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【全文無料】環境メタ!隠密コロコロルギアの考察


▪️前説

お世話になります。たいらーです。執筆時点でCL2024福岡まで1週間となりました。
私はしばらく大会には出られないものの、引き続きルギアの研究をやっていきたいと考えてます。
今回は、直近の環境を見据えて考えたことをnoteにします。
相変わらず全文無料です。
投げ銭いただけると嬉しいです笑

それでは、時間もないので、参りましょう!!

急ぎ執筆してるため、言葉不足かもしれません。チラチーノルギアについて、知りたい方は下記記事も参考にしてください。

▪️直近の環境

まずは、下記2つを見比べてみてください。

最新の環境(執筆時点)
https://pokecabook.com/archives/98301
《出典:pokecabook様》
参考 前週の環境
https://pokecabook.com/archives/98301
《出典:pokecabook様》

ルギア爆増してます!!笑
有名な方が触り出していただいたおかげで、強さが認知され始めてます。
凄まじい勢いです。
たった1週間でこの変化はシティならではです。
さて、ここでポイントになるのは、
⚫︎リザ、パオ、アルギラの上位勢力
⚫︎古代バレット、ロスバレ、ツキなどの非エク勢力

相変わらずリザは多く、一方で非エク勢力も根強い人気です。ただ、何が違うかといえは、ルギアのヤバさがいよいよ数字になって出てきたことです。

つまり、何か。
今までは環境外だったので、メタを貼られることなんてなかったのですが、これからはかなりメタられることが増えます。
間違いありません。
プレイしかり、構築しかり、ルギア意識のカードや下手すればデッキが増える可能性があります。

一番有力なのは、テツノカイナを強く使えるデッキです。
⚫︎ミライドン
⚫︎未来バレット

今回私が気になったのは、今のルギアに対してミライドンが増えると、かなりしんどいことになるかも、ということです。
また、増えつつある新環境のバレット(古代だけでなく未来も)が、これから徐々に成績を上げてきそうです。
ミライドンが増え始めると、またルギアを握る方が減ってしまう。それを阻止するために、今の環境に対応しつつ、ルギアメタに対抗できる構築を先回りして考えたいと思いました。

▪️今回の構築

デッキ写真
デッキコード
y2Mypp-C1kgWJ-MyySpM
(Pdeckめちゃくちゃ便利!)

さて、目を引くのは、オンバーンラインです。なぜこのカードを採用することになったのか。それをお話しします。まずはテキストを確認。

どっちのワザも強い

exとしては耐久はそこそこですが、ポイントはやはり上ワザが無色エネで使えること。
そして、逃げゼロであること。
この2つが噛み合いすぎてる。
想定している動き(後述)をめちゃくちゃ通しやすくなってます。
そして、2ライン採用にした理由は、あなぬけのひもがないものの、プライムキャッチャー➡️ボスの指令で、効果を消して殴られる可能性があるためです。
プライムキャッチャーはエーススペックのため、1回しかこの大技は使えません。ダークライ採用しているトドロクツキには、オンバーンなくても、ミスト貼って殴り勝てるので、大半のデッキは解除して殴れるのは1回くらい。なので、2枚目は対抗策なくなります。
カウンターキャッチャー➡️ボスの合わせ技もありますので、細心の注意が必要ですが、オンバーン取るのにそこまでリソース吐いたら、チラチーノやアーケオスを取る余裕は相手側はほぼなくなります。

一応オンバットについても補足です。

ワザ優先で選んだので、
進化時に色違いになるバグが起きてます笑

好みかもしれませんが、オンバットはHP60の方が無色1エネで10点刻めるので強い時があります。想定してるケースはレアですが、例えば初手カイナやツキスタートの時に、10点刻めるとストームダイブ圏内に入れられたり、カビゴンLO対面でエリカ使われても、10点ずつ刻めたりするので、抵抗できたりします。

その他、細かい構築は、前の記事で触れましたので、そちらも合わせてご確認ください。(端折ってすみません💧)
そのため、あとは変更点です。サポ枠です。

イケメン出動

今回の構築は、環境メタのために入れたオンバーンラインによって、かなり動かし方が難しくなってます。そのため、進化ラインをかかえながら動きたいことが多いので、ハンドを増やしやすいマツバの確信を2枚採用しています。博士、セレナとは好みで使い分けてください。

