MMA界におけるレスラーの適応力
先日のBellatorで、太田忍がノースサウスで見事な一本勝ちを収めた。rizin参戦初期は、苦戦を強いられる試合も続いたが、彼はあっという間に北米mmaで完勝を収めるまでに変貌した。
この勝利はrizinでの勝利とはまた異なる大きな評価を得るもの当然だが、この試合の前に、滝澤謙太にパンチの連打で、そして倉本一真に一撃KO勝ちを収めていることも忘れてはならない。
ひとつ明確なことは、やはりオリンピアンクラスの並外れた適応力ではないだろうか。
近しいところでいけば、元シドニー五輪銅メダリスト、宮田和幸もその一人。彼もまた持ち前のレスリング力と柔軟なグラップリング力でDREAMトップクラスまで登りつめた(個人的にはUFCでも見たかった)
まだ30歳を越えたばかりの太田忍が、ここからどれだけ、のし上がるか…佐藤将光には敗れたものの、井上直樹はじめ国内トップとしのぎを削るべき重要な立場にいることは間違いない。