重箱の隅をつつく-18:2台のFord GT MK-IIの出来栄え
昨日、新たなFord GT MK-IIのモデルを購入した。モデルは既にSpark製(SP)で持っているが、好きなドライバーであるMark Donohueの駆った車であったので、買わざるを得なかった。
さて、今回のモデルは自身では初めてのEIDOLONE(EI)の製品、これを発売しているMake upでは過去結構な数のモデルを購入しているが、EIDOLONEは高価なので一寸触手が動かなかった。今回は前述の様にMark Donohueが駆った車であったので触手が動いたのがその動機である。
M. Donohueを「note」で検索すると、以下が挙がる。
古い順に、
・異能β-1:John MecomとZerex Special
・レアモデル列伝-14 傷だらけのローラ
・レアモデル列伝-18 Cow catcherとは何ぞや
・事実は小説より奇なり-5 Can Amの赤い徒花 Ferrari
・事実は小説より奇なり-6 たかが1勝、されど1勝
・レアモデル列伝-17 牙を研ぐ前、Lola T 163
・レアモデル列伝-19 Can Amの赤いデストロイヤー
・重箱の隅をつつく-11 Can Am Mosport@1966
・異能β-11 Al Holbertって知ってますか
・異能β-12 続 Ferrari最後のLe Manst優勝車 250LM
・事実は小説より奇なり-8 68 日本Can Am
・事実は小説より奇なり16 トンデモメーカー製PENNZOIL Indy Carは入手困難モデルが、抜き出される。
更に、M. DonohueとFord GTについて書かれた文章は以下がある。
・異能β-14: キャプテン・ナイスって誰!?
・重箱の隅をつつく-17:Ford GT MK-II プロトタイプからGT
興味のある方「note」をご一読願いたい。
さて、このEIモデルは値段が値段(34,650円)だけあって、SPモデル(2017年当時7,560円)と大分金額が異なるが、モデルを眺めて、その差があるかどうか(筆者の場合はM. Donohueフリークであるから気にしていない)、皆さんがお考え下さい。
細かなところではフロント周り、一番の違いはボンネットのタイヤ収納庫フード周り、SPはヒンジの間隔が狭い(SPでも他のモデルはEI同様の広さ)、それにそのフードの外側のリベット跡、フード・ストラップの描写、リア周りではリアフード内のエア抜きの大きさ、写真ではEIの様な大きさ、左右ドアの形状(右ドア上部はEI・SPとも膨らみがあるが、左ドア上部、EIは平坦、SPは両ドア上部に膨らあり、この屋根の形状は各車によって異なる)、ワイパー前方の修理口の形も両車で異なる。種々のFord本を見てもここまで細かく撮られた写真はなく、どちらが本当か分からない。
粗探しはこの辺で終了。収納のケースと箱は費用がかかっているEIの方が立派なのはそれだけの金額を取るためでもある。檜垣さんの言によれば、GT 40 MK.IIとの言い方はこの車が使用された当時は言わずFord MK-IIと言っていたが、後にGulf FordがでてからGT 40と呼ばれる様になったとあり、台座の記載は間違っていると思うが、現在はこう呼ばれていることが多いので許されるか。
2023.10.15
参考文献
檜垣和夫 Ford GT Sportscar Profile Series -2 二玄社 2006
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