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網走監獄に行ってきたよ!〜ありがとうゴールデンカムイ〜

2022年4月28日、ゴールデンカムイが最終回を迎えました。
出会いは2016年のマンガ大賞で、一気にハマってコミックを読み漁りアニメも見て、友達と誰が好きだとかキャッキャウフフな毎日を過ごしていたのですが、推しが死んだことで1度離れ(アニメ最後まで見てないとネタバレの為一応キャラ伏せます)今回のヤンジャン無料期間でまた再燃し、オタク界隈に戻って参りました、えへへ。

小さい頃から何度も何度も網走監獄には行ってるけど、金カム好きになってからは巡礼してなかったので、最終回の日に仕事休みだなんて運命だ…!と思い、車でブーンと行ってきました!
おそらく長くなりますのであしからず。


姉畑支遁と出会い、ラッコ鍋を食べた問題の街から屈斜路湖へ


金カム履修済みの人ならわかるあの町からまずは都丹庵士と出会った屈斜路湖を目指します。

あんな事やこんな事が起こった街ですよ…光栄ですね(?)
これ載せたらnoteに怒られないかな?大丈夫??

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車だと2時間もしないで屈斜路湖に着きますが、杉元一行は歩いて行ったんだよね、昔の人凄いや〜。

こちらが屈斜路湖です。
美幌峠展望台というところから撮りましたが、屈斜路湖を一望出来て、我らが野田カムイもここに取材に来たのかな?って構図でした…!感動!

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いい画像が見つからず、コミック直撮り…
ちなみに塘路湖はすっかり忘れてて寄ってきませんでした!無念…!ちなみにコタンはもうないと思います。
アイヌのコタンはもう大きいところだと阿寒しかないのかな?
差別や偏見に苦しんできたアイヌの人々を題材にしてくれたからこそ、北海道生まれ北海道育ちの私はこの漫画に強く惹かれたところがあります。
ありがとう野田カムイ。色んな意味で。

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いざ!網走監獄へ


さて、屈斜路湖をあとにして美幌峠をくねくね走り、1時間ほどで遂に目的地の網走監獄に着きました!

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おいおい右の看守さんにモザイクかかってないじゃんか〜!って思ったかと思うんですけどね、これは蝋人形なんですよ。
網走監獄には至る所に蝋人形があって、当時の雰囲気を感じることが出来ます。

ちなみに網走監獄の見取り図はこんな感じ。

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現在の網走監獄は移設保存されたものなので、漫画のようにすぐ側に川は流れてません。
なのでこのシーンは写真におさめることができず…。

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さてさて、正門を潜りまず最初に待ち構えているのは庁舎です。

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侵入に気づかれた時に犬童典獄が出てきたところですね!
出てきたということはもちろんこの建物の中に典獄室があります。

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典獄室の中は壁がぶち抜かれていて外から覗くことが出来、典獄のお話が聞けるスクリーンがありましたが聞いてません()

続いて、パンフレットの順路に従って、金カムに関係ありそうなところを回っていきます。

お次はここ!職員官舎です。
杉元達が穴を掘って侵入し、初めて門倉と会ったところですね。

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どれどれ中はどんな風になっているのかなぁ〜…ヒッ!!

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と、こんな風に普通に蝋人形設置されてるのでマジでビビります。
戸を開けてこれ見えた時は正直ちょっとだけビクッと飛びました、確実に浮いた。
そして子供の頃からこの蝋人形がマジで怖くて、大人になった今でもやっぱり室内には入れませんでした。
靴脱げば入れるようになってるんよ。

ちなみに金カムと関係ないけど食堂にもお邪魔しまして、こんな感じで蝋人形が設置されてるんだけど、窓の外には整備してる本物のおじさん(?)もいて超怖いです。

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ちなみに食堂に向かう時も蝋人形あったんだけど、1回見てこっち向いてんな〜て思ったのに、次にもっかいみた時には左向いてて、!!?!?!?ってマジで焦ったのがこちら
いやいや昔はこんなんなかったし!!と思いながら半べそで食堂のある建物をあとにしました。

歴史館というところにも立ち寄りまして、ここでは囚人の人達がどんなことをしていたか展示物だったり映像だったりが見れるところですね〜。

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コミックにもこんな様子の土方さん出てきたな〜と思って写真撮ったけど被ってるものがちょっと違ったね。
しかもこれは土方さんが網走監獄に移送される前だね…。

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いよいよ侵入!五翼放射状平屋舎房


では、いよいよのっぺら坊がいた舎房へ侵入して行きます!(私はちゃんと入口から)

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中に入るとすぐに中央見張り所がありますよ〜!ひゃ〜!

