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乳がん再発を放置した医者がいたので:医療が崩壊しかけてる...だって ②

この病院の女子トイレに女性の人権ホットラインという悩んでつらい思いをしている女性のための電話番号が書かれた名刺サイズのカードが置いてありました。
で、電話してみたのです。
「どこにコレかかってるんですか?」
「那覇裁判所です」
その人にO医師に5年間がんが再発している事を教えてもらえなかった事をすと、
「そういう医者は淘汰されなければいけないし、こんな事がこれから起こらないようにしないといけない。その為にもそこの病院でそんな事があった事を皆に知ってもらわないといけない」
と話してくれました。

それ以来、じゃ、私には何ができるのかをずっと考えてました。

まずは篠﨑裕子前院長宛てに事の経緯を書いた手紙を出しました。
自分のメールアドレス、電話番号も記して。
結局何も音沙汰がありませんでした。

後で新聞記事で知ったのですが
この時前医院長は急患用のヘリポートの件やらなんやら問題を
いくつか抱え行政側と対立してたのです。
沖縄タイムス、琉球新報、朝日新聞の電子版に
命を軽く見ている
現場の声が軽んじられている
八重山の医療は崩壊しかけている
の見出しが並んでいるのにはびっくりです。
だって院内にも改善すべき点はあるのにしていたとは思えないからです。
ヘリポートや透析の件も大切です。
人手不足が招く全て負のループ。

O医師ががんの治療をしなかった事を思えば
医院内で白衣を着て座っている人命を軽んじている医師がいるのに。

その後沖縄県病院事業局に電話してO医師に5年間がんだったのに
治療してもらえなかった旨の話をしました。
そしたら直ぐに八重山病院の部長さんから電話がきました。

手紙だしてもずーーーっと無視だったので
まるでピンポン玉を打ちかえしてきたような速さにびっくりでした。

その時は前医院長は辞職していたので代わりにかけてきたとの事。
そして幹部だけで私が出した手紙を読んだとも言ってました。

色々話し、電話を切った後
ネットで部長さんの名前を検索にかけたら
以前にどこかの冊子か何かに部長さんが八重山の医療の事を書いた
コラムを見つけました。

そこには八重山の医療の問題点や自分はしっかりと八重山の医療を守りたいといった内容が書かれていました。
もうすでに何年も前に部長さんは八重山病院の医療の問題点に目を向け
色々考えていたんだとわかりました。

でも、悲しいかな、その頃と何が変わったのでしょうか。

皆さん、八重山に来たら病院は他にも
徳洲会病院、かりゆし病院とかありますから。






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