【にゃるるファイト】にゃるる≠Nyarutoru 説 [考察]
最終更新日時:2024/10/19
お久しぶりです、マリアです。この記事はゲーム「にゃるるファイト」の考察記事になります。以前にも同ゲームの考察記事を書いたので、よろしければそちらもどうぞ。当然ネタバレ注意。
なお、Yuro=リーロン、Nyakori=クレー、Nyarutoru=ニャル です。
発端
先日、にゃるるファイトがVer1.10aへアプデするという予告ニュースがあった。内容は、新ステージ、新ボス、新エンディングを考えているというもの。後はグッズの販売などがあったが、まあこちらは今はどうでもよい。
この新エンドが「サクラの考えを改めさせ、災厄の魔女との最終決戦に挑む」という流れの予定らしい。正直本編でのサクラの言動を見ると、考えを改めさせるのはかなり難しそうに感じるが…?
ストーリー展開に期待だ。
とまあそんなわけでにゃるるファイトがアプデされるという嬉しいニュースを聞いて、久々にストーリーについて思案を巡らせていたところ、色々な説が自分の中で浮かび上がってきた、というわけだ。
新エンド突入条件
本題に入る前に、ちょっと寄り道。自分が考えた新エンド突入に必要そうな条件を書きだしてみた。全部空想の域を出ないので読まなくていい。
Yuri を Rabbit Doll から助け出す
Nyakori との物語に決着を付ける
Yuro の記憶を取り戻す
サクラの考えを改めさせる(必須)
まず①。これはアプデ予告のサムネが、Yuri とにゃるるが Nyakori の仕立て屋の屋根の上にいることからそう考えた。これから話す自分の考察が正しければ、Yuri は本編開始以前から Rabbit Doll に封印されていることになる。
幸いにも、本編初日夜、二日目夜に Rabbit Doll を探すことができるので、そこで Yuri に「自分(にゃるる)がYuroである」ということを証明できれば良さそう。
そして②。Yuri も Nyakori も Rabbit Doll に封印されているので、一緒に解決することになりそう。致命傷を与えられた場所にずっと放置されているはずなので、そこまで赴かなければならない。
次に③。これはサクラと共に災厄の魔女を滅ぼすなら必要なんじゃないかな~と思う。もともとサクラリオンYuroの3人で戦う予定だったし。現時点でも十分強いから、最優先ではなさそうだけども。
にゃるるは自分で自分の記憶に蓋をする魔法を使っている、とにゃにゃ丸が言っていたが、END3 の Nyakori を許した時点で解いてもいいはずである。が、本編終了後もにゃるるは Yuro の記憶を取り戻していない。おそらく使えなくなった。なら Nyakori に戻してもらうしか…でも死にかけなんだよな...。
最後に④。これはどうやるのか全くわからない。予告でそう言われているだけ。タイミングとしてはサクラがベリーの代わりをしている時とかそのあたりなのかな、と考えてはいる。
以上を満たすと、ティアの元へ向かう前にサクラが現れ、封印を解除することを皆に告げる…みたいな流れになると予想。ティアの元から帰ってきた時だと、さすがにもう手遅れ感がすごいので。あるいはドラキュラ戦後に現れるかもしれない。
精神魔法が撃破されるたび結界は消耗するので、サクラにとっても好ましくないはずだ。
本題:にゃるる≠Nyarutoru 説
ここにおける Nyarutoru とは、Nyakori's Rabbit Doll (以下NRD) の主人公を指す。おそらく、にゃるるファイト本編で登場する Nyarutoru と同一人物。
時系列
サクラリオンYuro は災厄の魔女を倒そうと団結。
決戦直前で Yuro 行方不明。Nyakori によって Yuro は Nyarutoru に。
またリオンは生贄として災厄の魔女と共に封印される。
?日後(推測)
Nyarutoru は Nyakori の支配から逃れ、名を捨てる。
Nyarutoru → にゃるる に。
この時自分の記憶に蓋をしたため、Nyarutoru 時代のことは忘れている。
数十年後
