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デッドプール&ウルヴァリン感想

こんばんわ☕
せいたろうです

デッドプール&ウルヴァリン!
アメリカ本土の公開に先駆けて7/24(水)に日本で公開されました。
僕はネタバレ喰らうのが嫌だったので、日本公開日の7/24(水)に仕事終わりにレイトショーで見てきました。
週半ば、明日も仕事あるけど…と思いつつ観に行きましたが、もう最高すぎて、明日も仕事がんばるぞ!ってなりました!ありがとうデッドプール!ウルヴァリン!

以下ネタバレ有


感想

待ちに待ったデッドプールの3作目。
ちまちまと予告編出てたけど、やっぱ一番ぶちあがるところは予告でも控えめでしたね。やっぱそこは隠すよね。
何のこと言ってるかというと反カサンドラのチームメンバー!そんでビヨンセのシーン!

ローラ・キニー(X-23)はまあ出てくることは直前の予告で明かされてて、まだなんか出てくんの?って思ってたら…

クリス・エヴァンス!
正直最初は「ああ、へー出るんだ」って感じでした。まあちょっとしたカメオだろうと。フリーガイでもクリエバ出てたもんなーと。
そしたら、「発火(フレイム・オン)!」するんだもん!
「おおおおお!!!」ってめちゃくちゃでかい声出てしまって、後でちょっと恥ずかしかったです。
2005年のファンタスティック・フォーが出た時は映画館では見てないけど、金曜ロードショーかなんかで見てたんですよね。
そのときは僕は小学生か中学生だったと思います。ジョニーってなんかチャラチャラしててむかつくけど、フレイム・オン!するたびにドルガバの服燃やすのとかよく笑ったなーって思い出してました。

エレクトラ!
あった!映画版デアデビルのヒロイン「エレクトラ」のスピンオフ!見てないけど!
TSUTAYAにビデオ借りに行くとき「ファンタスティック・フォー」とか「スパイダーマン」とか「X-MEN」とかの隣にあったなー、「エレクトラ」。ついぞ見る事なかったけど…!
僕はエレクトラの思い出ないですが、なんか近場のTSUTAYAの雰囲気とか音とか匂いとか鮮明に思い出しました。だいぶ昔につぶれたけど懐かしい思い出。

ブレイド!
てかウィズリー・スナイプス!よく出てくれたなー。
ブレイドはMCUで新作が作られることが発表されていますが、そっちじゃなくファンタスティック・フォーとかエレクトラよりちょい前にやってた「ブレイド」の方ですね。
ブレイドは公開されたときは全然ターゲットになる年じゃなかったので見てなくて、大人になってから観ました(ちょっとはまらなかったけど…)
僕にとっては「違うそうじゃない」のネットミームだけが思い出です。

ガンビット!
チャニング・テイタムのガンビット!おめでとう!ついに実写化なった!
アニメX-MENでも準主役級の活躍だったガンビット(レミー・ルボー)ですが、映画X-MENシリーズでは全然出てこないけど、がっつり活躍してもおかしくないくらい超人気キャラです。
超人気キャラゆえに単独作の話も上がりました。出したら絶対ヒットすることが約束されたキャラなのでタイミングを計りつつ大事に扱われてたんでしょう。でもFOXが先延ばし先延ばししてるうちにディズニーに買収されてぽしゃりました。
このへんは最近だし僕もマーベルにガッツリ嵌ってた時期なので、「は?」ってなったの覚えてます。
本編でレミーがここで生まれたって言ってたのはそういう事ですね。
トランプにキネティックエナジーを込めて投擲するの、バリかっこよかったー

ローラ・キニー!
出るの分かってたけど、やっぱ出てくると嬉しいもんですね。
「ローガン」のときよりやっぱ大きくなってて、あの無口だったローラがしゃべれるようになってて、良かったっすねえ。
敵と戦う時に花柄のサングラスつけるのも、変わってなくてよかったなあ…