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順路を辿っていくと、おや…?何やら見たことあるような名前が…

\シ、シライシ〜!/

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そうなんですよ、名前こそ違うものの、白石由竹にはモデルがいるんですよ!マジで視察孔を抜け出した実在の人物がいるんですよ、凄いよね。

白石のモデルの人の蝋人形もあるんだけど、子供の頃はただ怖かっただけなのに今はウキウキ写真撮ってるのマジで不思議すぎる。

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白石を堪能したあとは、あの夜のっぺら坊がいた場所に向かいますよ。
第四舎第六十六房が偽物ののっぺら坊がいたところです…うっうっ…感動…。

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ここで嵌められた杉元達は第七師団と戦うことになるわけです。
ちなみに年代は違うけど、実際網走監獄は火災に見舞われて全焼しています。色々調べると史実とリンクしてる所が沢山あって面白いです。

ちなみに歩いたところを映像におさめましたけどこんな感じ!

何度も歩いてるのに金カム読んでから訪れるとこんなに気持ちが違うものなのですね…ここで戦闘が繰り広げられて、あんな事やこんな事が…
あ、ちなみに一斉開放装置なるものはありません。
樺戸はマジであるんだろうか?

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鎖デスマッチが行われたあの場所


舎房をあとにしたら金カム網走監獄編終盤戦となる教誨堂へ向かいます。
私の旅もそろそろ終わりって感じで寂しいですね。

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何となくぼやっとした記憶はあったけどマジでそのまんまでうわ〜!うわ〜!てなりました!(鼻息フンフン)
この扉の向こうに本物のアシㇼパさんの父親、ウイルクが幽閉されていたんですよね〜うわ〜うわ〜(ちなみに実際は地下室ないです、扉の向こうは外だと思います、開けちゃダメだった)

白石がシスター宮沢と会ったところでもありますね。

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さらば網走監獄…ピュウ☆


最後はお土産屋さんを回って終わりです〜。
お土産屋さんのおば様も、「カムイのおかげでお客さんが増えたわ!」と言っておりました。
実際キャリーケース引いたお客さんが結構いたんよ(みんながみんなか金カムファンかと言うと違うと思うが)

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アザラシカレーは勇気が出なくて買えなかった…。

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そして、お土産屋さんといえばなんですけど…うーん、ギルティ。

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でもこれ以上に金カムの売り場が広すぎて何ヶ所もあって(置いてるものは同じものだけど)さすが聖地!って感じでしたね。
おば様も商売上手でこんなに買ってしまったよ…

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アクリルスタンドとかどこに飾るねん、飾ってどないすんねん、っていうアクスタ否定派だったけど、おば様の「ここと道の駅にしか売ってないのよ!」って言う一声でついつい買ってしまったぜ…とりあえず現在の推しの尾形だけ…。商売上手ですね…。

あと、お土産屋さんにはこんな展示物が…!
両手合わせました。

ごめん!錦鯉ののりのりまさのりのサインあったんだけどアップにして撮らなかった!笑


そしてお土産屋さんをあとにするわけなんだけど、どうしても探してる場所が見つからなくて見つからなくて、お土産屋持ちながらさ迷ってたんだけど、遂に…!見つけたよ!!

尾形が杉元とウイルクを狙撃した(であろう)場所!!

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パンフレットには載ってなくて随分探したけど、見たところここくらいしか高見張り所無くて、位置関係的にもここかな…?と思ったので撮りましたが今コミック見返したら違うような…うーん…移設してるからちょっと場所違うのかなぁ…
でもしっかり私には尾形がいるのが見えたのでいいのです。(幻覚)

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終わりに…とちょっと寄り道


大満足で網走監獄を後にしまして、ちょっとだけ寄り道して帰りました。
都丹庵士が苦役させられて失明の原因になったという硫黄山にチラッと寄りました。
ここも小さい頃からドライブでよく来てるし、この辺に住んでる学生なら見学学習で何回も来てると思う。

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漫画ではチラッと出てきただけなんでお土産屋さんにはなんもなかったし、ほんとちょっと寄り道って感じですね。


いやぁ〜ほんと今回の聖地巡礼の旅は大満足で終わりました。
帰り道にドラッグストアに寄ったときに一気に現実に引き戻された感じして嫌でしたね。
次は金カムの多くの建物のモデルになった、北海道開拓の村にも行ってみたいし、小樽にも行きたいし函館にも行きたいですね!ムッフー!

漫画は最終回を迎えたけれど、まだまだアニメは終わらないし、実写化も残っているわけです(期待してないけど)

本当に素晴らしい漫画と出会わせてくれて心の底からありがとうと言いたいです。
野田サトル先生、連載お疲れ様でした!これからもずっとゴールデンカムイ大好きです。

おわり〜
むっちゃ長くなったけどここまで読んでくれた人いるのかな?ありがとうございました。

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