にゃるる入学。変わり果てた Yuro を見てサクラは頭を抱える。
数年後
Nyakori's Rabbit Doll 。Yuri は Rabbit Doll へ封印され、Nyakori は致命傷を負う。
ほぼ同日
にゃるるファイト本編開始。
以前まで、NRDはにゃるるの遠い過去の話だと思っていた。しかし、そうすると致命傷を与えられた Nyakori が何十年も生きていることになり、何かおかしくねぇか?と感じてしまった。
そして、実際はNRDとにゃるるファイトがほぼ同時に進行していたと考える方が自然、という考えに行きついた。
Nyakori's Rabbit Doll とは
じゃあ NRD は何だったのか。
それは、結界の中を舞台にした、災厄の魔女の罠だった。
Nyakori は 虚構の Nyarutoru と一緒に暮らし、 Yuri は姉を捜し続け…。そして、DLCのENDへと行きつく。Nyarutoru は偽物だったが、Nyakori と Yuri は本物だった。二人は偽物を巡って争っていただけだったのだ。
Nyarutoru が身投げした後、Yuri に操作が移る。ここで Rabbit Doll を調べ続けると、Nyarutoru と同様に身投げしてしまう。この時、Rabbit Doll へと封印されたと思われる。真の罠は Rabbit Doll だった、というわけだ。
思えばNRDは最初から Rabbit Doll を探す物語だった。そして最後 Yuri が掴んだ Rabbit Doll は Nyarutoru のもの、つまり災厄の魔女が創った罠そのものだったのだ。
つまり
にゃるるファイトのにゃるるは、NRD の Nyarutoru ではない。
にゃるる≠Nyarutoru、
NRD の Nyarutoru = にゃるるファイトの Nyarutoru だ。
確かに、にゃるるが Nyarutoru であった時期はあった(DLCで語られている)が、にゃるるファイト本編のにゃるると Nyarutoru は別物だと考えられる。
反論
Q. 災厄の魔女戦、エンド分岐の選択肢は「過去を受け入れる」。NRDがにゃるるの過去でないならば、「過去を受け入れる」とはどういう意味を持つのか?
A. おそらく、Nyarutoru が Nyakori から逃れる時に、NRD と同じようなことがあったと考えられる。真実を知った Nyarutoru は相当なショックを受けただろう。Yuri のように Nyakori を殺しはしないものの、反発して出ていったのではないかと考えている。
ちょっと苦しいか…?でもかなり有力な説だと思う。
異説:Nyakori's Rabbit Doll は実際の過去説
にゃるる≠Nyarutoru 説 が浮かび上がった一方で、相変わらずNRDは実際にあったことだと唱える者もいる(私一人で繰り広げられる論争)。
説1.Nyakori は随分昔に死んでいる
実は Nyakori はとっくのとうに死んでいて、END3 で出てきた Nyakori はにゃるるの記憶の中の虚像に過ぎない。というもの。
実際、Rabbit Doll の中に入っていた時、周りの時間は止まっていたようで、中であったことはまるで一瞬の出来事だったかと錯覚してしまうほど。
また、封印から助けた Yuri はすぐには現れず、魔女との決戦後、サクラがにゃるるを封印しようとした頃に現れる。
こことは違う、近くだが遠い場所に本体があったのだろう。(大図書館あたりだと思う)
このように、実際はにゃるるの記憶の中でだけの出来事で、現実には何ら関係のないもの、とする説。
確かにありそう。
しかしこれには明確に反論があって、END1 でにゃるるが封印された後、Nyakori が結界の前に現れる。さらに END3 の後、Yuri が 「Nyakori を監禁している」といった旨を話す。つまり、Nyakori はまだ死んでいないのだ。
説2. Rabbit Doll (封印)の中は時が止まっている
実は Rabbit Doll 内部の時は止まっていて、Nyakori は致命傷のまま何十年も過ごしていたとする説。
