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この会社、余命三年あるかな?

大卒就職率98.1%。一見いいニュースみたいに報じている。しかし逆に言うと倒産する企業が増えていくのだと考えたりする。勝手に思ってるだけ。相関関係があるかどうかわからない。

少し前にアルバイトをしないかと声がかかって、とりあえず見においでと。見に行ったら古ーい建屋で、もしかしたら戦前からの長屋みたいなところ。木造の三階建の社屋。狭いし天井低いし階段は狭いし暗いし。トドメはトイレ。

かろうじて水洗の和式。カギが簡易型ハリガネ引っ掛け式。事務所は二階にあって暗くて狭くて陰気で風通し悪い。そんなところに4人ほどアリの巣状態。社長はパッと見その筋の人みたいな怖い感じ。わたしの仕事内容は少しばかり重労働、機械も古いし良く故障する。新しいものに更新したらいいのにそれもしない。これを引き受けたら逃げれないと思った。なので丁重にお断りした。しかしこの会社潰れないかめちゃくちゃ心配。そんな感じ。

昨日聞いたらその会社、人が何人か辞めていってる。まず高齢者は仕方ないが若者も。そら、給料も少ないしボーナスは無いし、こんな職場はわたしだって無理だ。出来る若者には転職を勧めたい。

前の勤めていた会社で、仕事上いろいろな会社の営業マンと話を聞くが、ボーナスが出る会社はたくさんあれど、たとえば年間6ヶ月出る会社なんてほんと少ないし、今どき55歳定年の会社も有る。

就職率高止まりは、わたしのような中年男性の職業の選択肢も狭くするのだろう。若い人はどんどんいい会社を選んでやってみてダメなら転職。そうやって死にそうな会社は消えていき、いい会社は生まれて経済がまわれば良いと思う。

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