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レアモデル列伝-4     自由な発想がCan Amの魅力

今回のレアモデルは1969年のFord G7A Prototype

この車、Can Am本に時に見ることができる。かどや表面が丸まった綺麗なボディーに特徴的なウイング、前年の日本GPで優勝した日産R381と同じ2分割のウイングだが、外側が斜めに上がっている。

しかしウイングの高さがChaparralより低いので効果の程はしれたもの、それにメカニズムが複雑になりものにならず、完成形は普通のウイングで車の角が角張って出来たが戦績は大したことはない。

レア物フリークとしては是非とも欲しいモデル、過去2回輸入したが、何も輸送で壊れたようで2回目の時は部品も足りなくなっていて2回ともキャンセルとなった。今回が3回目の輸入、心配していたが、出品者がしっかりしていて(過去10台以上彼から輸入している)クリアのカバーが写っていたので購入した。届いて、最初に行ったのは、軽く前後に振って音の有無の確認。前回はカラカラ音がしたが、今回は無音、品を取り出して壊れていないのを確認しホット一息。過去2回はMarshの箱はあってもクリアのカバーが無いので踊るようだ、今回はしっかり梱包され、ショックも上手く緩和されたようだ。


特徴的な2分割リアウイング
Can Am本に記載され
日産R381
Chaparral 2E
奥:Ford G7A・手前:Prototype


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