生理用品について

小ネタ集で書こうかと思ったけれど、本件については語りたい内容が多い。とりあえず書いてみる。


背景

以前、紙ナプキンを使用していないことを書いた。もし普通に紙ナプキンを使っていたら、生理痛は重い方なのかもしれない。
今の私は生理痛が少し重いくらいだと思う。子宮筋腫が影響しているかもしれない。ただ、思春期の方がかなり重かったと記憶している。段々と軽くなって、今は1日目と2日目だけ薬を飲んで問題なく生活できる程度である。調子が良ければ薬も飲まない。

今までの人生では、まだまだ紙ナプキンを使用していた期間が最も長い。しかし、紙ナプキンをやめてみたらとても楽になった。使用したことのある各生理用品について語りたい。

<私の使用生理用品遍歴>

生理開始〜大学生 : 紙ナプキン+生理用ショーツ
大学生〜社会人    : 布ナプキン+生理用ショーツ
社会人〜               : 月経カップ+吸水ショーツ

大学生の頃にタンポンを試してみようと思い購入したことはあるが、早々に断念した。理由は覚えていないが、とにかく合わなかったのだろう。

各生理用品

もっとうまくまとめている人がたくさんいる。新しい情報もどんどん出てくる。使用方法、種類、コスパ等の最新情報は各自調べてほしい。主に個人的な感想を書く。

紙ナプキン

言わずもがなである。最初はみんなこれだろう。他の生理用品が合わなかったときにどこに戻るかと言ったらこれだろう。使い捨てのため衛生的で、簡単に使用できるのが良いところである。
快適な紙ナプキンの研究開発をしている人達に本当に感謝しているし、絶対に必要なものなので、もっと良いものを作ってほしい。
ただ、悲しいことに良い思い出がない。

布ナプキン

一人暮らしをしていた大学生時代に布ナプキンを使い始めた。某NHKの情報番組で観て良さそうだったので、まずは専門店で少し購入してみた。生理痛が少し緩和された。少しずつ買い足して、紙ナプキンを使わずに1回の生理期間を過ごせるようになった。
洗って干す作業が地味に大変なのだが、生理痛が軽くなるのであれば面倒ごとでもやるくらい生理痛が嫌だった。

<初期のメリット>
・使い方が簡単なのですぐに使用可能
・少しずつ試しながら買い足すことが可能

<初期のデメリット>
・そこそこの初期投資

<全体的なメリット>
・装着が簡単
・かぶれづらさ
・生理痛緩和
・紙ナプキンの出費減少

<全体的なデメリット>
・装着時の厚み
・大きな容量
 持ち運びの際に嵩張る。
・メンテナンスにかける時間及び労力
 生理中に毎日布ナプキンを洗うのが大変。
・一人暮らしでないと困難
 つけ置き洗いで洗面台等を一時占領するため。

月経カップ

きっかけは覚えていないが、数年前に月経カップの存在を知った。知らない人は調べてほしい。抵抗はあったが、とりあえずネットで購入してみた。初めて妊娠するよりも前のことであり、小さめのサイズにした。
まずは布ナプキンと併用した。始めは頻繁に失敗するし、着脱に時間がかかる。取り外すのも大変で怖いとも思う。実際に慣れるまで根気強く頑張った。2回の生理で使ってみたら慣れてしまった。
慣れてからは月経カップと吸水ショーツを併用している。生理中のストレスのほとんどがなくなった。

息子死産後も妊娠前から使っていた月経カップを引き続き使用していた。妊娠前よりも装着しやすくなったが、うまく装着できたと思っても多い日に漏れてしまうことがあった気がする。
娘産後の現在は息子死産後に念の為に買い足していた少し大きめのサイズのものを使用している。息子死産後に大きめのサイズを使ってみても良かったかもしれない。これに関しては個人差があるだろう(息子は16週の大きさでの分娩だった。)。

<初期のメリット>
ほぼなし

<初期のデメリット>
・大きめの初期投資
・サイズ選びのリスク
・慣れるまで練習及び試行錯誤必要

<全体的なメリット>
・生理でないときと変わらない使い心地
・不快な匂い減少
・生理痛緩和
・小さな容量
 片手に収まるくらい。
 複数持ち歩く必要がない。
・メンテナンスの容易さ
 煮沸消毒は電子レンジでも可能。
・蒸れなさ
・かぶれなさ
・出費の減少
・温泉、プールの利用可能

<全体的なデメリット>
・着脱にかかる時間
・外し忘れる可能性
・出産によるサイズ変更
・メンテナンスが必要

吸水ショーツ

月経カップと布ナプキンを併用するのはそれぞれのメリットを享受できない。そこで、前述のように布ナプキンをやめて吸水ショーツを使うことにした。
今は生理中に常に吸水ショーツを使用している。生理が始まりそうなときと終わりがけは単体で使用している。"普通のショーツよりも吸水するショーツ" くらいに思っているので生理用品という感覚があまりない。
もし多い日に単体で使う場合は、1日に何回も交換する必要があるため、嵩張るし、メンテナンスにも時間がかかるだろう。
ただ、ほぼ普通のショーツである。月経カップと併用することで日に何度もショーツを交換する必要は無く、生理中ではないと勘違いするくらい快適になる。

まとめ

今は私が月経カップを購入したときよりも種類がかなり増えている。当時は国産のものが無かった。最近調べてみると手に取りやすい価格のものも多く驚いた。より使いやすいものがあるのであればスペアに買い足したい。
個人的には月経カップを人に強く推すが、使い始めが大変である。何回かやってみてどうしても無理であれば辞めた方が良いし、外し忘れる可能性がある人や抵抗感が強い人は無理に始める必要はない。
生理痛に悩んでいる人には布ナプキンや月経カップを検討してみるのはおすすめだし、生理痛に悩んでいなくても月経カップを試してみても良いと思う。

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