焼き付いて離れねぇよ


当時、学童に通っていた私は置いてある漫画という漫画見れるアニメというアニメを片っ端から見ていました

その学童は、夏休みの間もやっており 一日中学童にいる となると子供たちも暇を持て余し始める。
そんなときに先生方が気を利かせて ドリフやアニメ映画といった長編の時間を潰すのに丁度いいものを学校にあった画質のいいテレビで流してくれていた。

学童には高学年の子もいて、そういった子達も飽きないように少しだけ大人向けで小難しそうなアニメも流していた記憶がある。

その、小難しそうなアニメが「蟲師」だった。

当時の私は見ててもなんのこっちゃ分からないなんとなーく「世界観が美しいもの」ぐらいの認識で見ていて 「このお話には小説の原作があって、ホントはもっと難しいんだろうな」とか適当なことを考えながら見ていた記憶がぼんやりとある。

けれど、小学校 中学校の記憶が殆ど無いのにも関わらず「小さい頃に白髪の男が主人公の不可思議で面白い話を見た」ということだけは強烈に覚えていた。

そうやって脳みそに焼き付いた記憶を辿って調べてみると、どうやらそのアニメは「蟲師」という名であるということを知り、今ではその世界観にずぶずぶ。

私が持つ蟲師の思い出のように、小さい頃に見聞き奇妙なものはとても強く記憶に刻まれると思う。

小さな頃、家にあったmp3プレーヤーに入っていた電気グルーヴの楽曲は未だに忘れられないし、歌詞を諳んじることだってできる。

意外と小さな頃の記憶って残り続けるよね

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