NRDが実際に過去にあった話だとするならば、この無理筋を通さないといけない。確かにリオン戦では時が止まっていたように感じはしたが…。
しかし、災厄の魔女を封印している結界にはそのような能力はない。リオンは普通に食い尽くされたし、中で探索や戦闘をしている間にも外の時間は進んでいた。
ので、この説はかなり厳しいと思われる。
説3. Nyakori's Rabbit Doll の後即入学
NRDで身投げした後すぐに記憶に蓋をしにゃるるを名乗る。そしてサクラに補足され学校に入学。この時家も与えられる。中にはサクラの目であるテディベア。
で、すぐににゃるるファイト本編開始。これならばNRDが過去本当にあった出来事だとしても何も違和感はない。
当然これにもおかしい点は複数ある。
まず、今までも述べた、リリアを始めとしたにゃにゃタウンの住民たちとの関係性。最低でも3か月は経ってるくらいの馴染み具合。さらに、本編でにゃるるが森へ入った時に違和感があるほど。何度も通っているという証拠だ。
次に、リオンを生贄とした、災厄の魔女の封印結界。仮にNRDで Yuro が行方不明になったとするならば、封印されてすぐにリオンの元へ行ったことになる。
しかし、リオンのセリフや、リオンが食い尽くされていたことから、本編では数十年は経っていたことが確定している。
以上から、この説の成立は難しいと考えられる。
Yuri, the Plains Walker
次元渡り、ユリの評価です。
ここまで書いてようやく、Yuri の次元渡り能力を思い出す(オイ)。
Yuri は異なる次元へ飛ぶことが可能である。上図のように、各次元では存在する物体が異なったり、鍵がかかったり開いたりしている。Yuri は 「Nyakori を別次元へ幽閉した」と言っているので、この能力を使って飛ばしたのだろう。
そして、気づいたことがある。もしかしたら Yuri は””いなかった””のではなく、””別次元にいた””可能性だ。
初日夜及び二日目夜に存在する Rabbit Doll に近づくと、円が広がるようなエフェクトで Yuri の元へと飛ぶことができる。そして、このエフェクトは Yuri が使う次元移動のエフェクトに酷似している。
あれは、おそらくだが Yuri がにゃにゃタウンの住人に目撃されないよう次元を行ったり来たりしつつ、にゃるるを探していたのではないだろうか。そう考えると、目撃情報が一瞬のものしかないことにも納得がいく。
うーん、でもそうするとにゃるるファイト本編開始前に Rabbit Doll へ封印されていたことの説明がつかない。要検証。
結論
真ボス楽しみ。
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。
アプデ予告と、途端に思いついた考察が意外と詰められる内容だったので、急遽記事を書いた次第です。
Nyakori's Rabbit Doll の DLC が考えれば考える程わけわかめな状態なので、ほぼにゃるるファイト単体のガバガバ考察で許してください...。
本当に取り急ぎなので、後でまたちょこちょこ手直しします。皆さんの考察の手助けにしてください。
ではまた!
おまけ
身投げ
Nyakori's Rabbit Doll では Nyakori が気絶、Nyarutoru が身投げ、Yuri も身投げと、そして誰もいなくなった状態になった。しかしこの世界の住人は高い所から落ちた程度では死なないので、ただ行方不明になっただけでした。
まあその Nyarutoru 災厄の魔女の罠なんですけどね、初見さん。
にゃにゃ丸
リオンの飼い猫と名乗っていたが、他の誰も存在を知らなかったり、結界の中を全く感染せず歩くことが出来るあたり、もしかして…。
にゃにゃ丸は災厄の魔女の方のリオンの手先なのではないだろうか...。考え得る最悪の考察だが…。NRD が災厄の魔女の罠であったとするならば、その一部始終を手先であるにゃにゃ丸が知っていても何ら不思議はない。
さすがに嘘だよな…?にゃにゃ丸…。
いや、にゃるると同じように唆されたという説もあるか。いずれにせよ、敵であるかもしれないとは思っておこう。
そもそも勝てるの?
