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不動産屋が苦手

というタイトルですが、ぶっちゃけて言うと嫌いです。
人は住むにも事業を行うにも何かしらの物件を借りるか購入するかしないといけません。
ですが、私は今まで正直なところ不動産屋さんであまりいい経験がありません。


◆そもそも私が社長室室長になった理由

今の会社に入社してしばらくの間は、ホテルの客室清掃の仕事を学びに出稼ぎに行っていました。その後、出稼ぎから戻ってきて自社のビルメンテナンス作業に加わり、さらにその後、社長が新規事業を立ち上げたい?というところから、社長室という部署を作りました。立ち上げ当初は私ともう一人居ました。(その方はすでに退職しています)
で、以前書きましたが、その時は新規事業として、コインランドリーの出店と、他に立ち飲み屋の出店を検討していました。
どちらも物件ありきの事業なので、私は名刺を持って広島市内中の不動産屋さんに挨拶に行き、希望物件を伝え探してもらったものです。
その際に、とある不動産屋Aに伺った際に名刺を渡して挨拶をして、
「広島市内でコインランドリーを開業したいと思っています。20坪以内で坪単価1万円までの空き物件を探してもらえませんか。」的なことを伝えたところ、「あー、うちの親会社がコインランドリーを何店舗かやってるんで探せませんねぇ。あなたの名刺要らないんで持って帰ります?」と無下に扱われました。なんというかその…別にコインランドリーは駄目でも、今後他の事業でお付き合いが発生するかもしれないのに、凄い応対だなとその時は思ったものです。
もう1つは、とある不動産屋Bですが、同様に名刺を持って挨拶しコインランドリーを開業できる物件を探していると伝えたところ、「この物件なんてどうですか?」と勧めてきたので、「では、オーナーさんにコインランドリーをやってもいいか、24時間営業は可か聞いてもらえますか?」と言うと、「入居申込みしてくれないと聞けません。」と言われました。え…そもそもオーナーさんからコインランドリーの許可が出なかったら申し込みしても無駄じゃん。まず先に許可がおりるかどうかでしょ。何この鶏が先か卵が先かみたいな。翌日社長が同じ店に行って名刺を見せて同じ担当者と話をしたら、「すぐ聞きます!」と言って、申し込みをせずともオーナーに聞いてくれたようです。この他にも主に名刺の肩書で無下な応対をされてるのではないかと思うことがしばしば。
そこで社長に「不動産屋に行くと、どうも名刺の肩書でクソみたいな対応をされるっぽいので、社長室室長を名乗っていいですか?」と聞いたところ、「ええよー。」とのことだったので、社長室室長となりました。実際は私しか居ない1人部署でただの何でも屋なだけですが、相手からはわからないので、社長室室長とかいうと何かそこそこお偉い人かなと思われそうじゃないですか。というわけで、私が今の肩書をつけるようになったのは、不動産屋さんにナメられないためだったのです。事実、それ以後訪店時に無下な応対をされることはだいぶ少なくなりました(笑)

◆返事をよこさない

今はアットホーム等の不動産情報サイトで条件に合う物件を検索して探すことが多くなりました。で、目当ての物件があったら掲載されている不動産屋さんに連絡を取ります。「◯◯を見たのですが、◯◯の物件は空いていますか?空いているようでしたら、是非事業を検討したいのでオーナー様にこの事業はやっても良いか確認お願いできますか?」とこちらの連絡先とともに伝えます。「承知いたしました。よろしくお願いいたします。」と返答をもらい待つのですが…待つのですが…待つのですが…返事が来ません。これ結構多くて、特に大手の不動産屋とか多いです。体感ですが、問合せたうちの半分は返事が来ません。せめてオーナーの許可が下りなかったなら下りなかった旨の連絡くらいは欲しいのですが…。1回くらいはこちらも催促の連絡をするのですが、それでも返事が来ません。

◆色々間違ってる

運良く?オーナーからの許可も貰えましたと連絡があったら、ようやく内見です。その際に物件の資料をいただくのですが、あきらかに物件資料が違ってたりします。平面図が古すぎて現況と違っていたりとかはよくあります。
普通借家と書いてあるのに定期借家なんですと言われたり。
あと、200平米を超える物件の場合は、物件の用途を変更しなければならない場合があります。例えば、今まで事務所として使っていたところを飲食店にして開業するとか、物販店だったところをデイサービスとして開業するとか。その際、検査済証が必要となるので予め「用途変更が必要になると思うので検査済証はあるかオーナー様に確認してもらえますか。」と伝えて「ありますよ。大丈夫です。」と即答を貰ったにも関わらず当日平気で「検査済証無いです。」と言われたりします。
(検査済証が無くても用途変更はできますが、物凄い時間と手間とそこそこのお金がかかります)
そして内見もクリアできたらようやく契約となるのですが、契約書や請求書の金額は間違えていることが多いです。0が多かったり少なかったり、消費税の計算が間違っていたり、聞いてた金額と違っていたり、なんかもうツッコミどころ満載です。

◆何かセコい

退去する際の返還敷金の減額問題はまぁもうみなさんご存知の通りで色々アレですが、原状回復も済み、立ち会いでも特に問題無く、敷金も満額返還となった場合でも、精算書に「振込手数料は引かせていただきます。」とか契約書に書いてないことを勝手にしてきます。場合によってはその記載もなしに、当たり前のように手数料を引いて返還してきます。おい待て、敷金の弁済義務は貸主だろうと。なんでこっちが振込手数料を負担せんといかんのやと。

さらに、つい先日なんてこちらが発行した通常取引の請求書の支払いですら、振込手数料を引いて振込してきましたよと。なんなんですかね。不動産業界は振込手数料はどんな取引であろうと先方が負担するべきみたいな取り決めがあるんですかね?

◆というわけで

私は不動産業界内はよく知りませんが、このような対応ばかりされるのであまり良い印象がありません。他にもいい加減な対応されたり、横柄な態度を取られたり何度もしています。ドラマの正直不動産なんかを見るとさらに思いますね。(まぁあれはあくまでドラマですが)
ただまぁ、私自身もプライベートで住宅を購入するときに大変お世話になった不動産屋さんもあるので、世の中の全ての不動産屋さんがそうとは思いませんが、人口減の世の中で、いつまでその態度の商売が続くのかお手並み拝見とともに、そのようなとことは極力取引をしないようにしようと心に誓うのでした。

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