BRANDED SHORTS 2023 ショートリスト作品「Breath」（karkel）

今年もBRANDED SHORTS 2023が6月に開催されます！
ファイナリスト発表までの間、ショートリストにノミネートされた作品の深掘り記事を掲載していきますので、お楽しみに！

「Breath」
クライアント：karkel
広告会社：POUND'Z
制作会社：Angles

社会や周囲と交われない不安を抱えながら大人になり、居場所を求めて彷徨うふたりの主人公。 馴染めない自分にコンプレックスを抱えながらなんとか働いてはいるが、成果も出せず、人間関係もうまく構築できないことに日々悩んでいた。 「本当にやりたいことは何だ」「ここに居場所があるのか」「もっと自分に似合う場所があるはずだ」 心の声に耳を傾け、勇気を出して誰かを頼ることで自分を知る。 できなくても、馴染めなくても、平等に未来は訪れる。深呼吸と”アソビ”の時間。

Q. 作品の制作目的、メッセージなど
"就労移行支援"という福祉の事業所を新規で立ち上げる際のブランディング及びプロモーション映像。

世間の中で精神的マイノリティを感じる方、集団やコミュニティに馴染めないままドロップアウトしてしまった方に社会復帰（就職）してもらうことを支援する場所を、単なる施設紹介にせず、ここに通う人物像や心理にフォーカスしたショートドラマ。

・自分に自信をつけたい人
・将来に漠然と不安を抱えている人
・一度社会からドロップアウトしたことがある人
・生活リズムを整え、自分に合った仕事や居場所を見つけたい人

上記のようなターゲットの心に届くような言葉選びや、ADHD・発達障害の症状演出を随所に印象付け、当事者にとって感情移入できる内容に仕上げている。

福祉事業所が今まで行ったことのない映像プロモーションの切り口に挑戦した作品。