かつて三大魔法使いが災厄の魔女討伐を計画した。その時は確定ではないにしても、何かしらの勝算はあったのだろう。しかし、数十年経った今はどうだろうか。
災厄の魔女は封印されながらも少しずつ勢力を増している一方、三大魔法使いは一人封印の生贄となり、一人は記憶喪失、ほぼ壊滅と言っていいだろう。果たしてそんな状況で勝てるのだろうか?
アプデ予告の書き方からすると、サクラに何か案があるのだろうが…日記では懺悔ばかりだったし、今も到底何かできるようには思えない。
Yuri は「噂の」とリリアに呼ばれていたが、そこまで腕が立つのだろうか。それに災厄の魔女に挑むならペスト耐性がある人が望ましいから、リリアは外れるだろうし...。まあ無理矢理ついてくるんだろうけど。
にゃるるはもうぼっちじゃない!けど、やっぱり災厄の魔女には勝てなかったよ...。なBADエンドになる可能性は高い。そうでなくとも誰かしらが犠牲になりそう。
助けてティアえも~ん!
医療レベルを一瞬で500年進めてくれ!
新マップの色
アプデ予告にあった仕立て屋が存在するマップの色。この色どこかで見覚えあるんだけどどこだっけかな~と思って探してみたのだが、全くみつからない。一応天空の塔エリアの色に似てはいるが...。情報求ム。
まあ新マップということなのだろう。無難に結界の中だと思われるが、どういう条件で行けるようになるのか楽しみだ。大図書館の向こうへ行けるようになるのかもしれないし、新ルート突入時にここを経由するかもしれない。
新マップの場所予測
・仕立て屋の場所
おそらく2枚は同一の場所。であるとするならば、
上図のような位置関係でマップが追加されるのではないだろうか。もしくは反対方向で、左上に向かって展開されていくかもしれない。
・館
NRDの舞台である館は、大図書館と渡り廊下で繋がっていた。
Yuri がNRD後どういう動きをしたのか語られるならば、次元魔法及び時空魔法、さらには呪いから解かれた館のその後は間違いなく登場するだろう。
・Nyakori の家
Nyakori の家はクラリス湖の対岸に位置する。Nyakori の家がストーリー上で特別な意味を持つとは思えないが、もし出てくるならば湖が拡張されるだろう。
Nyarutoru 時代に住んでいた家、Rabbit Doll があった家。自力で記憶を取り戻すなら、重要な立ち位置になるかもしれない。
プレイアブルリリア
ちょっとした妄想。
Ver.1.03のアプデでリリアがプレイアブルになり、またちょっとしたストーリーも追加された。このストーリーの一つにリリアの過去(見てない人は見てきて欲しい、災厄の眼戦後の塔の隠し扉の向こうにリリアがいる)があるのだが、この時ストーリー上でリリアを操作することになる。
このリリアを操作するということが伏線じゃないかなと今は妄想している。今度の1.10アプデで、にゃるるサイドとリリアサイドに分かれてそれぞれ事を進めていく…みたいな胸アツ展開を期待している。
タチバナの瞳
タチバナ戦で、タチバナの頭上にひっくり返った瞳のマークが出てくる。この瞳が開いている間にタチバナの方向を向くと、スリップダメージを受けてしまう。
そんなことは知っているって?とりあえずエフェクトを見て欲しい。
そう、結界内で受けるペストダメージにそっくりなのである。
災厄の魔女の影響を受けてしまった生物は、少なからずペストに関する何等かの行動が組み込まれてしまう、ということなのだろうか。でも森にいる生物にはそのような行動は見られない。謎は深まるばかりだ。
サクラの日記
END3の後、学園長の部屋に現れる。鍵はサクラを封印した場所に残されている。これを英語と日本語で読みなおした。ニュアンスがかなり違ったが書いてある内容は大体同じだった。
すると、あることが分かった。なんとこの日記は6/21から7/1の短期間のことしか綴られていなかったのだ。当然この日記ではにゃるるを発見した当時のことなどが書かれている。
つまり、にゃるるがにゃにゃタウンに来て間もなくにゃるるファイトが始まったということだ。住人達はなんであんな受け入れているんだ
この日記で有力になったのが説3:NRD後即入学。
YuroがNyarutoruになった瞬間NRDが始まったとするとおかしなことになってしまうが、100年間NyarutoruとNyakoriが暮らしていたとすると、おかしなことではないのかもしれない。
実際、Yuriも白猫を探しては〇してYuro復活の実験を繰り返していたようなので、NRDが始まるまで100年くらいあったとしてもまあ分かる…ような気がしないでもない。
100年間サクラは何してたんだよとか色々言いたいことはあるが、まああんな辺鄙なとこで暮らしていたなら見つからないのも当然か?
