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A.34.やり抜く力と後悔

後悔がない人はいないだろう

私は人並みかそれ以上に後悔は多い
・部活の大会
・大学受験
・就職活動
などなど

あげればキリがない
時が経てば痛みは薄れるが、忘れることはない

高校の頃、部活の最後の大会で入賞すら出来ずに終わった。その時は悔しい。という感情はあまり湧き起こらなかったが、時が経ち振り返った時にもっと走り込んでいれば、もっと真剣に取り組んでいればと後悔の念が湧いてきた

大学受験も、中途半端に指定校推薦等受けてしまい、勘違いして油断して、見事に玉砕
滑り止めの私立大学にやっとこ入れる始末
国立大や有名私立に行った周りの人達が眩しかった。バイト先で、同窓会で、大学名を口走る度に後ろめたさと気恥ずかしさを覚えた

就職活動も、周りがどんどん決まっていく中で
意固地になって、周りに頼らず、学ばず、
なんの戦略もなくただ受け続けて疲弊して
なんとか掴んだ一つの内定先を良い会社だと、自分はこの会社しかないんだと思い込んで、そう言い聞かせて入社した
大学の友とたまに会い、仕事の話をする時は笑顔で振る舞ってたけど、心の中ではいつか辞めてやると言う気持ちでいっぱいだった

キラキラ輝いている人を見る度に
焦りや不安が頭をよぎって
じっとしていられなくて
意味もなく走り込んだ
使えるかわからない資格をいくつも取得した
何かが変わるはずだと転職を繰り返した

そうしている中で、私はある事に気がついた
「どうして、頑張っているのに不安が消えない
努力を積んでいるのになぜ焦るのか」

それは、
過去のあの時にやりきれなかった
後悔なんだと

社会人になって、箱根駅伝で主将を務めていた人にあった。引退後はもう走ってないと言っていた

昔、甲子園に出てマウンドに立った事があると言う年配の人がいた。
高校を卒業してからは、野球はパタリと辞めてしまったと言っていた

彼らは、自分の中で高い目標を掲げ
それを粘り強く頑張り
達成したからこそ後悔がないのだと

「やり抜いたから後悔しない」

過去の栄光に浸るな
と言うけれど
過去の栄光すらない
よりは良い

公私とも自分なりに高い目標を設定して
やり切る事を意識して過ごしている

無理だと思う事を大目標にするのが良い
大目標までの筋道を描き
到達するまでの段階的な小目標を決める
期限はキチンと決めて取り組む
なるべくタスクは細分化して毎日行う

私は、転職してから1年半で
二級施工管理技術士取得
一級施工管理一次合格
二級建築士の一次合格
までを実現した
今までの私からしたら凄い事だ
意識を変えて取り組み方を変えたから
実現できた事だと思う

これからもやり切る。事を意識して
この先の人生において、後悔という
厄介な痛みを少しでも減らせる様にしていきたい

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