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私の中に花が降るみたいに
あなたといた時間は
特別で美しかった
きっと空には届かないけど
手を伸ばしたら
同じ空を見上げていたら
あなたには届く気がして

口笛を吹きながら歩く
広い背中を追いかけて
私の大好きな小さな花の咲く
田んぼのあぜ道を
近道だからって子どもみたいに
2人ではしゃいだ
空には夕日に照らされた雲が
少し急いで形を変えた

思い出にはいつも空があって
似た空を見るたびに思い出す
私の大好きなあぜ道の空
あの空だけは
特別で美しくて

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