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31 白い雨

小学生の頃
赤川次郎が好きだった母の本棚から拝借して
読んでみた1冊

今調べて知ったのですが
ホラー小説だったようです。

この本は小学生のときに一度読んで
それっきりですが
心に深く残っています。

ホラー的な意味でなく
人間が恐い。心の奥底が表に出たら恐い。

そんな印象でした。

白い雨にうたれると
心に秘めていた暗い感情が
いつの間にか出てきて狂気に変わり
殺人を犯す。

大人しかったり、常に我慢していた人の上に
その雨は降り注ぎ
その人を変えてしまう。

子どもながらに
その雨が悪いんじゃない
そうさせた人間が悪い
そんな気持ちになったことを覚えています。

大人になって、、、
いままで振り返ってみて
そんな思いをさせた人はいないかな
自分が白い雨に打たれたら
殺してしまいそうな憎い人はいないかな
大丈夫かな

今、この本を思い返して
「人に優しく」生きていきたいと
再度思いました。

おわり

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