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ショートエッセイ はなやぐ本たち②「野村英夫詩集」

「水色の市街電車が
 走って来た。
 水色の市街電車は
 蝶のやうに停った。」
(野村英夫「初めての蝶」)
この詩を目にしたら、だれでも水色の市街電車に乗ってみたいと 思うのではないでしょうか ありえないけど 詩の世界だからこそ ありえる世界
すごく詩を感じてしまう作品集です 深沢紅子さんの絵もすごく合っていて とても四季派な詩集で大好きです あこがれの詩集の一つです

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