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荷紐

生きとし生ける
者どもよ
いつまで続く
ぬばたまの
夜の仄かに
香焚かれ
酔いに任せて
ふら歩き
わけもわからず
荷を担ぐ
どうしたものか
この荷物
降ろすに降ろす
気になれず
その実,身体は
荷紐に括られる

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