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記憶

誰しもが持っていて、
それが良いものもあれば悪いものもある。
それが記憶ですよね。

僕は相方にも記憶力ほんといいよねと
言われますし、なんなら小さい頃から
ずば抜けて記憶力が良かったらしく、
絵本"こんとあき"を幼稚園入学前に
暗唱してたみたいです。

でも、おかしいですね。
こんとあきを暗唱していた記憶が
全く無いんですよね。

皆さんもこういう事ってないですか?

こんとあきを暗唱していた記憶どころか、
幼稚園の記憶もあまりちゃんとなく、
うっすら覚えてる程度で、はっきりとした
記憶があるのが小学校からなんですよね。

これ、なんなのか考えたんですけど、
はっきりとした記憶の始まりって、
恐怖からなんじゃないかなって思ってます。

僕のはっきりとした記憶の始まりは、
小学校4年生の時、友達と公園で野球をした帰りに
自転車で5叉路を飛び出し、横から来た車に
右手を撥ねられ、手のひらの肉がはみ出た状態で
中から明らかに堅気ではない男の人に
"テメェ死にてぇのかこの野郎!"と凄まれて
からスタートしています。

この時、中に女の人もいたのですが、
"やめなよ、何持ってるか分かんないよ"
と言ってました。

東南アジアの狂犬病の犬とでも
思われたのでしょうか。

その日、家に帰ってから母親に
"その傷どうしたの?"と言われて、
心配かけるのも悪いし、何故か一言
"こけた"だけ言ったのを覚えてます。

恐らくきちんと嘘をついたのも
この日が初めてです。

なんとも記憶に残る1日になりました。
皆さんの記憶に残る1日も、
是非お伺いしたいものですね。

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