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アラフォーがバイクの教習に行った話 その13

前回記事

この日は
急制動
という課題を初めて行いました。

40km/hまで加速した後に指定箇所でブレーキをかけ始め、
目安のラインまでに停止することを目的とした課題になります。

何を隠そうこの課題が一番不安でした。
急ブレーキでタイヤがロックして吹っ飛んだりとか、スピードを出し過ぎて止まれないとか、
凄惨な体験談が散見されたのでビビッていました。

とにかくフロントブレーキを急激に握りこまないように、リアブレーキを使いながら・・と意識していたら、
意外と簡単にできてしまいました。
ていうか焦らなくても十分停止できるな、と思いました。
四輪で適切にブレーキをかけられる人ならその感覚が応用できるとも感じました。

教官からのアドバイスは、

・クラッチを握るのは止まった後でもいいぐらい、
エンストしても減点はない
・ブレーキは一回でいい、何回も分けなくていい
(ポンピングブレーキでなくていい)
早めに3速までギアチェンジして速度を作る
ブレーキをかけ始める地点では少しエンブレがかかってていい

こんな感じでした。
クラッチを我慢するのは最初からできていたので、速度を安定して作ることが練度を上げるコツだなと思いました。
1速→Nをやってしまうとギアチェンジが遅れて速度が作りにくくなってしまうので要注意。

最初はビビっていた急制動でしたが、大型二輪の卒業まで
急制動で吹っ飛んでいったり転んだ人を見かけたことはありませんでした。
卒検でも急制動で失格になった人はいなかったように思います。
速度を作れなくても指定のラインまでに止まれれば減点なしのやり直しもできるので、
比較的成功率の高い課題だと思われます。

ただし、技術としては公道でも使う重要度の高いものになりますし、
速度オーバーすれば転倒の危険も大きくなります。
急ブレーキをかけるクセのある人は、早めに教官のアドバイスを聞き入れて矯正した方がいいと思います。

今日は上手くいったなーと満足しながら二輪教習の待機場に戻って、
ロッカーのカギを開けようとしたら開きませんでした。
どうやら暗証番号の設定をミスったみたいで、教官の方々に無理やり開けて頂きました。
迷惑かけてすいませんでした・・
そしていよいよライディンググローブが危険域の臭いを漂わせ始めてきました。
教習が連続していて洗う時間がないな、と思ったのでホームセンターで1500円ぐらいのを買いました。

次回はシミュレーションになります。またか・・


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