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【間取り図の見方】ポイント解説

『 お部屋探しで色々物件を見ているが、間取り図をどう見れば良いか分からない 』という方へ向けたnoteです。

不動産業界で10年以上働いているしまです。(名前クリックでTwitterに飛びます)

お部屋探しの際に、間取り図って必ず目にします。
お部屋の配置などを見てワクワクする方も多いと思います。

その間取りの情報から、しっかり良い悪いを把握できていますか?

なかなか難しい部分もあるので、よくお客様から質問されるポイントを、画像を交えながら説明します。

・変な間取りに住みたくない
・何度も内見できないので間取り図で、ある程度絞りたい
・自分の希望に合った間取りか確認したい

上記のようなお悩みがある方へおすすめです。

では早速説明していきます!

新しい情報が入りましたら、随時更新していきます。『いいね』を付けていただけますと、後々見やすいと思います。


【間取り図の見方①:玄関】

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上の図の赤枠が玄関部分です。

この間取り図を見ると外から扉を開けて玄関に入り、左に曲がると居室ですね。これは良い導線です。

なぜなら訪問者(宅配便の方など)が来た時に玄関を開けても居室が見えないからです。

間取りパワポ①

居室まで直線だと、宅配便の方などにお部屋の中を見られてしまいます。
女性は特に気にされる部分ではないでしょうか。


【間取り図の見方②:バストイレ】

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バストイレ別と3点ユニットバスでは、それぞれ特徴があります。

ご存じない方は、こちらをご覧下さい!

実際の生活を考えた上で、気になるところが2点あります。

まず1点目が『洗面台が浴室についている』点です。
独立洗面台とそうでない物件とでは、家賃が変わってきます。
このような間取りは多いので、家賃との相談ですね。

2点目が『脱衣所が無いこと』です。
廊下から直接、浴室になっているので、体を拭くのが浴室の中になります。

また、バスタオルなどを置くスペースもありません。
その為、実生活でバスタオルやバス用品を、どこにどうやって置くかを考えないといけません。


【間取り図の見方③:キッチン】

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こちらの間取りは、キッチンが居室内にあるのがやっかいですね。
居室にキッチンがある場合、最も気になるのは臭いです。

実際に料理をしている所を想像してみてください。
居室内で炒め物とか料理すると、布団や服に臭いがつきますね。


【間取り図の見方④:洗濯機置場】

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こちらの間取りではバルコニーに洗濯機置場がありますね。

外に洗濯機を置くと、雨風にさらされる可能性があるので壊れやすいかも知れません。ただ洗濯が終わったらすぐに外に干せますね。

ちなみにバルコニーは避難経路となっています。
その為、勝手に色々物を置いてはいけません。

万が一、地震などあった際に自分も他の入居者も
避難するために使えるのがバルコニーです。

最近、地震も多くなり、心配の方も多いので
こんな記事も作成していますので、よろしければご覧ください。


【間取り図の見方⑤:居室】

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居室は7帖と書いてありますね。
7帖と聞いて広いなと思った方も多いのではないでしょうか。

ただ、数字に騙されず実際に使える部分で見た方が良いです。

こちらのお部屋はワンルームというタイプです。
玄関から居室まで区切りの扉が無いのでワンルームです。
ここに扉があると1Kですね。

この7帖がどこからどこまでの計測のものなのか。
これを確認した方が良いです。

よくあるのは、スリッパが置いてある部分も含めて
7帖というお部屋ですね。

また、デッドスペースがいくつかあります。

例えば収納の前は、扉の開け閉めをするので何も置けません。
バルコニーの前にも当然、物を置けません。

また、キッチンが居室内にあるので、冷蔵庫も居室内に置かなければならないです。冷蔵庫は電源が必要ですから、置く場所は決まってきます。

色々考えていくと、ベッドを置く場所は右上の部分になりますね。

このように実際に生活するイメージを持って、間取り図を見るようにしましょう!


お部屋の内見については、チェックシートを作成していますので、こちらをご覧ください。


【しまブログ】には、他にも『電車の混雑率』や『間取り図の見方』など、お部屋探しのためになる記事がありますので、ぜひご覧ください。


ぜひ、良いお部屋と出会えますように!

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