「虚無(ヴォイド)」って存在が、「神聖時間軸」を揺るがすものたちを剪定して送られる先なので、やっぱ「FOX」の世界が終了という、第四の壁を超えることができるデッドプールらしい現実世界とリンクさせたストーリーだったなあと思いました。
「無かった事にする」のでは無く、「どっかで続いている」ってことにしたのが優しいなあって思いました。
デッドプールがまたMCUに絡んでくるかわからんけど、どっかで仲間たちに囲まれて暮らしてるんだよってだけで僕は大満足です。

あと、ビヨンセのシーンの話もちょっと。

とんでもない数のデッドプールの変異体!コミックに出てきたり他の媒体に出てたり立体化してたりする顔なじみの奴らもいて、めっちゃ嬉しかったですねぇ…
しかもあのシーン、たぶんライアンレイノルズ主演の「フリーガイ」のオマージュなんかな、めっちゃ笑ったー

全部は拾いきれないけどこんなん出てました。いちおう名前だけ。
・ドッグ・プール
・ナイス・プール
・レディ・デッド・プール
・キッド・プール
・ヘッド・プール
・ベイビー・プール
・禅・プール
・カウボーイ・デッド・プール
・ゴールデンエイジ・デッド・プール
・デッド・プール2099
・ピーター・プール
e.t.c…

結局、時間軸的にはどうなってんのか

映画X-MENシリーズってMCUよりまえから「時間軸の分岐」概念が存在していて、「フューチャーパスト」とか「デッドプール2」で過去を修正して未来を変えることをやってきました。
つまりそれをやる度に時間軸が分岐していることになります。
ではちょっと整理しましょう。

Earth-10005

最初のX-MENシリーズおよびウルヴァリンシリーズの世界線です。
内容は以下。
・X-MEN(2000年公開)
・X-MEN2(2003年公開)
・X-MEN:ファイナルディシジョン(2006年公開)
・ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009年公開、時代は1845年~)
・X-MEN:ファーストジェネレーション(2011年公開、時代は1962年ごろ)
・ウルヴァリン:SAMURAI(2013年公開、時代は1945年~)
・X-MEN:フューチャーパスト(2014年公開、時代は2023年)

Earth-TRN414(非公式)

フューチャーパストでウルヴァリンがトラスクの死を止めたことで生まれた世界線。つまりEarth-10005の1973年以降の分岐。僕はこの時点で正史がこっちに移ったものだと思ってたんですが、デッドプール&ウルヴァリン見て違うことに気づきました。
・X-MEN:ファーストジェネレーション(時代は1962年)
・X-MEN:フューチャーパスト(時代は1973年)
・X-MEN:アポカリプス(2016年公開、時代は1983年)
・X-MEN:ダークフェニックス(2019年公開、時代は1993年)
・デッドプール(2016年公開)
・デッドプール2(2018年公開)
・ニューミュータンツ(2020年公開)

Earth-17315

映画「ローガン」の世界線。2029年時点で25年間ミュータントが生まれなかったことでミュータントが滅びかけている。
・ローガン(2017年公開、時代は2029年)

と、こんな感じの世界線が存在するとされています(デッドプール2で何個か世界線ができた気がするけど)

デッドプール(ウェイド・ウィルソン)が過去改変を行ったのがデッドプール2公開年と同じ2018年のようです。このころ何やかんやあってヴァネッサとお別れしたようですね。
でも誕生日にはヴァネッサを含めネガソニックやユキオなど仲間たちにお祝いしてもらっているみたいです。

TVAにウェイドが連れていかれたときには「やったのは6年前だろ」といってたと思うので、デッドプール&ウルヴァリンの舞台も公開年と同じ2024年と考えられます。

TVAの側面から見ても、どうやら体制がカーンからロキに代わった後のTVAという気がするので(B-15がミニッツメンではなくなっている。ラヴォーナがいない。メビウスがいない。)ロキおよびロキ2の続きと考えてよさそうで、この出来事が起きたのが2023年ごろ(時間織り機が壊れたことでワンダが他のユニバースの存在に気づいたとき)なので、その後になります。
スパイダーマン:FFHからNWHが2024年の夏~冬、ドクターストレンジ:MoMが2024年の秋に起きた事とされているので、実際はこの頃に起きた出来事と思われます。

