創作の話 / 漫画家の姉ちゃん

 職場に漫画を描いている事務のお姉さんがいる。出版社から単行本も出していて兼業だけどプロの作家さんって感じ。
 ぼくも何か文章を書きたいなって思い始めたけど、そもそも新しい何かを作ろうっていうモチベーション、イマジネーションみたいなものがあまりないということに気づいた。前々から作る人って憧れているけれど自分にはその原動力がない。意欲はあることはあるんだけど。だからそんなもんなんだって思って何もしないことにしようと思う。

 ちなみにその職場の漫画家姉ちゃんに「どうやったら作れるんですか?」って聞いたら「締め切りを作る」って言われました。普通に笑ってしまって申し訳なかったんだけど、そういうスタンスでだらだらと書いていければいいと思っている。どうせ素人のへたくそ文章なんだし、自分の納得のいく文章なんて書けるわけがないんだ。ぼくたちの目は十分に肥えている。だからどうにか妥協して文章を書いていければいい。いつか文学フリマにでも出店してみよう。書く気になるか、締め切りを作るか。ぼくもどうせ締め切りがないと書かないんだろうな。

 小説も多く読んできたけど、ぼくの読書の原体験ってビジュアルノベルなんですよね。思い返すと。特にこのサイトの作品。

「Normalize Human Communication」という作品を読んでとても感動。めっちゃいい作品で当時小学6年生のぼくに突き刺さった。これを書いていて思い出したのでまた読もうと思います。ケータイのアプリになってガラケーをポチポチしながら読んだりもしていました。その際新規の絵になっているのですが、ぼくはブラウザ版の絵の方が好きです。本当におすすめ。

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