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ヨソモノ

ヨソモノとは…

outsiderか…この本ではstrangerだったな。

私はこの定義でいくといまは身内になる。が、以前は山形の、東村山の、小金井のヨソモノだった。

ヨソモノ暮らしは身内暮らしよりある意味貪欲で、行ったことのないところへは行きたがるし、見たことないものは見たいし、体験したいし、食べたいし、感じたい。

特に東北で暮らしていた頃は、家人がパジャマの上にスキーウェア着てスキーしに行っていた。そこまでするかね?とも思ったが、スキー場までドアtoドアで最短15分。ならリフト終了時間ギリギリでも行くんだな…山形暮らしでは、自動車教習所で雪道運転の講習も受けたし、十字路でスリップしたりもしたし(周りの方がうまく避けて行ってくれて事なきを得た)、物干し場には大きなツララができたのを見たりもしたし、温泉にも何度となく行った。

東村山では、武蔵野うどんを食べたり、花菖蒲見に行ったり、初の社宅体験したり…

小金井では、野川沿いをフラフラしたり、Cocoバスで散歩したり、桜町病院でボランティアしたり、水琴窟のある公園に入り浸ったりした。

だかしかし、、、
横須賀では、徒歩圏内のエリアはほぼ小学生時に行った友達の家がある場所しかわからない…中学校へ進学すると、部活に忙しくて制服とジャージの記憶しかなく、高校へ行くと横須賀市外へ出たので逗子・葉山のキラキラ住民が眩しかった。大学となるともう都内ってか23区内にキャンパスがあったし、全国から集まって来た人たちに揉まれて、横須賀のことは少し忘れようとしていた。

そんな私でも、父(を含む叔父と叔母)と小学校が同じなのはちょっと自慢。父の兄弟と私の兄弟は進学した高校は重ならないのも面白い。

話を戻すと、まだヨソモノを読み切っていない。

ただ、私が一時期通ったrrroomのオーナーや、自宅近くの巨大サボテンや、何度となく通った商店街がこの中に詰まっている。

春風がより湿度を帯びる前には読み終えたい。あんまり急いで読むと面白みに欠けそうだし。


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