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雀魂攻略_銀の間_最速テンパイに向けて牌効率を考える

ご主人、お帰りなさいなのだ。
どーもどーも、ずんだもんを愛する自称麻雀中級者Rikk@と申します。

本日のお題はこちら
【雀魂攻略_銀の間_最速テンパイ向けて牌効率を考える】
ではさっそく本編へ参りましょう。

はじめに


銅の間から銀の間に昇格するとおそらくゲームスピードが速くなったと感じるかと思われます。自分が聴牌する前に他家の鳴きやリーチが飛んできてなかなか和了れなくなることが多くなるでしょう。雀魂の傾向として上位卓に行くほどにゲームスピードが速くなると個人的に感じています。

さて、上位卓に行くほどに本当にゲームスピードがあがるのでしょうか?ひとつの指標として現在Σリーグに参戦している3名の方のスタッツについて雀魂牌普屋を用いて検証してみました。

Black Cat Code なーいん選手
和了巡数: 玉座12.138←玉←12.160←金12.342

Black Cat Code えりんぼパパ選手
和了巡数: 玉座12.252←玉12.256←金12.449

なんでも鳴けばいいというものではない 無名叢子選手
和了巡数: 玉座11.937←玉12.078←金13.414

サンプル数が3なので全体の傾向はこれだけではわかりませんが、トッププレイヤーのデータを比較しても上位卓に行くほどに和了巡数が速くなっています

和了巡数を速くするためには牌効率を意識しながら打つ必要があります。まずは、牌効率の基本から考えていきましょう。

牌効率の基本

牌効率とは、テンパイまで最短の手順で手牌を揃える考え方のことを指します。基本的に牌効率は自分の手組みのみを考える手段であり、他家のリーチなどに対する待ち牌の予測など、防御方法や立ち回りなどは考慮しないものとします。

また、テンパイまでの速さ(早さ)に加えて手役やテンパイ形の良さなどを含めて「牌効率」と呼ぶこともあります。

① 受け入れ牌


例えば、🀜🀝を持っているときに🀛or🀞を引くことで面子となります。

このように、※1塔子(ターツ)や対子から面子になるような牌や、※2孤立牌から塔子になるような牌のことを受け入れ牌と呼びます。牌効率を考えるうえで、この受け入れについて考えることが最も重要となります。


受け入れ牌

② 塔子受け入れ牌


※1塔子とは、あと1枚数牌がくると順子になる状態を指す用語です。

牌効率において、塔子の優先度は以下のようになります。
リャンメン塔子>カンチャン塔子>ペンチャン塔子
(以下は塔子を省略)

リャンメンは他の2つとは異なり、受け入れ牌が2種あることからより優先的に残した方がいいのはわかります。

次に、カンチャンとペンチャンを比較します。🀌🀎のようなカンチャンは🀋を引くことで🀋🀌のリャンメンになるためより良い形となり得る可能性がありますが、ペンチャンにはその特徴がありません。(ペンチャンがリャンメンに変化するには2手必要となります。)そのためカンチャン>ペンチャンとなります。


カンチャン・ペンチャンの両面変化

③ 孤立牌の受け入れ


※2孤立牌とは、手牌の中で対子・塔子・順子・刻子・槓子のどれにもなっていない牌のこと。

数牌の孤立牌では、その数字により牌効率における重要性が変わります。リャンメンには変化しない1や9よりも、リャンメンに変化しやすい3〜7の数牌がより優先されるでしょう。数牌は2つ隣までが使える牌になるので数牌の強さは3~7>2・8>1・9となります。

孤立牌の強さは、内側の数牌>外側の数牌>字牌となります。

ここまでをまとめると、リャンメンまたはリャンメンに変化する塔子を優先的に残し孤立牌では内側の数牌を優先的に残しながら手を進めていくことが牌効率の観点から良いとされています。

しかし、ここから牌効率の定番何切る問題や受け入れ枚数を考え始めると一気にレベルが上がります。もちろん、最終的には理解したほうが良いでしょうがとにかく細かい。もっと言うとメンドクサイ。実は私は牌効率が苦手です(というかちょっと嫌いです)。

しかし、麻雀の先駆者たちが牌効率を研究し直感的に理解できるいわゆる強い形でまずは覚えようと開拓してくれました(本当にすごいです)。色々な本やネット記事があるとは思いますが今回はウザク式麻雀学習牌効率の一部を参考にさせていただきました。


