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不具合のため、MOTU MicroExpressの電池交換したら直ったお話です。



旧型のMOTU MicroExpress USB Original

MIDI InterfaceはしばらくMOTU Micro Express USBのOriginalというのを使っていました。MacOSの環境がCatalinaからVenturaに変わったこともあり、遂に認識しなくなったため、一番新しい現行機種のMicro Expressを中古で購入し、使いはじめました。

・MOTU Micro ExpressをAudioMidi設定で毎回繋ぎ直すハメに

現行機種のうちのMOTU Micro Exoress

旧型を使っていた時には起きなかった不具合でしたが、現行機種ではAudioMIDI設定でMicro ExpressのアイコンがMacを起動するたびに#にナンバーが付いた状態(#2,#3など)で新しく別で出てしまい、前回、設定した他のMIDI機器と矢印で接続されているはずMicro Expressがグレー表示になり、無効になってしまう状態です。
なので、起動するたびに毎回繋ぎ直す必要があったのです。
これが大変面倒で手間だったんですよねー

ネットで調べても国内ではほとんど例が無く、やっと海外のサイトで同様の事象の人がいて、当人が内蔵電池を交換したら直ったとの記述を見つけました。
確かに今までCatalina上で旧型のMicro Expressは不具合はありませんでしたが、よくわからずも定期的に電池交換はしていました。

現行機種での内蔵電池交換の例は調べても出てきませんでしたので、この度、やっと時間ができたのでトライしてみました。その備忘録となります。

・内蔵電池の交換をしてみる

下面のど真ん中の左右にネジが二つある。上面も同じ

まずは下の面の短いプラスネジ二つを外し、上の面の長いプラスネジを二つを外し、私の場合はハーフラック用のアダプターが片側についていましたのでそれを外しました。(こちらは六角レンチネジだと思うのですが)
上下を引っ張るようにして、なんとか外してみますと、やはり電池がありました。
この情報はネット上に全くありませんでしたのでホッとしました。

開けた状態。左側の丸いのが内蔵電池

・電池の取り出しとセット方法

リチウム電池CR2032がプラスを上に入っています。
マイナスドライバー、または爪でなんとか取り外し、ストックしてあるIKEAのCR2032をパチっとなるまで入れて、元通り組み立てて、接続後、起動。

CR2032


ところが今まで同様に、追加でMicroExpressが別の端末として出ていてダメだなと思い、新規に現れたMicroExpressに矢印で繋ぎ直して、再起動しました。

・再起動後、解決

バッチリ解決いたしました。以降何度起動してもそのままキープです。
同じような現象の人はやってみてください。

メーカーが推奨しているわけでも無いので作業は自己責任でお願いします。

当初は自分のMicroExpressはファームウェアのアップデートができないシリアルナンバーの機種だったので、その辺の問題かと思ったのですが、なんともこんな簡単な話でした。

・まとめ

・上下面のそれぞれのプラスねじ各2個をドライバーで外す(片方は長く、片方は短い)
・ハーフラック用のアダプターが付いている場合は外す
・リチウム電池CR2032の交換

・余談

この現行機種はバスパワーであり、電源スイッチが無いため、環境によってはPCを消しても、つきっぱなしになるという人がいるかと思います。
うちでは昔のBIASのパワーディストリビューターにMicroExpressが接続されているUSBハブ(セルフパワー)の電源をディストリビューターのマスタースイッチをオフにすると切れるようSwitchedの端子に接続して使っています。ちなみにRME UCXも裏に物理スイッチが付いていますが、壊したくないため、常時スイッチをオンにして、同様に連動して切れるようにしています。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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