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分配金目的の米国高分配ETF投資(静かなFIREの方法その2)

2023年8月現在は、分配金よりも、普通の利息のほうが利回りがよいのでお勧めしない

S&P500やダウ工業平均に連動したETFは分配金が低い

サラリーマン向けの投資の王道として、中田敦彦のYouTube大学などでも、
米国インデックスETFの積み立て投資が王道
と言われていて、世間にそれを勧める書籍等も多数存在する。
確かに長期保有後の売却益(キャピタルゲイン)を求めるのであれば、それも悪くないだろう。
米国株のS&P500やダウなどのインデックスは、20年くらいのスパンで見ると数倍に上昇しているからだ。
ただし、サラリーマンがFIREを目指すのであれば、もっと短いスパンで定期的に収入を得る必要がある。
そうした場合は、S&P500やダウ工業平均のインデックスETFではやはり利回りが少ないのだ。

2023年8月時点の直近1年の分配金利回り

  • iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF・・・1.13%

  • SPDRダウ・ジョーンズ工業株平均ETF・・・0.90%

米国株も一貫して上昇するわけではない

たとえばダウ工業平均で見ると

  • 1999年・・・11,497.12ドル

  • 2009年・・・10,428.05ドル

となり、10年かけて逆に下がっている
10年投資してもキャピタルゲインを得られない可能性もある というわけだ。

高分配金のETFも、米国の金利が4%を超える現在は魅力が薄い

ご存じのように、米国は金融引き締めから金利の上昇が続いており、MMFなど預金に近い運用をするだけで、4%の利息を得ることができる。
別の記事で述べるが、FXで投資すれば、レバレッジをかけてその2倍の利息をスワップポイントとして得ることも簡単に可能だ
そういうわけで、2023年現在は米国ETFを私は保有していない。
しかし、今後いつかは訪れるであろう、米国の利下げされる局面においては、再び米国高分配ETFに投資したいと思っている。




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