リリア編ボスラッシュ☆75達成!
2024/9/24、リリア編ボスラッシュ☆75達成。
コントローラの効きが悪くなってきて大分モチベ削がれてたけど、なんとかアプデに間に合ってよかった。
ボスラッシュも終わったことだし、ぼちぼち考察進めていきます。ボスラッシュ中にも色んな案が浮かんでたので、それを検証していくだけで結構進められそう。
Yuriの魔法
変身魔法
にゃるるファイトでは未登場。自分の姿を偽ることができる。もしかするとにゃるるファイト中でも誰かに変装しているのかもしれない。考察がぐちゃぐちゃになるのでやめてほしい。目は偽れない?ようなので見抜けるか。
次元魔法
Yuri : この魔法は使う人の心を覗く力があるの。
人の内面を映し出した平行世界を作り出し、その次元へ移動することができる、というもの。にゃるるファイトでもYuriが次元魔法を使い移動していると考えられる。疲労大。
NRDでは館の呪いにより破られている。Nyakoriを別次元へ幽閉したはずが、テディベアの呪いで目を負傷し、さらにNyarutoruの次元にきた。またにゃるるが現実世界にいることから、効果範囲が存在すると思われる。
Yuriが死ねば魔法は消え、現実世界へと戻されることになる。
ED2 では Yuri が死に、Nyakori が現実世界へと戻ってきた。満身創痍の身体でにゃるるへ寄り添う Nyakori。このまま朽ちていくのだと思うと涙が止まらない。
時空魔法
空間の時間経過を遅める、あるいは早めるというもの。NRDでは館全体にかかっており、セーブポイントの時計は針がほぼ進んでいなかったり、植物が異常な速度で成長したりした。
この時空魔法をYuriが使えるお陰で、説2. Rabbit Doll (封印)の中は時が止まっている が現実味を帯びてきた。災厄の魔女の結界内にはそのような効力は持たないが、Yuriが使えるのならば話は変わってくる。
自分で使ったにしろ使わされているにしろ、時間をほぼ止めることは可能だということが分かっただけでも収穫だ。
錬金術(単に禁術?)
