🥇ゴールデンウィーク金沢旅行記🥇

せいたろうくん

2024年5月13日 23:52

こんばんわ
せいたろうです☕

みなさんGWはいかがお過ごしだったでしょうか。
僕は行きたいと思っていた石川県金沢市に北陸新幹線を使って行ってきました。

目当てはもちろん「金沢城」です！
２日かけて金沢城の周辺を歩き回ってきましたので撮ってきた写真と共に紹介したいと思います。

４月２９日

１１時

東京駅に到着。
北陸新幹線「はくたか」敦賀行きに乗車。

１２時５０分

JR東日本「東京駅」「上野駅」そして埼玉県「大宮駅」、群馬県「高崎駅」そして長野県「長野駅」へ進んでいきました。

１３時３０分

JR東日本「飯山駅」の後、新潟県「上越妙高駅」へ。ここからJR西日本の駅になります。
そして新潟県「糸魚川駅」富山県「黒部宇奈月温泉駅」へ。
車窓からまだ山頂が白い立山が見えました。

１４時

富山県「富山駅」「新高岡駅」、そして目的地の「金沢駅」に到着して下車しました。
高崎～長野まで寝てたんですが、その後は景色を見ていたらあっという間でした。

１５時～１８時

金沢を探索。
これは雪が積もっても大丈夫なフラット型LED信号機

専光寺
真宗大谷派の寺院です。

金沢城惣構跡
「惣構え」とは、城下町を敵の攻撃から守る為に堀や土手で囲んだものです。金沢には二重の惣構えがあったそうです。

金沢近江町市場
藩政時代から金沢市民の台所として親しまれてきた市場だそうです。
中には入らなかったんですが、店もいっぱい入ってそうで多くの人が出入りしてました。

尾崎神社
金沢城北の丸に場所にあった神社です。金沢城の北西にある神社です。
もとは家康を祀る「東照三所大権現社」として建立されました。
明治７年に尾崎神社と改称したそうです。
中には入りませんでした。

伴天連屋敷跡
尾崎神社から南へちょっと進んだところにある標識です。
金沢城の前田家は元キリシタン大名の高山右近を客将として迎えていた時期がありました。高山右近の指揮で金沢城の惣構えの掘削や富山高岡城の縄張りが行われたとか。

花を食べる雀

鼠多門橋
尾山神社から金沢城の鼠多聞橋へ渡ることができる横断歩道橋があります。
橋の下は今は車道になってますが元々はお堀だったようです。

玉泉院丸の石垣

尾山神社東神門
尾山神社の裏の方（東参道）から入るところに建っている門です。
金沢城二の丸御殿にあった一間一戸の向唐門むかいからもんをこの場所に移動させたものだそうです。

尾山神社庭園
もとは城の西に張り出した「金谷出丸」という出丸だったそうです。
江戸時代中期以降、隠居した藩主や世継ぎなどが住む「金谷御殿」が建てられました。
そして江戸末期に尾山神社が創立されるにあたって作庭されたそうです。
奥にある滝石組が美しい音を奏でてました。

前田利家公の像

まつの方の像

尾山神社神門
明治に入り、かつて金谷御殿だった場所に「前田利家」を祀る神社として尾山神社が建築されました。その際に正門として建てられた門です。
当時前例のない和漢洋折衷の神門は、強いて伝統を踏襲せず堅固さをめざしたと言われています。
三層目にはギヤマンが嵌められ、かつてここに灯を点して金石近海を通る船の灯台の役目をしていたんだとか。
ロマンチックですよねえ…

鼠多門
金沢城の西側に位置する門で、門の上に櫓がある櫓門形式の城門です。
歴史家の森田平次によると多門櫓たもんやぐら（長屋状の櫓）を渡した門で、壁の色が鼠色だったからと推測されています。

玉泉院丸庭園
２代目藩主前田利長の正室「玉泉院ぎょくせんいん」が屋敷を構えていたため玉泉院丸と呼ばれるようになったそうです。
地震の影響なのか中には入れませんでしたが、とても見事な庭園でした。