一方、枠をポケモンに割いたことで、エネを15枚に絞ってます。チラチーノを2回動かすにはかなりギリギリのラインです。エネのご利用は計画的に。

▪️オンバーンを使う対面と動きについて

このデッキは、今流行りの古代バレットやロストバレットをメタりつつ、今後出てくるルギアメタをメタることに主眼を置いてます。

オンバーンの動かし方は主に3点

⚫︎そのまま上技連打で完封する。ダブルターボ手貼りで動けるのでアーケオス落とされても痛くないため、独立して役割を遂行できます。
⚫︎対策で出てきた進化ポケモンの技を受けた後、逃げゼロで交代して後続アタッカーで相手の対策札をつぶす。
⚫︎あえてオンバットのままベンチに置くことで、ボスやキャッチャーを優先して使わせて、チラーミィやアーケオスを温存する。


オンバーンを使いたい対面は下記のとおり

⚫︎ロストバレット
⚫︎古代バレット
⚫︎トドロクツキ
⚫︎未来バレット
⚫︎ミライドン
—————————
⚫︎パオジアン(検証中)

以下、補足します。

⚫︎ロスバレ
カイナ、ツキなど、捲り性能が高いカードが並びます。ミストでヤミラミやツキは、ケアできるものの、オンバーンをだすと、一気に制圧できます。神殿➡️くるえぐる以外の勝ち筋をロックできるのが強いです。

⚫︎古代バレット
炎エネ入ってない構築はオンバーン出して、ベンチを取られてもサイド6にならないように運用すれば、相手は詰みます。
仮に炎エネあれば、器かオーリムを使うので、デッキの動きでわかります。
炎エネつきのコライドン下ワザは3エネ要求のため、やや要求重いです。
オンバーンを殴られてもワンパンできないので、下げてカビゴンかチラチーノでコライドン取ると、相手はオンバーン取るためのコライドンを準備するために高い要求を押しつけられます。その間に2体目のオンバーン準備すると、かなり相手側キツくなります。

⚫︎トドロクツキ
ミストエネのおかげで安定感あるため、あえてオンバーン使わなくてもいいのですが、最悪、後1でルギア取られても、オンバーンにミスト貼ってワザ使えたらアッセンブルできなくても、完封しにいけます。
裏目はやはり神殿。今後徐々に増えるかもしれませんが、展開に関係ない札を構築単位で強要できる時点でルギアが強いです。

⚫︎未来バレット
プライム➡️ボスしか勝ち筋ありません。2体目のオンバーン出したらほぼ、詰みます。
今後カウンターキャッチャーやボスを大量に入れた構築が出るかもしれませんが、そこまで構築変えないといけない時点でだいぶ、オンバーンの処理がしんどいです。
となると、考えられるのは、オンバーンにら進化する前に叩きにくることです。
そのため、この対面はいかに早くオンバーンで殴れるかにかかっています。
オンバーン入りの場合は、やるかやられるか、先に動けた方が勝ちの対面になりそうです。

⚫︎ミライドン
今回の構築の真の目的です。
今の環境にミライドンなんていないのに、なんで?と思われるかもしれません。
違います。今後絶対増えます。
ルギアがこれだけ勝ったら、どうするか、メタを貼ります。誰でも。
神殿貼ってもたいして止まらないのも、すぐバレます。
なら、次に来るのはミライドンです。
今回の構築はルギアの勝ち馬を阻止しに来るミライドンをあらかじめメタるために作ってます。ルギアの繁栄のためには、骨身を惜しみません。『ミライドンなら簡単にルギアに勝てる』という概念を先に破壊することに意味があります。
いつかミライドンが流行った時にこの構築を思い出していただければ幸いです。

殴れる札はレジエレキVmaxですが、ダイライデンではオンバーンをワンパンできません。オンバーンは被弾しても、逃げゼロで交代してチラチーノでころころしたら、簡単にサイド3をもぎ取れます。
プライムキャッチャー➡️ボスで処理してもオンバーン2体目の処理は今の構築では難しいです。
釣り出したレジエレキを2回ころころすれば、勝てます。
あなぬけのひもがなくなったのが、かなり大きいです。


▲(研究中の対面)パオジアン
環境上位のパオは、なかなかサイド2を出してくれないことが、気がかりでした。
そのため、相手のサイド2を引っ張り出せないなら、セグレイブを引っ張り出せばよい。ここでオンバーンラインが活躍します。

オンバーンに殴れるのは、セグレイブ、ビーダルなどのシステムポケモンです。
つまり、オンバーン出したら、システムポケモンで殴るかプライムボスしないとオンバーンをとれません。

オンバーンで攻撃したあとに、セグレイブで130点刻んでくる場合、逃げゼロで引いて、カビゴンをぶつけます。
すると、こちらはボスを使わずにサイド1押しつけながら、セグレイブ取ることができてしまいます。

残り130ラインが絶妙で、仮にプリファイくらっても耐えます。ただ、カイオーガが負け筋になります。
2体目のセグレイブ出てきたら、非エクで狩るだけで、サイド1押しつけができるため、普段とは違う戦い方ができます。
私がパオの理解度が低いため、ここは引き続き検証します。