Aの死体とBの生体がある時、BにAの記憶、意識、性格などを流し込む術。大体の人間はぶっ壊れそうな倫理に反した魔法。
Yuro に飼い白猫の記憶を流し込んだものがにゃるる。Nyakori は災厄の魔女との決戦前夜に Rabbit Doll を受け取りに来た Yuro を不意打ち(?)し、既に殺害済みの白猫で錬金術を実行した。
この瞬間からずっと Nyakori と Nyarutoru は一緒に暮らしていたはずだが、NRD の始めで Yuri は Rabbit Doll が奪われたと言っている。なぜだろう。
いや、これはただの口実にすぎないのか。既に Yuro は見つけたから後は泥棒猫の Nyakori を捕まえるだけ、ということか。
Nyakori は黒猫に化けれるようになったよ!何でもする!とか Yuro にしつこくアタックしていたので、もしかしたら自分にも錬金術を施しているかもしれない。
アプデで知りたい部分
・災厄の魔女戦で助けに来るまでのリリア
昔はネコインがもらえたアレ。少し休憩すると言ってPTから外れる。それは死亡フラグだろと思っていたが、攻撃パターン変更のタイミングで助けにきてくれる。かなり快復しているので、道中でなにがあったのか知りたい。ただ休憩してただけならあのまま死んでいってたと思う。
・Yuro を探して奔走する Yuri
こちらはどちらかと言うとにゃるるファイトで次元魔法使って楽しみたいという側面が強い。NRDの後何があったのか、次元移動をして何を探っていたのかなど、知りたい部分も多い。
・サクラの裏側
にゃるるファイト本編、サクラが何をしていたのか。こちらは大方予想がつくので、語られなくても問題はない。ちょっとサクラを操作してみたいと思っただけです。
実際にあった黒死病
ここで唐突に、現実世界のペストによるパンデミックを見てみる。webに転がっている情報によると、人類には過去に少なくとも3度ペストによるパンデミックが起こっているようだ。
NRDにあった Yuroの墓と思しきものには1665年と彫ってあった。この年代は1331-1855年に発生していた第二のペストパンデミックの期間である。
現実の1665年はロンドンの大疫病、イングランドの歴史上最後のペストパンデミックのようだ。このパンデミックでロンドン人口の1/4、10万人の死者が出た。イングランドにおいては最大流行した大疫病である。
ペスト主な感染源はネズミやノミの咬傷であり、他にもネコ、イヌなどのペットからの飛沫感染も少数ではあるが報告されている。一般的にはペットに付いているノミが感染源になるようだ。
致死率は30-60%であり、肺ペストまで進行すると死亡率はさらに高まる。株ごとに異なる抗生物質による治療が必要であり、この治療には抗生物質が用いられる。Nyakori も薬学知識あったんだから治療に回せよ。
にゃるるファイト世界に置き換えてみる
つまりはこうだ。(括弧内は推論。事実に基づかない考察。)
事の始まりは1665年、ペストパンデミック真っただ中。帝国が災厄の魔女と戦う中サクラリオンYuroが立ち上がるが、決戦前日で Yuro失踪。
二人だけでは災厄の魔女を倒しきることができないと判断したサクラたちはリオンを生贄に災厄の魔女を封印。サクラは一人だけでも災厄の魔女を消滅させる方法を模索し始める。(そして時間が足りなかった場合の生贄候補探しとして学校を設立する。サクラが生徒を選んでいたのはそのため。)
100年後(1775年頃?)
災厄の魔女を封印して束の間の平穏が訪れていたものの、リオンの魂が食い尽くされてしまったので結界が壊れ始める。にゃるるファイトは、これを何とかしようと奮闘するサクラやベリーたちと、ご主人(Yuro)を復活させてあげると唆されたにゃるるのお話。
大筋の考察には影響ないが、年代や細かいところでの考察が進んだ。
まず、ネズミ。当然ながら、ペストのキャリアである。ネズミが段々大きく成長していく壁画は、ペスト流行の広がりを表しているのだろう。結界内にネズミが多いのもそういう理由であると考えられる。
そして白猫。NRDでネコはペストにかからないと言われていたが、全くの誤り。ネコはネズミを捕食し、ネズミが持っていたペスト菌に罹患する。そしてヒトへと媒介していくのだ。
次に Nyakori の仕立て屋の注文。6月の注文と書いてある。Yuro は Nyakori に対して「間もなくここにも疫病の手が伸びてくる(意訳)」と言っていた。1665年7月にはロンドン市内でもペストが流行り始め、人々が逃げ始めていた。とあるので、クラリス湖周辺はロンドンに相当する部分だと考えられる。(ウィンダミア湖?)
まあもちろんこれは地球上の歴史の話でしかないので、あまりアテにしすぎるのもよくないかなと思ったり思わなかったり。
今回はここまで。また何かあれば追記します。1万文字超えたので、次はここまでの考察をまとめて新しい記事にする予定。書こうとしたことが頭からすっぽ抜けちゃったので、それはここに追加するかもしれません。
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