I am universe

蝋燭に灯りをつける
ゆらゆら揺れる私の心
遠くの壁に映って
私を丸ごと飲み込んだ

そこは少しだけ
宇宙に似ていて
しとしと雨が降っていた

いろんな惑星と出会って
昔小さな男の子が遊びにきただとか
何億光年もの昔話を聞いた

気づくと雨は止んでいて
宇宙の境目に
私の部屋が見えた気がした

お気に入りは海色の星
波の音を奏で
時々くじらが鳴いていた

幻想的すぎて
夢だってことを忘れていた

消えかけた火
希望なんて言葉
好きじゃなかったけど
恐怖だと思っていたものも
意外と怖くなくて
希望にすら思えて
この先も私は大丈夫だろう


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