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入店審査

食事時でない時間帯に、レストランに入った。
案の定、客席はガラガラ。
前のおばさんがただ一人、通路で何が店員と話している。
この頃のレストランは、「お好きな席へドーゾ」が一般的なので、横をすり抜け座ろうとした。

突然、店員が「お客さん、順番を守って下さい」と私に言った。
エッ何故?
ガラ空きじゃん?

おばちゃんとの会話は、直ぐ終った。
何の話だったのだろう?
順番を守れと言うのは、何が重要な説明が有るのかな?

しかし、気勢をそがれ、ここに残る気はなく、出口に向かった。
すると店員がまた、私に向かって大きな声でこう言った。。
お好きな席をドーゾ!」

ドーゾ



もしかすると彼は研修中なのかも知れない。
マニュアル通り、やるべき事を言っただけなのだろう。
でも、こんな奴が、将来なにか事件を起こすんじゃないかと感じた。
臨機応変に対応する事は、人間相手には、特に大切だと思う。



韓国だったか、高校生の団体を乗せた観光船が、違法改造をしており、航行中バランスが崩れ、それが原因で沈んでしまった事が有った。

その時の乗務員の対応は、「落ち着いて動かないで下さい」を放送で何回も繰り返したそうだ。
高校生はそれに従った。
それ以降、乗組員がパニック状態に陥ったのか、又は忘れたのか、案内、指示は一切無く、多くの高校生が亡くなった
強制力を持ち、指示をするなら、最後まで責任を持ち、安全を図るべきだ。
それが出来ないのは犯罪と同格だ!
「お好きな席をドーゾ」を告げるだけの、足止めならそれは無駄。
また権限を持った人の勘違いならそれは犯罪?だね。

拙い文ですが、溢れ出る思いを、人に伝えたいと願っています。日常にある小さな出来事ばかりですが、その視点により皆が幸せになれると嬉しいです。何より読んで欲しいと切望しています。宜しくお願いしますね!