ペルソナシリーズについて(6)

ペルソナ5
2周した後、姪っ子に下げ渡し、姪っ子をアトラス信者にした傑作。
本作は作品としてはトップとは言えないんですけど、ゲームとしては最高に良いと思うんですよね。
兎に角色々絵的にかっこいい。
オサレです。
良い点は……
①キャラクター
②シャドウ
③演出
特に①が突出して良いかと。魅力が高いんですよね。
まあ、キャラの頭身がディフォルメじゃなくリアル頭身になったのがデカいのではと思うんですけど。
②は何気に嬉しかった点。開発上の都合だったんでしょうけど、3と4はシャドウは悪魔の恰好してませんでしたし。

1.好きなキャラクター
新島真、佐倉双葉、川上貞代。
見事に女ばっかだな。

新島真
初期ペルソナのヨハンナが衝撃的で。
前情報一切無しでプレイしたので、最初
ペルソナに乗るとか。すごいな。
と思ったんですわ。
ゲームでの性能面でも強いし。
全体回復できる上、攻撃力も高いからね。

佐倉双葉
妹キャラ的な意味合いで好きでしたかね。
あと、ペルソナも良かった。
UFO。彼女のコープは、周りよりも異常に性能の良い頭を持って生まれた故の苦悩ってのが好きでしたね。

川上貞代
エロい。説明不要。(どんなのよ)
最初「生徒を庇う気無いだと? やる気ない教師だな。しかしペルソナだからひょっとしたらこの女教師……喰えるかも」と思っていたら……

喰えた。

それが分かったときは「正気かアトラス!?」と思ったものです。

2.改心
本作、社会的地位を築いている悪党を改心させてその悪事をゲロさせ、破滅させて成敗する心の怪盗団の活躍を描く物語ですけど。
この改心の方法
「悪党は世界の認識が歪んでいる。その歪みのコア部分を悪党の精神世界に侵入して盗み出してしまえば、認識の歪みを維持できなくなり、その結果善人になって自分の悪事をゲロってしまう」
こういうシステムなんですけどさ。
これについて

これ、洗脳じゃ無いの?

って言う人いるんですよね。
私は「断じて違う」って言いたいんですけど。
理由はですな

歪みのコア(作中呼称はオタカラ)を取り去って、結果世界認識の歪みが破壊されて出て来た人格こそが、その人物の本来の人格

だと思うからですね。
あの鴨志田(鈴井志帆という女生徒を、ヒロインのひとりの身代わりでレイプした挙句、自殺未遂に追い込んだ鬼畜体育教師)も、パレスでシャドウが「俺は周囲の理不尽なプレッシャーに耐えて結果を出したんだ!」って主張して、自分の悪事を正当化してましたよね。
獅童(物語の表の黒幕。総理大臣を狙う悪徳政治家)もそうだったし。シャドウが「国民なんてほぼクズじゃねえか」って理詰めで言ってましたよね。口開けてるだけで幸せにしてもらえると思い込み、自分で何かしようとせず、願うことは一攫千金。自分の地道な努力が実ることじゃない、と。
相当絶望してるのよ、あの男。

だからさぁ、改心が洗脳に見える、って言う人は
「悪党は全てナチュラルボーンである。つまり常人とは別種族」
……こう思ってる人なんじゃないかなぁ?

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