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アホな設計部と無責任な品質保証部

お客様名はK集団と言う会社 大企業であり日本製のその設備を何台も合計数十億円で導入した。導入計画はそこのお客様専用仕様に設計し、3年かけて設備は完成し据え付けられた。

新設計なので部品の干渉も半端なく多く、稼働後も問題山積となる。だいたい設計者はシロウトに毛が生えたような若者で回転物の振動解析とか共震原理、片持ち梁の撓みなど計算の基礎も知らない。撓みなどCADで再現するしか出来ないし。とにかく勉強してない設計者。それ以前にちゃんと教える先輩なんて居ないし。これで給料もらってるプロなのか?そんな輩がコスト意識もない図面を描くもんだから部品価格は青天井。自分たちが悪いのに資材調達がバカだからコストが上がるのだって言い出して人のせい。

そんな設計部門からうちのFランク部長に話が来てヘコヘコ尻尾を振りヨダレ垂らしつつ、右から左へバカがわたしに解決せよと言う。事前に打ち合わせをするが問題の原因と解決方法は自分で考えよという。リスト化したら30数件。設計部門に聞いても自分たちが原因ではないお客様に聞けと。まったく冷たい。Fランク部長は全然他人事になりわたしはすっかり孤立した。こうなればもう行くしかない…

ああ、来てしまった。この臭い国。上海浦東空港に午後着いてからタクシーで2時間。到着したら夜。ひとりで食事とって翌朝お客様の車が迎えに来る。で、工場に到着した。つづく…

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