ウェイドはヒーローネーム「デッドプール」としてEarth-616(神聖時間軸)に行ってアベンジャーズに入ろうとしました。ハッピーの役職もスパイダーマン:FFHおよびNWHで言ってたやつなんでこの頃と考えていいと思います。

なぜEarth-10005が終りかけてるのか

20世紀フォックスがディズニーに買収されたから。
ではなく、まあズバリ、ミスターパラドックスが言ってた通りこの世界の「アンカー」ことウルヴァリンがいなくなったからですが…。

未だに整理できてないところはあるんですが、今時点で僕がこういうことかな?と思っていることを書いておこうと思います。

まず、前提として
・Earth-10005がX-MENの「正史」である。
・Earth-TRN414は「分岐」である。
・Earth-17315ニアイコールEarth-TRN414である。
と定義します。

この場合、正史の2023年に「フューチャーパスト」が起きたことで、ウルヴァリンの精神が過去に移動し、Earth-10005のウルヴァリンが亡くなります。するとアンカーを失ったこの世界の終了が決定します。

正史の終了が決定したことで、分岐の終了もまた決定します。
それでEarth-TRN414世界でウルヴァリンを探してみたら既に骨になってた(Earth-17315でウルヴァリンが亡くなったのは2029年という設定だったがもっと早くなった)。

といったとこだと思います。たぶん。
虚無(ヴォイド)にいたローラ・キニーはEarth-17315の彼女で、TVAによって剪定されたと考えられます。

最終的に「ウルヴァリン以外のミュータントが全滅した世界線」のウルヴァリンがEarth-10005(Earth-TRN414)に来たことでこの世界は存続することなったということでしょう。
そしてウェイドの懇願でローラ、エレクトラ、ブレイド、ガンビットらは自分たちの世界に戻してもらっていました。これ許されるのもロキ体制ゆえですよね。

そういえば、Ms.マーベルのポストクレジットで出てきたハンク・マッコイ(ビースト)はEarth-10005の方でした。
なんとなく、Earth-10005でも今まで出てきた世界線でもない別の世界線っぽいですね。

ミスター・パラドックス

ミスター・パラドックスという人物が出てきました。
メビウスと同じくTVAの中間管理職で、Earth-10005を担当しています。
演じたのはマシュー・マクファディン。英国訛りの鼻につく感じが最高でした。
原作にもミスター・パラドックスが出てきますが、そっちではメビウスの変異体です。他の変異体としてはミスター・ウロボロスやミスター・テッセラクトがいます。
ミスター・ウロボロスはロキS2で出てきたO.B.ですね。

ミスター・パラドックスはどこかへ連行されてましたが、またどこかで出てくる可能性はあります。ラヴォーナと出会ったりするとちょっと怖いですね。

TVAという組織はマルチバースサーガの間はたびたび出てくるでしょう。次はファンタスティック・フォーがあやしいなと思ってます。因縁深いので。
カーンもファンタスティック・フォーと因縁ありまくりですし。


ちょっと感想だけ書くつもりでしたが、ちょっと頭の中で整理できてないところを書きだしたりさせてもらいました。

またちょっと整理出来たら今のMCUの全体像とかまたまとめるかもしれません(今年中にやれたらいいかな…)

あと、最初の方で流れた*NSYSCのBye Bye Byeを最近すごい聞いてます。頭から離れません。エンディングのグリーンデイもよかったけど。やっぱTVAをぶっとばしながら踊ってたデッドプールがずっと頭から離れない…

ちょっと感想にしては長すぎますがこんなとこで。
では。

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