いもり坂
明治時代以降に作られた通路で、江戸時代にはなかったものだそうです。
寛永（1624~1644）頃から寛文（1661~1673）頃の石垣が見れます。

二の丸と本丸の間の空堀

松坂門跡
重々しい石垣が見れます。
白い花が植えてありました。

三十間長屋
金沢城では、倉庫と防壁を兼ね備えた建物を「長屋」と呼び、長さで三十間長屋さんじっけんながやや五十間長屋ごじっけんながやと呼ばれました。一般的に所謂「多聞櫓」と呼ばれているものです。

極楽橋
二の丸と本丸附段の間の空堀に架かっていた橋。
名前の由来は金沢城の前身の浄土真宗の寺院「金沢御堂かなざわみどう」に由来すると伝わるそうです。

鉄門
創建は不明で、寛永の大火（1631）以降、二の丸から本丸に入る正門となったそうです。

戌亥櫓跡
本丸の北西（戌亥いぬいの方角）にあった櫓跡です。
近くになんか変なアーチがあったのでそれを撮ってました。

戌亥櫓からの景色

本丸
金沢城の本丸天守ってどんなんだっけ？と思っていらっしゃる方おられますでしょうか。
かくいう自分もここへ辿り着くまで金沢城の天守があるのかないのかよく分からない状態でした。
では御覧に入れましょう。これが金沢城の本丸です。

そう、森なんです。それもかなり鬱蒼とした森です。
森は大事に管理されていて豊かな生態系を育んでいるとか。

丑寅櫓跡
本丸の東北（丑寅うしとらの方角）にあった櫓跡です。
櫓を支える野面積みの石垣は文禄元年（1592）の築造と考えられ、金沢城最古の石垣なんだそうです。

土蔵（鶴丸倉庫）
もとは「東ノ丸附段」と呼ばれる場所で、幕末に建てられた切妻屋根の倉庫です。明治期に鶴丸倉庫の名で呼ばれるようになったそうです。

南門跡
三ノ丸と鶴ノ丸とつなぐ門で、三の丸と鶴の丸の間は空堀や土塀で区切られていたようです。

辰巳用水たつみようすい

橋爪門
寛永の大火（1631）以降に整備された二の丸の正門です。
高麗門こうらいもん形式の「一の門」、石垣と二重塀に囲われた「枡形」、櫓門形式の「二の門」からなる枡形門形式です。

旧第六旅団司令部
かつて金沢城に陸軍が入っていた時代の明治31年に建てられた木造平屋建ての建造物です。
側溝から聞いたことないカエルの鳴き声がしてました。

河北門
金沢城の三の丸の正門が河北門です。こちらも橋爪門と同じく枡形門形式です。「一の門」は高麗門形式で、橋爪門の一の門よりやや小さい門になってます。

造られた時期の違いが境目で分かりますね。

石川門
金沢城の搦手門からめてもん（裏門）として重要な位置にある門です。こちらも枡形門形式の造りになります。

兼六園への通路

大手堀の石垣
粗削りの石垣は慶長（1596~1615）頃のものだそうです。荒々しくていいですね。石垣に木の根っこが絡みついてて歴史を感じます。

１９時３０分

夢中になって城巡りしてたら日が暮れ始めたのでここで切り上げてホテルにチェックインして晩御飯にすることにしました。
夕飯は金沢駅のゴーゴーカレーを食べることにしました。
「兼六カレー」というほかの店舗では見たことないメニューがあったのでこれを注文しました。なかなかのボリュームでしたがお腹すいてたのでペロッと食べきれました。

４月３０日

９時４２分

ホテルのバイキング形式の朝食を食べて、また金沢周辺を歩きました。
この日の目標は「兼六園」に行くことです。

１０時

町民文化館
この日はあいにく閉まってました。もともと明治４０年に「金沢貯蓄銀行」として建築された歴史のある建物みたいです。

枯木橋
現在架かっている橋は100年以上の歴史があるそうですが、橋自体はさらに遠い昔からあるものだそうです。
昔は惣構えの堀に架かる橋だったみたいです。

金沢文芸館
金沢ゆかりの作家・五木寛之氏の全著作品、愛用品や直筆原稿などが展示されているみたいです。ここも閉まっていたので入れませんでした。

１０時３０分

大手掘の石垣
このへんも江戸初期のものですね。粗くていいですね。

大手門（尾坂門）
金沢に客将として招かれていた高山右近の指導により、西丁口（現在の黒門口）にあった大手門を尾坂門に移動したと伝わっているそうです。
屋根付きの門（棟門）が設けられていたそうです。
石垣は重量感があって迫力があります。