ウザク式 麻雀学習 牌効率

https://www.amazon.co.jp/ウザク式麻雀学習-牌効率-G・ウザク/dp/4866731117/ref=sr_1_1?adgrpid=118943009893&hvadid=626703034531&hvdev=c&hvqmt=e&hvtargid=kwd-666179242990&hydadcr=27487_14609489&jp-ad-ap=0&keywords=ウザク式麻雀学習+牌効率&qid=1682823234&sr=8-1

複合系の比較

① リャンメンとリャンカン

リャンカンとは、🀚🀜🀞のようにカンチャンが2つ合わさった形です。
リャンメンとリャンメンの受け入れ枚数は、テンパイまではどちらも8枚なので、「ほぼ同価値」とする人もいますが、この本では、全く違う価値、全く別のモノとして扱います。

ウザク式 麻雀学習 牌効率


上の牌姿は、リャンメンとリャンカンが残った1シャンテンです。リャンカンが先に埋まれば最終形はリャンメン待ちですが、リャンメンが先に埋まると最終形はカンチャン待ちになってしまいます。しかもこの形は、どちらが先に埋まるかによってピンフか役なしかに分かれます。これでは、ほぼ同価値どころか、下位互換と言っても過言ではないでしょう。中略。
リャンメンは2枚で構成されていますが、リャンカンは3枚構成。使用枚数が1枚違えば、他のターツにフォロー牌をつけたり安全牌を持ったりできます。つまり、リャンカンはリャンメンの下位互換

ウザク式 麻雀学習 牌効率

② 4枚で構成された複合系

・4連形
4連形とは🀛🀜🀝🀞のように数牌が4つ並んだ複合形です。1枚切れば簡単にメンツとして固定できるのは当然として、くっつきを見る場合は🀚-🀝・🀜-🀟の4種で1メンツ+リャンメンターツに変化します。しかも🀚と🀟引きなら3面受けになります。
4連形は4枚で構成された複合系の中では最強とも言える形です。
4連形でも端についた形になると、一気に弱くなります。🀙🀚🀛🀜は形の上では4連形ですが、機能的には🀜に毛が生えた程度で使いづらいのです。

ウザク式 麻雀学習 牌効率


4連形

・中ぶくれ
中ぶくれとは🀉🀊🀊🀋のようなシュンツの真ん中に牌がくっついた形です。真ん中がふくれているので「中ぶくれ」ですね。中ぶくれはくっつけば高確率でリャンメン待ちが作れるという強い形です(真ん中の牌を引いたときのみのリャンメン待ちが崩れる)。特にリャンメン待ち必須のピンフ狙いの際に重宝されます。

ウザク式 麻雀学習 牌効率
中ぶくれ一例

・亜リャンメン
亜リャンメンとは🀛🀛🀜🀝のような形のもの。下記の2つの形に分けることができます。

ウザク式 麻雀学習 牌効率


亜リャンメン
亜リャンメンの内訳

・例題 何切る?


何切る問題

🀃のトイツは切らないとして🀉・🀟・🀓の3択から何を切るか?3メンツ確定していて、欲しいのはリャンメンターツです。リャンメンができるツモは、4連形と中ぶくれが4種に対し、亜リャンメンは2種。1番弱い亜リャンメンを払う🀓切りが正解です。
この例に限らず、4連形、中ぶくれ、亜リャンメンなどの複合ターツが混在する何切るで迷ったときには、亜リャンメンを嫌えば高確率で正解となります。中略。迷ったら亜リャンメンを切ればだいたい正解。

ウザク式 麻雀学習 牌効率
4枚で構成された複合系強さ

この他にもとても有益な情報が記載されています。
もっと詳しく知りたい方は是非本の購入をオススメします。

少し牌効率についてわかってきたと思います。ぜひ実践で牌効率を意識しながら打ってみてください!


いかがだったでしょうか
少しでも面白かった、参考になれたなら幸いです。

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それではまた次回のnoteで、再見なのだ!

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▼お借りしている素材▼
坂本アヒル様:https://seiga.nicovideo.jp/seiga/im10788496
麻雀王国麻雀素材様:https://mj-king.net/sozai/
いらすとや様:https://www.irasutoya.com/


◇参考文献◇
雀魂牌普屋様:https://amae-koromo.sapk.ch/

麻雀カレッジ様:https://mahjongcollege.com/term/5883/

ウザク式 麻雀学習 牌効率様





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