採用前提で話をしてくる面接官
面接で“あなたに決めた感”を出してくる
中高年に限ったものでもないですが、面接なのに採用前提みたいな話をしてくる面接官っていますよね。
先日もそんな経験をしました。
職種は現場と事務半々で、非正規とはいえ長期で働く人が多い仕事です。
面接官 「実はですね、もう佐助さんで決めようと思っているんですよ」
面接官「応募したのに連絡取れない人が多くって。でも佐助さんはこうして来てくれる。そういう誠実な人を…」
と持ち上げながら採用決めた感を出してくる。
ぼく「これは決まったのでは!」
と気持ちが高ぶるではないですか。
結局1週間以上待たされて
落ちました。
で、僕が考えたところこのクソ野郎面接官は何がしたいかというと、こんな心理が働いたと思うんです。
「応募者が足りない。このままでは現場がまわらない。どうしよう」
↓
「人が足りない状態で応募者に辞退されるのが1番困る」
↓
「そうだ。面接では採用確定のような嘘をつこう。
オレの迫真の演技と熟練トークでその気にさせて、辞退者を防げばいい」「応募者が増えたらサクッと断ればいいわ(鼻ホジ)」
という状況で採用前提面接が行われたんではないかと推測しました。
この面接官から不採用の電話がかかってきたとき言ってましたもん。
「佐助さんの面接後、応募者がめっちゃ増えたんです。それで今回は残念ながら…」
実際、私の面接後にこの会社は新しい求人広告を出しているのをみつけてしまいました。
人集まらなくてやばいと思ったんでしょう。
大人って怖いですね。
この経験で得た学び
1)採用前提面接は応募者数が足らないことによる辞退封じが目的
2)話半分で受け取り求職活動を続ける
3)仕事のシフトチェンジは難しい
3)はまた別の機会に書きます。
結局日本って、これまでのスキルの延長線上でしか仕事が得られにくいって話です。
では。