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黄金のレガシー完走後の感想(−)【ネタバレ】

黄金のレガシーのメインストーリーを完走しました。
主に良くないことを書いています。
この文章に、この世のあらゆる全てを攻撃する意図はありません。
100%主観で、読み落としや勘違いなどあるかもしれませんが、感じたことや今の思いをメモしています。

※ストーリーを楽しめた方や、ネガティブな感想を見たくない方は、ご覧にならないことを強くお勧めします。


▼以下感想です。

【良かった点】

  1. フィールドの綺麗さ

  2. 音楽

  3. 戦闘コンテンツの面白さ


【残念だった点】

  1. 登場人物の思慮の浅さ

  2. 永久人を簡単に消す

  3. 最終的に武力行使

  4. ウクラマトの接待

  5. ムービーが多い割に、大事なことはテキストで説明する


だいたい上記です。
以下はこのことについて、つらつらと書いています。

●永遠人は本当に消えなくてはならなかったのか?
リビングメモリーの楽しげで作り込まれたフィールドに喜んでいたのも束の間、永久人の記憶を消去する役目を負わされました。
依頼主である永久人カフキワは何度も、『記憶の残滓だから(消すことを)気にするな』と言っていました。

そうなのかもしれないけどさー。
けれどカフキワや、冒険者一行が関わった永久人以外は?
なんの予告もなく消されて、どう思ったのか。
ずっとこのまま生きたかったかもしれない。

仮に永遠人が全員、一刻も早く消えたがっていたとして、命のある人たちはどうだったんだろう。

少なくともスフェーンは永久人も「生きてる」と言ってた。
カフキワも機械の体を得て、命ある人たちと同じように活動していた。エレンヴィルは消してしまうことを躊躇っていた。

そもそも、ウルティマトゥーレで出会った種族たちはどうなんだ?
生身の体を無くし、機械の体に入ったオミクロン族や、永遠に生き続けるイーアたちは?

永久人を生かすためのエネルギーが魂でなく、無害な(トライヨラや他の世界に影響の及ぼさない)ものであっても、今回と同じように消しただろうか?
自然の道理に反するからという理由で。

永久人は「生きてる」という主張にもっと耳を傾けても良かったんじゃないだろうか…。
結局、ヘリテージファウンドに生きる人たちの考え方を、否定して突っぱねたと感じた。

●戦争
永久人は「生きてる」と言う人がいる限り、その人達からしたら、冒険者たちがやったことは殺戮だったと思う。
そこに至るまでの葛藤が十分だったとは思えなかった。

時間が無いとはいえ(街を歩く時間はあったが)、暁月までの経験や知恵が生かせなかったのか疑問だ。
エネルギーならデュナミスとかあったじゃない。
思いの力が形になるんでしょ?
なぜ検討もされないのか。暁月のメンバーがあれほど居ながら。

仕方がないから、魂エネルギーを食う永久人の記憶は抹消して、国のトップであり元凶のスフェーンを亡き者にした。
これじゃただの戦争じゃん!
ff14はこの物語を通して、プレイヤーに何を感じて欲しかったのだろう?
少なくとも私は、納得できない、楽しくない、やりたくもない事を強いられた、と感じた。

王位が継承されたグルージャの後見人にウクラマトがなったのも怖かった。
新アレクサンドリアが、敗戦国になっちゃった。


●知るってなんだったの?

綺麗事だけじゃない。って伝えたかったのかな?
そしたら何のための王位継承選の旅だったんだろうか?
対話でどうにかならなければ、武力に訴えなければならないと、そういう結論だったのだろうか。

食の儀の話はなんだったんだろうか。
争っていた2種族が料理で和解した話。
現実味の無いエピソードであったが、スフェーンを倒した今となっては、意味も無かった。

知るってなんだったの?
知ったからなんの役に立ったの?
何を知った気になってたの?

●スフェーン戦
納得いかないまま最終戦となった。
ここはギミックが面白かったし、音楽の盛り上げ方が最高だった!
特に音楽!最後の方は感動で涙が出そうになった。

ギミックの中にジェラー●ンの角刈りチャレンジみたいなのがあって笑った。
迫り来る壁の穴をうまく通過できなくて吹き飛びました。

最後は…あまりにも興醒めしてウクラマトが少し苦手になってしまった。
次元を破ってヒカセンのピンチに登場する演出がやりたかったんだね。
だから戦うのはヒカセン1人にしたのね…。

エデンでガイアが助けに来てくれたシーンはとても嬉しかった。
ウクラマトがあんな風にスフェーンへ呼びかけて、記憶が一部戻る流れに納得感がない。
まだトライヨラの民のためだけなら、まだ分かる。
制作側がやりたかっただけかな。

この戦いの終了後は、すぐにエンディング。
夢の国みたいな感動的な音楽が流れてましたが、気持ちが取り残される…。
あれは私にとってバッドエンドだったので…。


●ムービーが多い、長い、なのに語らない
土曜夜のゴールデンタイムに緊急メンテナンスがありました。
その直前に、確か荒野の機関車制作〜バトルのムービーを見ていました。
大体メンテナンスの30分前くらいから見始めたのですが、最後少し巻きで見てギリギリ4分前に見終わりました。
ボイスも聞いてじっくり見る方なのもあるのですが、テレビアニメより長いぞ。

そんな感じで、ゲームパッドを置いてお菓子を食べながら映像を見る時間がそこそこありました。

それが良かったかと言えば、あんまり…。


●ゾラージャの動機とグルージャの扱い
1番良くないな…と思ったのは、ゾラージャ退場後のグルージャの発言です。
私もずっと気になっていたグルージャの動機。
てっきり力を認めてもらいたいのかと思ったけど少し違った。
「肩書きのないまっさらな自分を見てもらいたかった」のではないかとグルージャは語っていました。
これを分かるようにして欲しかった。
ここはムービーでもなく、普通の会話だった。
大事なことだと思ったんだけどなあ。

それにずっと一緒に暮らしてたわけでもないグルージャが説明するのはかなり不自然。
グルージャは、操られているのかのように聞き分けが良すぎ、察しが良すぎる。
子供っぽくなさすぎて、制作側のエゴを感じました。
グルージャは、ゾラージャの引き立て役だったのか…。

●新アレクサンドリアとトライヨラ
これから上手くやっていけるのでしょうか?
新アレクサンドリアの人々は、スフェーンの記憶も消去され、これからも過ごすのでしょうか。
今後、スフェーンと永久人を消した仇がいる事に気付く者が出てくる事も考えられますが…。
そしたらその人も消してしまうんでしょうか。
これまでそうしたように。

▲感想ここまで

●これから
クリアした日は結末がショックで、日課のグラカン納品もやらずにログアウトしました。
何日かしてほとぼりが覚めたらまたケロッと遊び始めるんじゃないかなと思ってます。
新ジョブのピクトマンサーが楽しかったのでレベルを上げてみたいです。
今回は私にとって初の拡張パッチだったので、ずーっと楽しみにしてたのですが、ちょっと期待しすぎていたみたいでした。
今後のストーリーは、さらっと追っていこうと思います。

●ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。


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