見出し画像

北米市場を席巻する船井電機の成功と未来。

この記事を書いた理由

この記事に限らず、他の記事も同じ気持ちで書いているものも多いですが、最近あまり目にしたり耳にすることのない青春時代にお世話になったり、現在も記憶にある懐かしい企業の現在についてまとめ、noteを利用している方が偶然、私の記事を目にされ、万が一興味や昔の事を懐かしむことができる、懐かしい人に偶然会ったような同気持ちで情報共有できたらいいなと思い書いています。

1.はじめに

40代以上の人なら、ホームセンターなどにaiwaのテレビと並んで安く売られていたフナイのテレビを思い浮かべる方もいらっしゃるんじゃないかと思います。
船井電機は、日本を代表する家電メーカーの一つで、世界各地でその技術力と製品の品質が高く評価されています。

2.船井電機の世界でのOEMシェア

船井電機は、北米市場において特に強いプレゼンスを持っています。
特に、北米では「Philips」ブランドで液晶テレビを販売しており、日系メーカーとしてトップクラスのシェアを維持しています。
また、国内市場では「FUNAI」ブランドのFireTV搭載液晶テレビがヤマダホールディングスを通じて販売されており、日本国内での認知度も広がりを見せています。
船井電機はOEM製品の供給でも知られており、その製品は世界中で広く利用されています。

3.OEM提供先の会社名

・Philips(フィリップス)


・ヤマダホールディングス(FUNAIブランド)

・その他、北米市場における主要ブランド

4.船井電機のトリビア

①【ラジオ製造からスタート】

船井電機は1951年に創業され、最初はラジオ受信機の製造からスタートしました。現在は液晶テレビやプリンティングソリューションなど、家電業界の広範な分野に進出していますが、その基盤は当初のラジオ技術にありました。

②【コストパフォーマンスの王者】

1980年代から90年代にかけて、船井電機のビデオデッキは「安価で高品質」という評判を築き、特に北米市場で大成功を収めました。これにより、船井電機は一般消費者向けのビデオデッキ市場で一時代を築くことができました。

③【プリンティングソリューション事業の展開】

船井電機は、1997年から始めたインクジェットプリンターのOEM事業で培ったノウハウを活かし、プリンティングソリューション事業にも進出しています。同社独自のサーマルインクジェット技術を用いて、業務用の大容量インクジェットプリンターやインクカートリッジを製造しています。

5.まとめ

船井電機は、創業当初からの技術力と革新性を維持しながら、世界中で存在感を高めています。特に、北米市場における「Philips」ブランドでの成功や、OEM事業の展開により、グローバル企業としての地位を確立しています。また、プリンティングソリューションや医療機器など、家電以外の分野にも積極的に展開しており、今後もさらなる成長が期待されます。

船井電機の今後の動向にも引き続き注目していく価値があります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?