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ワクワクする事がなくなった③

その頃、今は仕事仲間であるが、なんか怪しい人に出会ってしまう。その人は平日から連絡がつきいったい仕事は何やってるのか?不思議な人。仕事は何やってるのですか?と聞けば映画ハゲタカみたいなもんやって言う。
映画ハゲタカを知らないわたしはわざわざNetflixに入って見てみたのだ。
ますます怪しい。この人の話は長くなるから一旦置いとく。

ワクワクしないわたしは態度に出るのだろう周りから更に杭が出てしまう。即ち目立ってしまう。しかも仕事が出来て早い。皆が手を焼く面倒な仕事が排水口の髪の毛みたいに集まる。ジョニーにはもっと難しい仕事をしてもらうからこれは来月からあなたがやってください。とか、コルテスは押し付け、自分はブルーチーズとワインの事で頭いっぱい。

わたしのメンタルが壊れていくのも気がつく筈もなく、サルはおまえとは一緒に仕事なんかできるか!とか言うし、もうズタボロ。心療内科に行ったらすぐに診断書が出て会社を休職。

その頃のワクワクはやっぱり女性。怪しい占い師と仲良くなる。その人は離婚歴があり元旦那が浮気して去って行って慰謝料たんまりとゲットして、当時の職業は終末病院の看護師、そこから転職してネットワークビジネスとタロットの占い師。結局わたしを顧客にして高い商品を買わさせる。それから山登ったり写経したり食事に行ったりして、しばらくしたら冷めてしまったのだ。いまだにお誘いがあるが多忙を理由に断っている。

このように無職のプー太郎は右往左往霧の中を彷徨い続けて今に至る。不良オヤジである。

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