▪️当日のマッチアップ

今回は4戦ともオンバーンが刺さる対面ではありませんでした。それでも勝てます。それだけ今のルギアが強いことの証明になります。仮にオンバーン刺さる対面なら、もっとラクに勝てます。

⚫︎1試合目
 デカヌチャン
 ⭕️先攻6-4
    スタートルギア
いきなりオンバーンを使わない対面。チラチーノが大切になります。相手は初手ポフィン2枚でノコッチ逃げからのジラーチを押し付けてこられます。
次のターンに最速アッセンブルしますが、裏を呼べないので、仕方なくジラーチをルギアでパンチ。
ここから、相手がノココッチ2面とマツバによる大量ドローでルギアをワンパンされます。
こちらもチラチーノでワンパンし返しますが、リバーサル非エクデカヌチャンで切り返され、カビゴンでビートする展開に。最終的にネオラント➡️ナンジャモでハンド細くして相手のアメを沈めて勝ち。

⚫︎2試合目
 イダイナキバLO
 ⭕️後攻3-0(種切れ)
 スタートチラーミィ
 相手も事故気味。こちらもルギアにアクセスできなかったが仲間を呼ぶでルギア召喚。次のターンも相手はエネが引けず。展開ほそいため、こちらはジニアからハイパーアーケアーケで速攻をしかけ、畳みかけました。
お相手が事故ってたので、取らせていただいた試合でした。

⚫︎3試合目
 ディアルガ
 ⭕️先攻6-5
こちらはルギアスタートで、エネはなし。アロマでチラーミィ出してエンド
お相手は、ネスト〜ポフィンでダンバルとディアルガ2、ミュウでフル展開され、リスタートからペパーで後1最強の動きをされる。
こちらも博士とハイボで最速アッセンブル。今日はデッキの機嫌がいいです。
そのまま、アッセンブルしてダンバル倒す。
次のターンにメタルメーカー2面でディアルガにエネがつき、スタークロノスでルギア被弾。ボス連打されたらアーケ枯れてたので、危なかった。そのままルギアを取られます。返しにチラチーノでワンパンしますが、ここでミス。ルギアが生き残る想定で220点作ったため、チラチーノと合わせて、白エネがなくなり、2体目のチラチーノで280点出せず、カビゴンでも180点出せない苦しい展開に。
ルギアを速攻で取られたのが仇になる。
ですが、相手もエネが細かったので、カビゴンでウラのメタングをとり、残りサイド2にして、チラチーノ、カビゴンを準備。
相手はメタングでエネ加速できず、後続が立たなかったため、カビゴン、チラチーノで正面2パンプランが間に合い勝利。
オンバーンここまで出番ないですが、キッチリ勝てるのはデッキパワーの強さを感じます。

⚫︎4試合目
 カビゴンLO
 ⭕️先6-0
最終戦は強豪のプレイヤーとマッチ。そして、スタートオンバットという厳しい展開。
ロトムスタートだったが炎エネ手張りでカビゴン出してきたのでLO確定。
ここで、炎エネを見たので、最近のレシピを想定。
初手ルギアvをベンチに出して番を返す。
カビゴン対面なので、シングルアッセンブルでいきたいところ。オンバットは、10点刻めるのでミミッキュ対策で進化させず置いておくことに。次のターンにマツバからシングルアーケでジェット手ばりからルギアで攻撃開始。
その後キャッチャー祭りでアーケ縛られるも、焦らずに番を返しチャンスを伺う。
この対面は絶対にジェットエネはヤマに残す。ギフトを序盤に切る展開に。
途中で自分がしたかったプランを試すことに。
ハンドに魚を引いてしまったのだが、ナンジャモが沈んでいたため、あえて博士で魚をトラッシュに送り、マンタインを場に出させるようにプレイ。相手は次のターンにマンタインを出してくれたので、縛り解除されたところで、マンタインではなく、ウラのカビゴンをとり、相手のベンチにロトムとマンタインを並べることでボタン1枚ではカビゴンだけにできない盤面に。
相手のピーニャサイド落ちにすくわれたところもあるが、最終的にジェット4枚を駆使してチラチーノでマントカビゴンを倒し勝利!

▪️さいごに

私の実践では刺さる対面がなかったものの、古代バレットに完封できるポテンシャルはめちゃくちゃ強いです。
刺さらなくても勝ち切れる。それが逆にルギアの強さを裏付けてると感じました。
また、今後ミライドンが増えても、自信をもってルギアを握れるレシピになってます。
ルギア使いの皆様のさらなる活躍を祈念しております。
今後ともぜひよろしくお願いいたします!

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