャーとは

プロジェクトマネージャーを箇条書きで整理すると
こんな人となります。

  • プロジェクト全体のリーダー

  • プロジェクトの全責任を持つ

  • プロジェクトを総合的に管理する

例えばロケットを打ち上げる日本のある機関では
202X年H〇ロケット打ち上げの指揮と全責任を負う人
ということになります。

私はとある企業で
客向けの大規模情報システム構築プロジェクトの
プロマネをしていました。

プロマネはなぜ必要なのか


計画を完璧に立てて
実行にしかるべき人がアサインされれば
プロマネなんて要らないのでは?

そんな意見も世の中にはあるにはあります。

でも私からしてみたら
そんなのは明らかにプロジェクトをやったことがない人の虚言だと
自信を持って言えます。

だって、計画どおりに行かないのがプロジェクトですから。

プロジェクトは日々問題が生まれる

プロジェクトというのは
日々問題が生まれ
計画どおりに事を進められなくなります。

そのため、プロジェクトとしては
・問題が発生しないように対策する
・問題が発生したら速やかに対処していく
この2点が求められます。

どちらもプロジェクトマネージメントの技術が必要になります。
したがって、どうしてもプロマネが必要になるんです。

例えば、私がやっていた
情報システムプロジェクトで起きる代表的な問題は
以下のようなものがあります。

  • 進捗の遅れ(タスクが予定通りに完了しない)

  • 懸案事項の発生(要求仕様どおりに作れない)

  • 仕様が不明確(お客が明確に要求仕様を出してくれない)

  • 技術的な問題(できると思っていたが技術的にできない)

  • 仕様変更(お客から途中で仕様変更が出される)

  • 要員離脱(病気等で要員が離脱)

  • 品質が悪い(作ったものの品質が悪い)

プロジェクトの成功とは

一般的にプロマネは
納期、品質、コストに責任を持ちなさいと言われます。
これを目標どおりに達成することが
プロジェクトの成功と定義されます。

お客さんとしては納期と品質は約束して買ったものだから
予定通りを求めて当然だと思います。
コストに関してはプロジェクトを請け負った側の
企業としての事情が入ります。
企業として利益を上げなければならないからです。

ただし、戦略的に後続の仕事を取るために
利益度外視でやる場合もあります。

プロマネに必要なのは人間力

プロマネがすべき仕事を単純化して考えると
「プロジェクト成功のために選択をする」
ということになります。

スケジュール変更を調整したり
追加コストを承認したり
懸案の対策方針を決めたり
お客や社内で調整をしたり
何をするにも選択の毎日です。

でもそれだけではなくて
時にはメンバーのモチベーションを上げなければなりません。
時にはリーダーやキーマンを
メンターとして支えることも必要です。

大規模プロジェクトになれば、
メンバーの数は数百人になります。
大変なのが想像できるでしょうか?

なのでプロマネに要求されるのは
プロジェクトマネージメントの技量だけでなく
人間力が要求されます。

・コミュニケーション能力
・調整力
・牽引力
・忍耐力
・報告力
・予測力

ありとあらゆる人間力が要求され
試されることになります。

ちなみにあの名言は正しい

事件は会議室で起きてるんじゃない 現場で起きてるんだ

あのドラマの名言です。
この言葉はかなり的を得ています。

進捗会議といって
週に1回はプロジェクトの進捗状況を確認する会議をやります。

でも進捗会で上がってくる報告書どおりに
事が進んでいると思ったら大間違いです。

進捗資料から怪しいと思ったところは
設計書なりテストの結果なり
そのものを見るということをやりました。

肌感覚で怪しいと思ったところは
大体問題がある場合が多かったです😓

なぜこんなことをしてたかというと
私もリーダの時に進捗報告をごまかしていたからです🤣
問題は見つけるのが早ければ早いほど対処が容易です。

まだまだ書き足りないのですが
あまりに長くなってしまうので
今回はこれまでにしたいと思います。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました😊



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