メガテンシリーズについて(1)

私は重度のメガテニストで。
今までプレイしたのは以下のタイトル。

~正伝~
真・女神転生
真・女神転生Ⅱ
真・女神転生Ⅲ
真・女神転生Ⅳ
真・女神転生Ⅳ FINAL
真・女神転生Ⅴ

~外伝~
真・女神転生if
真・女神転生デビルサマナー
デビルサマナーソウルハッカーズ
デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団
デビルサマナー葛葉ライドウ対アバドン王
真・女神転生デビルチルドレン黒の書
真・女神転生NINE
真・女神転生SJ
真・女神転生DSJ
偽典・女神転生
魔神転生
魔神転生Ⅱ
デビルサバイバー
デビルサバイバー2
デビルサバイバーオーバークロック
デビルサバイバー2ブレイクレコード

~分類不可~
DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー
DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー2

……こんな感じですか。
最新作の「ソウルハッカーズ2」
スマホゲーの「D2メガテン」はしてないですね。
あと旧約と、ラストバイブルシリーズはやってない。

この中で一番好きな作品を挙げろと言われたら、私はやはり
真・女神転生
真・女神転生Ⅱ
この2つを挙げますかね。

真・女神転生
記念すべき最初の真メガ。
通称「真1」
プレイヤーとヒロイン、そして友人キャラ2名の名前はデフォルトが存在せず、自分で命名するスタイル。
とても硬派なゲームです。
発売されて2か月ぐらいで買ったのですが、このゲームに関してはハードを変えて通算8周くらいプレイしてます。
当時発行されていた硬派なゲーム雑誌「ヒッポンスーパー」では、まだ発売されて間もないこのゲームと、ドラクエ、FFを合わせて
日本3大RPG
などと呼んでおりました。

ゲームの流れを大まかに説明すると、このゲームはマルチエンディングスタイルで。
プレイヤーはゲーム中で提示される3つの思想
「ロウ」「カオス」「ニュートラル」
この内のどれかを選び、それを実現した世界を作るために戦うのです。
このパターンは正伝の黄金パターン。
で、次にそれぞれの思想について説明していきます。

ロウ
これは法と呼ばれる思想で。
簡単に言うと、ルールに従って生きる生き方。
それは普通だろと言われるかもですけど。
普通とちょっと違うのは、ルールを破るタイプの人間を躊躇いなく粛清してしまうくらい、過激にルール厳守な思想である、ということですかね。
人間界のルールが守れない人間は、生きていなくていい!
こういうタイプ。
主に、神話の主神クラスの神々や、天使が味方してくれる思想です。

カオス
これは混沌と呼ばれる思想で。
簡単に言うとルールを設定しない生き方。
だから
気に入らない奴がいたら殴るし、場合によっては殺してしまう。
好きな相手が出来たら、相手が既婚者だろうと血縁者だろうと自分のものにする。
欲しいものがあったら奪う。

こういうタイプ。
まあ、獣の生き方ですね。弱肉強食。
主に、神話で破壊神とされている神々や、魔王クラスの悪魔に支持される思想です。

ニュートラル
これは法と混沌の中間。
その時々により、ルールを守ったり破ったりする。
まぁ、これこそホントの意味でフツーですかね。
ゲーム的には一番殺戮を行う思想なんですけど。
ロウもカオスも倒すから。

で、このロウとカオスの思想にはそれぞれ体現者のキャラが用意されてて。
それが
ロウヒーロー
カオスヒーロー

という名前なのですが。(友人枠の2人ですな)

ロウヒーロー
悪魔が経営する人体改造手術を行う犯罪病院で出会う友人キャラその1。
性格はとにかく優しく、顔イケメン。
とてもイイヤツ。
正反対な君と僕でいえば、リッちゃんが一番近いかも。
ちなみに、主人公の家の隣に住んでる幼馴染の少女の彼氏だったりします。

話の展開で彼は、ロウ陣営の神々の策略で、東京にICBMが落ちたとき。
他の仲間と一緒に、金剛神界という異次元空間に飛ばされて、死を免れるんですけど。
帰ってきたら30年後。
そんな、通称「大破壊後」の世界で戦う羽目に。
そして戦いの中、とある悪魔に魂を抜かれることになって死亡してしまう。

その後の彼なんですが。
あとの展開でいきなり復活します。
復活前とは比べ物にならないくらい、冷酷になって。
当時は神に精神を弄られたんだなと思っていたのですけど、どうも違うらしい。
真実はメシア教団(ロウの思想を信奉する宗教団体)に物理的に脳改造をされてしまった様子。
ひでえ話。

どのくらい冷酷なのか。
それを示す台詞はいくつかあるんですけど。
一番好きなのがこれですかね(うろ覚えですが)

「……いつか目覚めてくれると思っていたのに。もう、あなたの目覚めを待っていられません。
神無き力は力ある悪魔を生み出します。それが主人公君、あなたです」

……お前はそんなことを言う奴じゃなかったのにな。(プレイヤー全員がここで思い、彼を解放するために倒すことを心に決める)

カオスヒーロー
友人枠その2。力の信奉者。
しかし不器用ながらも優しい心を持ち、正義感も高い。
だけどあまり強くはなく、人付き合いも下手糞なため、最初不良少年のリーダー・オザワにリンチでボコられていた。

そんな彼は、大破壊後の世界で昔と大差ない精神性で、新宿の支配を行っている男・オザワを見つけて戦いを挑む。
結果は惨敗。だが彼は「悪魔と合体出来たらオザワを倒せる」と判断。
そのまま、仲魔のうちで一番強い悪魔との合体を果たす。
そしてリベンジし、勝利。オザワの命乞いを無視して彼を殺害。
そのまま主人公のPTを抜けてしまう。

で、その後も要所要所で彼とは再会するんですけど。
出会う度に力をつけていることを匂わせる台詞を吐く。
そして、カオスルート以外を選ぶと、最終的に彼と殺し合いをすることに。
彼の場合、ロウヒーローと違って、人の心を失ってはいないんですよね。
復活ロウヒーローに関しても「こいつ、自分の頭で考えて喋ってないみたいに見える。どうしちまったんだ」って感想を述べるくらい、友情に厚い。例え敵対していても。
だからまあ、ラストバトルが辛いんですよ。ロウヒーローとは別の意味で。

以下の台詞をあげておきたいです。

「……これは夢……だったのか……悪い夢……いや……いい夢……だった」
(彼にとどめを刺したときに)

「カオスヒーローを倒したわね。あなたは友達を殺して平気なの!?」
(カオスヒーローを倒したときにすかさずリリスに)

ゲーム性
初代ですからね。
仲魔はレベル上がらないし。
魔法も強いわけじゃ無い。
仲魔の存在は、補助魔法があると強いけど、攻撃魔法しか持ってない悪魔は、ヒロイン以下の活躍しかできない肉壁、みたいな扱いで。
特技は一部例外で「悪魔のキス」「デビルスマイル」などが強かったですけど、基本的に特技は弱い扱い。
でも、面白かった。

そして魔人。
私はこれに全部会うのに2日潰した思い出があります。
ペイルライダー、大僧正、ディビット
で、魔人ディビットからしかとることが出来ない隠し武器のストラディバリも取りましたよ……。






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