新丸
慶長４年（1599）頃に新たに拡張された郭くるわがあったそうです。
東側には越後屋敷とよばれる屋敷があり、西側には城内の建築工事を司る作業場や、登城した藩士の食事を用意する下台所があったそうです。
今は広場になっていて、この日は小学生が遠足に来てました。

１１時３０分～１２時４０分

兼六園
江戸時代の延宝４年（1676）に６代藩主・前田綱紀（つなのり）が自己の別荘を建てて、その周りを庭園化したのがその始まりとされています。
日本三名園のひとつに数えられる名園です。

１３時～１５時

石川県立美術館
兼六園の南にある美術館です。美術館内のカフェで小腹を満たしました。

天下五剣のひとつ「大典太光世」や粟田口吉光作の短刀「前田藤四郎」、郷義弘作の「富田江」などが展示されていて、これを目当てに来てると思われる女の子たちもいました。

１５時～１６時

国立工芸館
「旧陸軍金沢偕行社」と「旧陸軍第九師団司令部庁舎」の中に国立工芸館という施設が入っています。令和二年にこの二つの建物が移動されてきたばっかりだそうです。
旧陸軍第九師団司令部庁舎が簡素なルネサンス風の外観をしているのに対し、将校の社交場であった旧陸軍金沢偕行社はバロック風の曲線を多用する意匠をしています。

ポケモンマンホール・ポケふた「ミロカロス」

いしかわ赤レンガミュージアム
県立歴史博物館と加賀本多博物館が入った赤レンガの建物です。
中庭には辰巳用水に使われた用水路が展示されていました。

石浦神社
由緒ある神社のようです。春祭が行われていたのか出店が出ており、部活帰りのジャージ姿の地元の高校生が何か買い食いしてるのとすれ違いました。
こういうノスタルジックな光景っていいですね。

１９時

天然温泉健康ランド「ゆめのゆ」
ホテルに帰って一休みしてからまた駅に移動し、無料のシャトルバスで地元の健康ランド「ゆめのゆ」に行きました。
二日間歩き回ってとても疲れたのでゆっくりつかってきました。
露天風呂に行くと霧雨が降り込んでいました。長く浸かって熱くなった体を冷たい雨がぽつぽつとあたるのもまた気持ちが良かったです。

お風呂から上がって、併設されたお食事処で天丼とイカゲソ天とレモンサワーをいただきました。
二日間の疲れが一気にふっとんだ気がしました。

５月１日

１０時

ホテルで朝食バイキングを済ませてチェックアウトしました。
暇だったので駅のコンビニでカフェラテとチョコを買って食べました。

１１時

金沢駅から新幹線「つるぎ」で敦賀駅まで移動しました。

１２時２０分

敦賀駅に到着。
駅の近くのイタリアンレストランでエビのフリットと茸のリゾットを食べました。

１３時２０分

快速で敦賀から京都へ移動しました。
阿闍梨餅をおみやげに買って帰りました。

１５時２５分

新幹線のぞみで京都駅から福岡駅へ移動しました。
そこから特急で移動して、実家に帰りました。
実家に到着したのは２０時でした。

帰りはもう気が抜けて写真全然とってません…

冬に行った鳥取の旅行はあまりじっくり街を歩くことができなかったのですが、今回は思う存分歩き回ることができて満喫できた旅でした。

また石川に行く機会があったら今度は能登の方や加賀温泉のほうにも行ってみたいなあと思います。

お盆には山口県にいる友達や大分県にいる弟のところに行こうと思ってます。お楽しみに。

ではまた。

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