WARの改善:Relief pitcherの役割(Part2)
要約
career wOBAがgame wOBAに少し近い形で追跡しているように見える。
思いついたのが、「選択bias」である。投手のcareer指標(登板日数と休養日数)を、現在までとそれ以降の成績に分けると、それまでの成績が選択bias。それまでの成績で、監督はどの投手を早い回に登板させ、どの投手を遅い回に登板させるかを選択するだろう。しかし、そのうちいくつかは単なるrandomな変動であり、本当の才能ではない。
才能を偏りなく測るには、そのperformanceを回帰させればよい。もっと良い方法として、career以外の成績を使う事もできる。このように、優秀な投手は遅いイニングで投球している事がわかりますが、当初考えていたほど劇的な差はない。
そこで、現在までと残りのcareerを逆算して、最新graphを作成した。この2つの偏りのない指標は、加齢による変化こそあれ、互いに非常によく一致していることがわかります。現在までの成績は20代の成績に重きが置かれ、残りの成績は30代の成績に重きが置かれます。
いくつかの一般的な結論を出す事ができる。早い回に試合に出る投手の質は、真の才能のwOBAが.325程度であるのに対し、実際の成績は.335に近くなる。早いinningの投手はより長く投げることが予想されるため、10ポイントの影響が見られるのはこのためである。その反面、late inningの投手たちがいます。彼らは本来の実力より2、3ポイント低いwOBAを記録している。
したがって、その差は12~15point程度であり、(全)救援投手と先発投手の間の差の約半分となる。つまり、Long relief投手は先発投手とShort relief投手の中間的な扱いを受けるべきという結論になる。
career指標(登板日数と休養日数)は、投手の救援登板での成績のみに基づいているのだろうか?もしそうでないなら、早いイニングに呼ばれた投手は、先発投手として投げたキャリアのイニング数の割合が多くなる可能性があるように思える。
クールだ! 回帰パラメータ(つまりwOBAとPAバラスト)は何ですか? これらはリリーバーとしてのパフォーマンスのみに基づいて決定されたのでしょうか?
#4 タンゴタイガー
通常200〜400PA、リーグ平均か少し悪いwOBAのどちらかを使う。 目的では、正確である事はあまり重要ではない。
#5番
理論的には、WARのRA9role変数は、投手のIP/Gに基づいて、3つ以上の値を持つことができます。余分な複雑さに見合うかどうかはわかりませんが、多分。
#6 タンゴタイガー 2022/12/12 (月) @ 19:25
私は、投手がSPであろうとRPであろうと、対戦打者数を使用する事を望む。
例えば、最初の6打席の勝率を.470とする。 その後、15人の打者と対戦するまで、対戦する打者ごとに勝率を.010ずつ下げていく。 これで下限は.380となる。
この調査をする前は、9と18をしきい値として使おうと考えていた。 しかし、今は変更する必要があるかもしれない。
でも、そうだね、どこまで複雑にするかという問題だね。 そして、(タイムズスルーオーダーの関係で)36人とは言わないまでも、27人の打者との対戦まで行かせるという議論もある。 でもその場合、0.010下げる代わりに、打者1人につき0.005下げるとか、そういうことになるかもしれない。
とにかく、まだ試行錯誤中だ...。
#7 rwperu34 2022/12/13 (火) @ 15:43
6で説明されている方法は、私がいつも見ている方法です。
私は長い間、イニングイーター先発投手が実際にチームを苦しめているケースがあることに不満を抱いてきた。しかし、ほとんどの場合、今日のチームはこのことを理解している。
もうひとつ考慮しなければならないのは、テコ入れだ。SPにLIを1だけ与えることはできないだろう。最適なのは、低レバレッジでは先発かロングを残してイニングを稼ぎ、高レバレッジではリリーフのエースに回すことだ。
LIを含めて先発投手を複雑にしすぎるのもどうかと思う。
先発投手のLIは0.94から1.05である。
より管理しやすくなるのであれば、精度をあきらめる価値もある。
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