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6・7月読んだ本(マーケ編)

紹介する本

  1. コンセプトの教科書

  2. エモ消費

  3. イシューから始めよ

  4. 「仕事ができない」と言われたらマーケターのように考える


構成

タイトル
重要トピック
感想


コンセプトの教科書

重要トピック

コンセプトの作り方
インサイト:ユーザーの困りごとの提示
↓しかし
競合・市場:解決していない状況
↓そこで
自社だけのベネフィット:方法を提示
↓つまり
④新しい意味:解決策(コンセプト)が顧客には必要

機能するコンセプトの条件
①顧客目線か
②ならでは発想か
→当たり前ではない&確かなターゲットを持つ
③スケールは見込めるか
④シンプルな言葉か

ペルソナのインサイトは…?
葛藤の中にある
└例)痩せたいけれども、質素な食生活にしたくない

具体例

スタバのサードプレイスを例にすると、
「自分の居場所を確保したいけども、家や会社では日常におわれるのでいやだ」というインサイト

があるが、

喫茶店ではくつろげるけど、非日常感まではない。アミューズメントパークや高級ホテルは、非日常は感じるけど、手軽さや、コスパの観点でなかなか行けない…

そこで、

くつろげるし、作業もできる。自分のために時間を使える場所と時間を提供できる

つまり、
家と会社とは違う、第三の居場所を提供できます。
というようにコンセプトが作られる。


エモ消費

重要トピック

エモ=日常の中のちょっとしたhappyの共感
└エモは60点がベスト
└一人に共感しすぎず、ターゲット全体に刺さるコンセプトを

エモの発生条件
①経験がある
②小さなhappyを感じる
③コミュニケーションがある→共感したくなる

エモの作り方
買う理由を与えてあげる
→ちょっとしたhappyを一次情報から収集する
→顧客が手に入る世界観をコンセプトに落とし込む
→小さなhappyを演出する


イシューから始めよ

重要トピック

問題解決の流れ
①情報を収集し、仮説を立てる
②so whatでイシューを特定する
③WHYの並び立てでイシューを分解する
④PDCAを回す

イシューの条件
①本質的である
②常識を否定する仮説がある
③答えが出せる

イシュー分解
①Where…市場の理解を基に
②What…強みを生かした勝ちパターンを形成し
③How…一貫した方法で取り組む
Whyの並び立て
①市場の魅力
②自社の魅力
③実現可能性


「仕事ができない」と言われたらマーケターのように考える

重要トピック

◎原因分析は必ずWHY×4以上→HOWの順番で

◎ニーズは一次情報×多角的な方法でつかむ
→一つの市場アンケートだけで手段を見つけるな

◎機能的価値と情緒的価値を両立させる、その価値はどちらなのかを分別する
└機能的価値=4つの不
└情緒的価値=小さなhappy・ペルソナの葛藤

マーケターに何が必要か
①エンドユーザー視点
②自分が市場と同じ価値観を共有すること・知ろうとする姿勢
③具体・抽象の行き来:鳥の目・虫の目・魚の目を身に着ける


感想

一貫して自社商品の強みや性能よりも、顧客にとっての価値を重要視していて、顧客の困りごと・少しのhappyが産まれる要因を一次情報を基に分析し、市場や競合他社の状況を鑑みて、具体的なhowに移行することが分かった。すぐにhowに飛び込みがちだが、それ以前に上記の内容を検討する必要がある。

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