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おむすびころりん〜イケメンを添えて〜

この話はノンフィクションです。

私は普段自転車で高校に通っています。
お弁当は前カゴに乗せて。
わかる人はわかると思うんですけど自転車でちょっとした段差を乗り越えようとすると前カゴに入れていたものが跳ねるんですよね。

そしてここからが本題。

ある日の朝、自転車で高校に向かっていると3cm位の段差を見つけました。
ガタンってなるのが嫌で避けようと思ったが時すでに遅し結構なスピードでその段差に突っ込みました。
その瞬間、宙を舞うお弁当。必死で抑える私。私の腕の横を通過するおにぎり。

やべぇ

そう思いました。
拾おうとして急いで自転車を停め、振り返るとたまたま居合わせた大学生くらいのイケメンが笑顔で駆け寄ってきて
「どうぞ」
と笑顔でおにぎりを渡してくれました。
私は状況把握に時間がかかりフリーズ。
とりあえず全力でお辞儀しました。
とても恥ずかしいです。

あのときおにぎりを拾ってくれたイケメンは元気にしてますかね?

そして全てを見ていた信号待ちのお姉さんは記憶を消してください。


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